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食事写真から「いつ食べたか」を記録。パシャミール配信開始、睡眠と1週間のリズムを振り返る

食事の写真から撮影時刻を自動記録する「パシャミール」がiPhone・Android向けに登場。クロノバイトの鈴木政隆代表に、時刻の修正方法や誤判定への対処、利用者の声を受けた画面改善を聞きました。無料版・Premium・招待キャンペーンの違いも紹介します。

食事写真から「いつ食べたか」を記録。パシャミール配信開始、睡眠と1週間のリズムを振り返る
パシャミールの紹介ビジュアル。いつものカメラで撮った食事を記録するアプリです。(画像・資料提供:株式会社クロノバイト) 出典:プレスリリース

編集責任者 AKIMOTO

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夕食を食べたのは何時で、眠ったのはその何時間後だったでしょうか。食事を写真に残す習慣があれば、その撮影時刻から日々のリズムを見返せるのが「パシャミール」です。株式会社クロノバイトは、iPhone・Android向けに2026年11月4日から配信を開始しました。代表の鈴木政隆さんに、食事の時刻に着目したきっかけや、記録を使い続けるための工夫を聞きました。

いつものカメラで撮った写真が、食事の記録に

発表されたプレスリリースによると、パシャミールは写真ライブラリから食事の写真を見つけ、撮影時刻をもとに食べた時刻を自動で記録するアプリです。食品を検索したり、分量を入力したりする作業を省き、開始時には過去30日分の食事写真をさかのぼって記録を作ります。食べ物の内容に加え、「いつ食べたか」を残せる点が特徴です。

食事は24時間のタイムラインに並びます。iPhoneの「ヘルスケア」、Androidの「ヘルスコネクト」と連携すると、睡眠や運動も同じ時間軸で表示され、夕食から眠りにつくまでの間隔などを振り返れます。連携は任意で、食事の記録だけでも利用できます。

食事の写真と時刻、睡眠、運動を並べたタイムライン
食事と睡眠・運動を時刻順に並べた画面例。睡眠・運動の表示には連携が必要です。(画像・資料提供:株式会社クロノバイト) 出典:プレスリリース

出発点は、深夜のラーメンへの素朴な疑問

鈴木さんは2019年に食事履歴を自動で作るアプリ「食レキ」を構想しました。当時は写真認識に必要な学習データが壁になり、生成AIの進化を受けてパシャミールとして形にしたといいます。では、食事内容の管理から時刻へと関心が広がったのはなぜでしょうか。

もともとは食事管理を目的としていましたが、「深夜にラーメンを食べることは、なぜ体に悪いのか?」という素朴な疑問を持ったことがきっかけです。

鈴木さんによると、食事の内容だけでなく、いつ食べるか、睡眠までどれほど時間があるかにも目を向けるようになったそうです。この疑問は開発のきっかけであり、アプリの利用による健康効果を示すものではありません。食事と睡眠の時刻を一緒に残す、という設計につながっています。

撮影と食事の時刻が違っても、後から直せる

料理を先にまとめて撮影しておくと、写真の時刻と実際に食べ始めた時刻がずれることがあります。鈴木さんに確認すると、記録された食事の時刻は後から手動で変更できるとのこと。事前撮影した料理も、実際に食べ始めた時刻へ修正できます。同社は、食事のタイミングを振り返るため、できるだけ実際の食事時刻に合わせた記録を勧めています。

食事ではない写真がAIの候補に含まれたときは、アプリ内の食事タイムラインで確認し、該当する記録を削除すると除外できます。逆に、食事写真が自動抽出されなかった場合は、手動で写真を追加できるそうです。自動で集まった記録を、必要に応じて自分で調整する使い方ができます。

料理や量の推定も表示されますが、写真では分からない分量などは幅を持った目安です。提供された朝食の詳細画面では、推定カロリーの範囲と、検出された料理ごとに食べた量を調整する選択肢が並んでいます。

朝食の写真、推定カロリーの範囲、料理ごとの量の調整欄
取材提供の朝食詳細画面。推定カロリーは範囲でも表示され、料理ごとに食べた量を調整できます。(写真提供 / 代表 鈴木政隆)

1日だけでなく、1週間の並びで見る

公式サイトでは、食事時刻が集まる時間帯や日々のばらつきを、1週間の並びで振り返る使い方を紹介しています。Premiumでは、週の振り返り「今週の食の時計」や、平日と休日の時刻の差も確認できます。取材で提供された「今週のリズム」の画面では、朝食・昼食・夕食の時刻が色分けされ、平均時刻やばらつきが示されています。

朝食、昼食、夕食の時刻とばらつきを示す今週のリズム画面
取材提供の「今週のリズム」。色分けした食事時刻と、その平均・ばらつきを表示した例です。(写真提供 / 代表 鈴木政隆)

ただ、記録が並ぶだけでは変化を読み取りにくいこともあります。試用者からは「UIがモダンで使いやすい」「使い続けるほど楽しくなる」という声の一方、「食事時間や生活リズムがどのように変化しているのか分かりにくい」という意見も届いたと鈴木さんは説明します。

同社によると、食事時間と生活リズムの関係を見せる画面には参考となる事例が少なく、開発でも試行錯誤を重ねたそうです。利用者の声を踏まえ、食事や睡眠を単に表示するだけでなく、日々の変化や傾向を直感的に理解できるよう、画面構成や情報の見せ方を改善してきました。今後も、使い続ける中で自分の生活リズムへの理解が深まり、小さな変化を実感できるUIを目指すといいます。

提供された「あなたのリズム」の画面には、夕食と眠りの記録を比べるための項目や、曜日ごとの夜の遅さ、食事時間の詳細が表示されています。この提供例では睡眠を読み取れていない旨も表示されており、食事と睡眠を並べて見るには、連携先に睡眠の記録があることが必要です。

夕食と眠りを比べる項目や食事時間の詳細が並ぶあなたのリズム画面
取材提供の「あなたのリズム」。この画面例では睡眠未読取の表示があり、食事時間の詳細や曜日ごとの傾向が並んでいます。(写真提供 / 代表 鈴木政隆)

写真の送り先と、推定表示の意味を知っておく

公式サイトの写真の扱いの説明によると、食事写真かどうかの最初の判定は端末内で行い、食事候補だけをクラウドのAIで解析します。写真ライブラリ全体を送る方式ではなく、送った写真は解析後に削除。人の顔が大きく写った写真は送らないとしています。ただしAIの判定により、食事ではない写真が一部候補になることはあります。

端末内の判定とクラウド解析、写真の許可について説明する画面
写真の扱いを案内する画面例。最初の判定は端末内で行い、食事候補をクラウドで解析します。(画像・資料提供:株式会社クロノバイト) 出典:プレスリリース

「今のからだ」には、食事の内容・量・時刻から推定する食後の変化も表示されます。下の提供画面にある消化やアミノ酸の曲線は、記録された食事から描く目安で、体内時計や体の中を直接測定した値ではありません。個人差が大きく、医学的な判断には使えないと案内されています。また、内容を解析・入力した食事が推定の対象で、時刻だけの記録は含まれません。

食事の記録から描いた消化とアミノ酸の予測曲線の画面
取材提供の「今のからだ」。曲線は食事記録から推定した目安で、体内の実測値ではありません。(写真提供 / 鈴木政隆)

無料で始められる範囲と、招待価格の条件

Freeは無料で、食事の時刻を毎食記録できます。食事内容の解析は1日1食までで、24時間タイムラインや最近30日のインサイト・リズム、睡眠・運動の連携が利用できます。すべての食事の内容解析や長期の振り返りを使いたい場合は、Premiumが選択肢になります。

  • Premium月払い:980円(税込)
  • Premium年払い:8,800円(税込)
  • Premiumでは、すべての食事の内容解析、3か月・1年の振り返り、毎週の食事の振り返り、AIによる「今月のあなた」などを利用可能

通常のPremiumへの初回申し込みには、App Storeは1か月、Google Playは30日間の無料トライアルがあります。無料期間終了後は、解約しなければ自動課金されます。

2026年11月8日に確認した招待キャンペーンの公式ページでは、コード「PRTM26」で年額プランの最初の1年間が7,800円(税込)。2年目からは年額8,800円(税込)で自動更新されます。招待価格には無料トライアルがなく、申し込み時に最初の1年分が請求されるため、通常プランとの違いを確認して選びたいところです。

招待コードPRTM26と年額プランの招待価格を表示したページ
リリース掲載の招待ページ。初年度7,800円、2年目から年額8,800円の表示。条件は最新の公式ページ・申し込み画面で確認してください。(画像・資料提供:株式会社クロノバイト) 出典:プレスリリース

対象は、パシャミールの有料プランを購入したことがない人で、1人1回まで。無料トライアルだけを利用した人も対象ですが、トライアル中は終了後に利用できます。リリースでは、このコードの登録・購入手続きの期限を2027年1月31日と案内しています。iPhoneは招待ページでコードをコピーし、初期設定後の入力欄へ貼り付け。Androidは招待ページからGoogle Playへ進むとコードが引き継がれます。支払い・解約は各ストアで行い、自動更新を止めるには次回更新日の24時間前までに解約が必要です。最新条件は申し込み画面でも確認してください。

入手先と対応端末

配信地域は日本で、対応端末はiPhone(iOS 26以降)とAndroid(Android 13以降)。アプリはApp StoreとGoogle Playから入手できます。まず食事時刻を残し、撮影と食事がずれた日や取りこぼした記録を調整する。そうして、自分の1週間を見返すための道具として使えます。

暮らしに役立つデジタル製品の話題は、MONOLABのパソコン・スマートフォンの記事でも紹介しています。

本記事は取材回答と公開情報に基づいて制作しています。掲載画面はクロノバイトから提供された表示例で、編集部の試用結果ではありません。取材記事の編集方針

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