離れて暮らす家族の動きを人感センサーで検知し、LINEで知らせる「見守りサポートここわ」が、2026年11月1日から新料金になりました。初期費用は0円、通信費や機器レンタル料を含む月額料金は税込980円です。
提供するTRIAS株式会社の発表によると、従来は税込19,800円の本体費用と月額3,300円が必要でした。機器をレンタルに切り替え、1カ月単位で利用できます。取材では設置場所の選び方、停電・通信障害時の通知、解約時の返却条件を聞きました。
カメラを使わず、動きの有無をLINEに通知
ここわは映像や音声を記録せず、人感センサーの反応をもとに活動状況を知らせるサービスです。SIM内蔵の機器を専用ACアダプタでコンセントにつなぎ、見守る家族などがLINEで通知を受け取ります。自宅へのインターネット回線の導入や設置工事は不要です。公式案内では、契約者を含め3人まで登録できるとしています。
設定した12・24・48・72時間の間に反応がない場合は不検知通知が届き、定期レポートやグラフで反応を振り返れます。通知を受けた側が本人へ連絡するための仕組みで、警備員の駆けつけは含まれません。反応の有無だけで健康状態や安全を断定できない点に注意が必要です。
毎日通る場所と、検知範囲・電波を確認
設置場所について同社は、本人が1日1回以上通ること、センサーの範囲に通り道が入ること、近くに電源があること、通信電波が届くことの4点を確認してほしいと回答しました。検知距離は最大約5m、角度は約100度。家具やカーテンで遮られない向きに置くよう案内しています。
例えば自室で過ごす時間が長い人には、夜間も含め必ず使うトイレやその手前の廊下、外出が多い人には玄関も候補になるとのこと。内蔵SIMはau・ソフトバンクのLTE-M網に自動接続し、電波が届きにくければ窓に近い場所などを試すよう勧めています。設置後は定期レポートやグラフの反応を確認し、少なければ場所の変更を検討できます。
停電・通信障害の通知は契約者へ
機器はコンセント給電のため、停電中は動作しません。TRIASによると、停電や通信障害で約90分通信が途絶えると、契約者のLINEに通信途絶と最終通信時刻を通知します。夜間も送信され、1台につき24時間に1回まで。招待された家族にはこの途絶通知は届きません。
電源や通信が戻ると操作なしで見守りを再開し、途絶通知を受けた人には復旧も知らせるといいます。途絶が続き、各人が設定した間隔にわたって検知がない場合は、それぞれに不検知通知も届きます。ただし、不検知通知だけでは本人の異変と停電・通信障害を区別できません。電話などで本人に確認し、電源アダプタやケーブルも確認するよう同社は案内しています。
停止中の動きは確認できません。検知情報は約15分ごとにまとめて送信されるため、急な電源断では直前の最大15分ほどの反応が記録されない場合もあります。大規模災害時には、検知や通知が通常どおりできないこともあるとしています。
解約時はレンタル機器の返却が必要
初期費用には本体費用・事務手数料・発送時の送料が含まれますが、離島は送料の無料対象外です。月額980円(税込)には通信費とサポート、レンタル料が含まれ、最低利用期間や解約金はありません。公式サイトによると、支払いはクレジットカードです。
同社は取材に対し、初めにまとまった機器代が必要なことや、入院・施設入所で短期間の利用になった際に機器代が残ることが、料金見直しの背景だと説明しました。
レンタル機器は契約終了日から30日以内に返却し、返送料は利用者負担です。入院や施設入所などやむを得ない事情がある場合は、申し出により最大90日まで延長できます。期限までに返却がない場合は機器代金19,800円(税込)が請求されます。2026年10月31日までに購入した機器は利用者の所有となり、解約時の返却は不要です。最新の条件は申し込み前に公式案内で確認してください。
※本記事はTRIAS株式会社への取材回答と公開情報をもとに制作しました。取材記事の編集方針












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