クリスマスの翌日、大阪・弁天町にクラフトビールや温かい飲み物、フード、ハンドメイド作品が集まります。2026年12月26日(土)、大阪ベイタワーで開催される「MUGI After Christmas Market 2026」は、入場無料の1日限定マーケットです。
今回は各店舗で1杯から購入できる方式へ変更し、TRIJYAとの限定ビール2種類も登場予定。主催する株式会社クラフトネクサスの代表取締役・竹柴寿夫さんに、前回から変えることやビールに込めた狙いを聞きました。
1杯から買える、12月26日の冬のマーケット
会場は大阪ベイタワー2階のアトリウム広場、時間は12:00〜19:00です。主催者の発表では、クラフトビール、ワイン、フード、クラフト物販など全20ブースを予定しています。

前回の「MUGI FES 2026」は9月22日・23日に開催され、2日間で2,500杯以上のクラフトビールを販売しました。ただ、複数杯分のチケットを買う方式は、まず1杯だけ試したい人には参加のハードルになったと、同社は振り返ります。

そこで今回はチケット制を廃止し、各店舗で1杯から購入できる直接決済方式へ。初めてクラフトビールを飲む人や、少しだけ楽しみたい人も立ち寄りやすくする狙いです。前売り券の一括購入を前提にせず、その場で選べるようになります。

飲み物選びの案内も増やす予定です。前回はビアコンシェルジュ1名では、クラフトビールに馴染みのない人に魅力や選び方を伝えきれなかったといいます。今回は案内スタッフを増やし、スタイルや味わいの違い、好みに合った楽しみ方をより丁寧に紹介したいとしています。

TRIJYAの「力強さ」と「軽快さ」を、対照的な2杯に
カスタムバイクを手がけるTRIJYAとクラフトネクサスは、道明寺麦酒の協力のもと、限定ビール2種類を開発しています。取材で同社が説明したコンセプトは、カスタムバイクの「力強さ」と「軽快さ」をビールで表現することでした。

DEEPERは、コーヒーを加えず麦芽の焙煎香を生かす
「TRIJYA DEEPER(ディーパー)」は、力強さと奥深さを目指すインペリアルスタウト。深煎りコーヒーを思わせるロースト香に、ビターチョコレートやカカオのような複雑な風味を重ね、しっかりしたコクがありながら後味は比較的すっきりさせることを狙っているそうです。
こだわったのは、コーヒーを加えずに麦芽本来の焙煎香で奥深さを表す点。同社は、オレンジピールを軽くひねって香りを添え、ダークチョコレートと柑橘の調和を楽しむ飲み方も提案しています。
LIGHTERは、柚子を使った軽やかなケルシュスタイル
「TRIJYA LIGHTER(ライター)」は、軽快さと爽快感を表す柚子入りのケルシュスタイルです。柔らかな麦芽の甘み、穏やかなフローラル香、すっきりした後味を基本に、柚子の爽やかな香りとほのかな酸味、果皮由来の苦味を加え、軽やかで飲み飽きない味わいを目指すといいます。
対照的なスタイルを選んだ理由は、バイクとビールに共通する職人のこだわりや、個性を追求するものづくりの精神を、異なる味わいで体感してもらうため。「Craft meets Craft」というテーマを、2杯の違いにも込めています。
リリースによると、当日は限定ビールの持ち帰り販売と、TRIJYAカスタムバイクの静態展示も予定。試乗・走行はありません。車やバイクなどを運転する人への酒類提供は行わないとしています。
ホットビールや焼きビールで、温度と香りの違いを楽しむ
冬の会場では、ホットビール、焼きビール、スパイスの香るホットワインなどを提案する予定です。同社は、ドイツなどで親しまれるグリューワインをはじめとする、ヨーロッパの冬の飲文化を弁天町で体験してもらいたいと話します。
初めての人に伝えたいのは、温めることで引き立つ麦芽の甘みや豊かな香り。冷たいビールとは異なる温度や香りが、新しい味わいの入口になるという考えです。冬の温かい飲み物に世界のホットフードや作り手との交流を合わせ、その場ならではの体験を目指しています。

また、公開情報では、ビアソムリエ、ワインソムリエ、コーヒーの専門家が、それぞれの飲料文化を紹介する予定です。原材料や製法、香り、造り手の想いなど、一杯の背景を知る機会も用意します。

手にする「森のタンブラーMUGI」にも、資源を生かす工夫
会場で紹介する「森のタンブラーMUGI」は、麦芽製造工程で発生する焙煎麦芽粉砕物を主原料の一つに使ったタンブラー。リリースでは、冷たいビールとホットドリンクの両方に対応し、繰り返し使える容器と説明されています。

同社は取材で、単に飲み物を味わうだけでなく、手にする容器からも資源の新たな可能性を感じてもらいたいと回答。「おいしさ」と「サステナビリティ」が自然につながり、「Culture × Joy × Education」の理念のもと、楽しみながら発見や学びに出会える飲用体験を目指しています。
ビールだけで終わらない。出店者と会場の楽しみ
主催者が公開した出店者紹介には、次の店舗・ブランドが掲載されています。飲み物のほか、フード、アクセサリー、体験ブースを組み合わせて巡れる内容です。
- ブルワリー:花園クラフト、River Port Brewery、R_Brewery、道明寺麦酒、放出醸造所
- ワイン:クンパルシータ
- フード:Yo.shi_coffee、KUKURU、こだわり焼肉 侑、悠々、musubi terasu
- クラフト・体験:hitonowa、ラ クルミエール、fu-wa factory、天体色数鑑定、Queen Ayaka、つたえびとタカ、Hand made Accessory kanon

出店者紹介の会場図には、主催のクラフトネクサスとコラボレーション先のTRIJYAも掲載されています。前回に続くクラフト製品の販売に加え、今回はホットワインや冬のフード、ハンドメイド作品、異業種とのコラボレーションを充実させたと同社は説明します。
その目的は、単にビールを売ることではなく、まだクラフトビールを知らない人が魅力を発見する入口になること。前回の経験と来場者の声を生かし、より気軽に、より深くクラフト文化を楽しめる催しを目指しています。
開催情報と前売り券の案内
- イベント名:MUGI After Christmas Market 2026
- 日時:2026年12月26日(土)12:00〜19:00
- 会場:大阪ベイタワー2階 アトリウム広場
- 所在地:大阪府大阪市港区弁天1丁目2番4号
- 入場:無料(主催者フライヤーの表記。飲食・物販は別途)
- 飲み物の購入:各店舗で1杯から直接決済予定
- 主催:株式会社クラフトネクサス
公式イベントページでは、森のタンブラー・限定アイテムの前売り券を案内しています。飲み物の直接決済とは別の案内なので、購入したいアイテムの内容・価格・引換条件は販売ページで確認してください。出店内容や販売商品は変更になる場合があります。
20歳未満への酒類の販売・提供は行いません。年齢確認のため身分証明書の提示を求める場合があります。車・バイク・自転車を運転する人は飲酒できません。公共交通機関での来場を検討してください。
同じ大阪の冬のお出かけ先を探すなら、KITTE大阪の「Merry go Christmas」(11月18日〜12月25日)も紹介しています。開催期間は本マーケットとは異なります。
本記事は取材回答と公開情報に基づいて制作しています。ビールの味わいは開発元が目指す内容で、編集部による試飲評価ではありません。提供されたイメージ画像と過去の催しの写真は、それぞれのキャプションで区別しています。取材記事の編集方針












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