足立・墨田・江東・葛飾・江戸川の5区で、94軒の銭湯を巡る「城東五区銭湯スタンプラリー2026」が、2026年12月1日(火)から2027年1月31日(日)まで開催されます。異なる3区を巡ってもらえる銭湯カードや、6回の入浴で手にできるバッグが用意されています。城東五区連合会の企画について、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合・江東支部の金子哲也さんに、初めての巡り方とカードのデザインに込めた思いを聞きました。
まずは異なる3区へ。カードとバッグで変わる達成条件
主催者の公式案内によると、参加方法は、参加銭湯で台紙を受け取り、銭湯を利用してスタンプを集め、条件を満たしたら景品交換施設で交換する流れです。最初に押さえたいのは、カードをもらうSTEP 1と、バッグをもらうSTEP 2では巡り方が違うことです。

STEP 1:異なる3区でスタンプ3個
5区のうち異なる3区の銭湯を利用し、スタンプを3個集めると、交換した施設がある区の「限定デザイン銭湯カード」を1枚もらえます。同じ区の銭湯を複数訪れても、3区達成には数えられません。カードは全5種で、各区600枚、合計先着3,000名分です。

STEP 2:さらに3回入浴して、合計6個
STEP 1を達成したら、城東五区内の銭湯をさらに3回利用し、合計6個のスタンプを集めます。こちらは同じ区や同じ銭湯への再訪も対象です。景品は全3色のオリジナルバッグで、各500個、合計先着1,500名分が用意されます。

5種類のカードを集めたら、スペシャルカードへ
STEP 1を5回達成して全5種類のカードを集めると、先着100名にスペシャルカードを進呈。交換には「STEP1 景品交換済み」のチェックが入った台紙5枚と、5種類すべての銭湯カードが必要です。通常の交換施設25軒のうち、スペシャルカードを扱うのは各区1軒、計5軒に限られます。

景品はいずれも数量限定で、なくなり次第終了します。景品の画像はイメージで、実際のデザイン・仕様が一部異なる場合があります。細かな参加・交換条件は、手元の台紙と公式案内を確認してください。
有名店だけでなく、身近な銭湯と街歩きから
94軒もあると最初の1軒に迷いそうですが、金子さんが勧めるのは、まずスマートフォンで「近くの銭湯」と調べてみること。自宅や職場の近くにも、まだ知らない銭湯があるかもしれません。

行きたい銭湯を見つけたら、周辺の飲食店や商店街も一緒に調べる。街を歩き、気になる店に立ち寄ってから汗を流しても、お風呂上がりに食事や散策を楽しんでもよい、といいます。最初から有名な銭湯だけに絞らず、普段行かない街へ足を延ばすのもおすすめだそうです。
金子さんによると、5区には昔ながらの下町情緒が残る地域も、新しい店や建物が増えた地域もあり、銭湯にも建物の雰囲気、浴室の造りや設備、地域に根付いた歴史といった違いがあります。番台やフロントでの交流など、実際に訪れて分かる魅力もあるとのこと。行き先を増やすことが、お気に入りの街や店、人との出会いにつながってほしいと話します。
5区をつなぐ理由は、生活圏の外との出会い
取材によると、この5区は東京都の銭湯組合で「城東ブロック」と呼ばれる地域です。以前から地域ごと、東京都全体のスタンプラリーが開かれており、金子さん自身も、いつもの銭湯から少し足を延ばすことで新しい発見が生まれると感じてきたといいます。
今回5区で取り組む狙いは、普段の生活圏を越え、さまざまな銭湯と街の良さを知ってもらうこと。利用者には新しい楽しみが増え、銭湯や周辺の飲食店・商店街には新しい客との接点が生まれる。金子さんは、そんな循環を期待しています。
「銭湯は、単に体を洗ったり温まったりする場所ではなく、日常の中にある幸せを感じられる場所です。」
知らなかった街にお気に入りの銭湯が見つかる、お風呂上がりに素敵な店を発見する。金子さんは、そうした小さな幸せの積み重ねが暮らしを豊かにし、城東の街そのものを好きになるきっかけになれば、と考えています。
カードの絵は、大きなポスターの一部分
集める景品のデザインも、今回の楽しみのひとつです。金子さんによると、企画当初から大切にしたのは「懐かしさ」と「レトロ感」。ポスターやスタンプラリー帳も、見ているだけでわくわくする雰囲気を目指し、イラストレーターの田川秀樹さんが絵を手掛けました。

取材で分かったのは、コレクションカードの絵が、大きなポスターの一部分をそれぞれ切り取ったものだということ。カードを眺めてからポスター全体を見ると、絵のつながりを楽しめます。金子さんは、田川さんの銭湯への愛情や、細かな遊び心が詰まった絵だと話します。

特に印象に残ったというのが、絵の中の5匹の動物。金子さんは初めて見たとき、直感的に5つの区を表しているのではないかと感じたそうです。これは金子さん自身の受け止め方ですが、そんな見方で細部を探すのも、カードを楽しむヒントになります。スタンプの達成だけでなく、集めて飾りたくなる魅力のあるデザインになったと感じているそうです。
SNS投稿では、100×145cmのブランケットも
同じ開催期間に「#下町を沸かそう」キャンペーンも実施します。銭湯でのひとときや街歩きの風景など、城東五区の銭湯巡りの思い出を、ハッシュタグを付けてXまたはInstagramに投稿すると、抽選で26名にオリジナル特大ブランケットが当たります。大きさは100×145cm。応募規約・最新情報は公式のInstagramとXで確認できます。

取材で届いた11月3日の広報動画撮影時の写真では、ブランケットを広げたときの大きさや絵柄が分かります。当選者には2027年2月中旬までに公式アカウントからDMで連絡し、賞品は2月下旬までに店舗または郵送で渡す予定です。郵送の送料は主催者が負担します。

主催者からは、台紙やブランケットを紹介する広報動画も提供されました。動画の案内と合わせて、参加前に景品や企画の雰囲気を確かめられます。

主催者提供の開催告知動画(12月1日開始)(動画)(画像・資料提供:公衆浴場業生活衛生同業組合 城東五区連合会)
景品の交換先25軒と、参加銭湯94軒
下記は11月6日配信のプレスリリースに掲載された施設一覧です。★印の5軒はスペシャルカードの交換にも対応します。営業日・営業時間、入浴料金は訪れる銭湯で確認してください。
景品交換施設
- 足立区:★ニコニコ湯(千住柳町)/玉の湯(綾瀬)/富士の湯(東和)/岡田湯(関原)/若松湯(中央本町)
- 墨田区:★黄金湯(太平)/電気湯(京島)/松の湯(緑)/薬師湯(向島)/寺島浴場(東向島)
- 江東区:★金春湯(東陽)/喜楽湯(南砂)/藤の湯(東砂)/らかん湯(大島)/竹の湯(森下)
- 葛飾区:★喜久の湯(東立石)/さつき湯(堀切)/寿湯(東四つ木)/ゆートピア21(亀有)/金町湯(金町)
- 江戸川区:★仁岸湯(中央)/吉野湯(平井)/イーストランド(西篠崎)/つるの湯(船堀)/鶴の湯(北小岩)
参加銭湯
足立区(23施設)
曙湯/明美湯/梅の湯/永泉湯/岡田湯/おきもと湯/金の湯/江北湯/大平湯/タカラ湯/竹の湯/玉の湯/常盤湯/ニコニコ湯/富士の湯/星谷温泉/堀田湯/松乃湯/美登利湯/大和湯(島根)/大和湯(柳原)/湯処じんのび/若松湯
墨田区(14施設)
荒井湯/おかめ湯/黄金湯/さくら湯/三徳湯/大黒湯/高砂湯/田中湯/寺島浴場/電気湯/松の湯/御谷湯/みまつ湯/薬師湯
江東区(17施設)
喜楽湯/金春湯/猿江 亀の湯/第二久の湯/隆乃湯/竹の湯(北砂)/竹の湯(森下)/辰巳湯/富山湯/ニュー松の湯/白山湯/春の湯/深川温泉 常盤湯/藤の湯/不二の湯/文化湯/らかん湯
葛飾区(18施設)
アクアガーデン栄湯/アクアドルフィンランド/金町湯/喜久の湯/興和浴場/寿湯(東四つ木)/寿湯(堀切)/栄湯/さつき湯/末広湯/第一日立湯/富の湯/成弘湯/日の出湯/富士の湯/美吉湯/ゆートピア21/吉の湯
江戸川区(22施設)
あづま浴泉/イーストランド/一心湯/乙女湯/金泉湯/地蔵湯/島田浴場/庄楽の湯/菅原湯/第二寿湯/竹の湯/辰己湯/つるの湯/鶴の湯/友の湯/中の湯/仁岸湯/宝来湯/みどり湯/武蔵湯/吉野湯(西小岩)/吉野湯(平井)
開催は2026年12月1日から2027年1月31日まで。各施設の営業状況や景品の残数は変わるため、出発前に城東五区連合会の公式案内と訪問先の情報を確認して、自分のペースで巡ってみてください。
本記事は取材回答と公開情報に基づいて制作しています。取材記事の編集方針












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