普段は見る機会の少ない家具工場で、職人のものづくりや地域の店に出会う一日。大阪府富田林市のカナタ製作所は、2026年12月5日、自社工場でオープンファクトリーマルシェ「南河内の家具と暮らし3」を開きます。入場無料、雨天決行です。
工場見学や家具の生地を使ったクッションカバー作り、家具のアウトレットに加え、南河内を中心とした14組が出展します。工場では何を見られるのか、なぜ地域へ扉を開くのか。同社に聞きました。



工場見学では機械と家具づくりの工程を案内
約30分のファクトリーツアーではスタッフが工場内を案内し、機械を見ながら家具づくりの工程を説明します。同社によると、家具は木工、裁断、縫製、張りの各工程を職人が分業して製作しています。

当日、職人の作業を間近で見られるのは縫製です。後述のクッションカバー作りでは、参加者が並べた生地を縫製職人がその場で縫い上げます。見学は11時、12時、13時、14時の4回で、各回30分程度。参加は無料です。
家具の端材で、自分だけのカバーを
クッションカバー作りに使うのは、ソファや座椅子など同社の家具に実際に使う張り地の端材。好きな生地を選んでパッチワークの配置を決め、職人が縫った完成品を持ち帰れます。


同社が家具に使う生地には、モケット、コーデュロイ、リネン、デニム、帆布、ストライプなどがあります。色だけでなく質感の違いを組み合わせて考えるのも楽しさの一つだといいます。
発表資料によると、体験は10時から1時間ごと、最終回は15〜16時。参加費は税込5,000円で、予約優先です。予約方法や空き状況は主催者へ確認してください。
フードや器、家具を楽しむ
工場の軒先には、コーヒー、クラフトビール、弁当やパンなどのフード・ドリンク8組、花や照明、器などの物販4組、ワークショップ2組が並びます。買ったものは2階の家具ブランド「SWITCH」のショールームで飲食でき、家具に座って過ごせます。



展示品や余剰品、サンプル品の1日限定アウトレットも開催。テーブルやソファ、チェアなどを最大20〜30%オフで販売し、当日の持ち帰り、後日引き取り、後日配送から選べます。配送は別途5,000円(税抜)です。


今年は子ども向けのゲームやワークショップも新たに予定しています。同社によると、簡単な工作や職人が作ったゲームを検討中で、年齢制限はありません。詳細は今後の案内を確認してください。
近所の人に工場を知ってもらいたい
1927年創業のカナタ製作所が工場を開くきっかけは、自社の存在を地域に知ってもらいたいという思いでした。「ここに工場があるのに近所の方に知られていないのは非常にもったいない」と同社。遠方だけでなく、近所に焦点を当てることにも面白さを感じて始めたといいます。
2024年12月の初回から年に一度、普段取引や交流のある南河内の店やつくり手に声を掛けてきました。来場者が「こんなところにこんな場所が!」と驚くことがうれしいそうです。来場者数は初回が217人、2025年の2回目が271人でした。
開催概要とアクセス
開催日時は2026年12月5日(土)10〜16時。会場はカナタ製作所(大阪府富田林市宮町1丁目2-41)で、近鉄長野線「喜志」駅から徒歩約15分です。入場無料、一部体験は有料。無料駐車場は10台で、会場前への乗り入れはできません。最新情報は公式Instagramと発表資料を確認してください。
本記事は取材回答と公開情報に基づいて制作しています。写真は主催者が提供・配信した素材です。出展内容や料金は変更される場合があります。取材記事の編集方針












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