三軒茶屋の商店街を歩き、櫓のライブを聴き、気になる店の音楽へ寄り道する。2026年11月7日(土)、街全体を会場にした「SANGENJAYA ART MUSIC FESTIVAL 2026(SMF2026)」が開催されます。今年は経験やジャンルを問わず応募できる「飛び入りOPEN STAGE」を新設。実行委員会に、その入口を開いた理由と、三茶でつくりたい祭りの姿を聞きました。
日中は無料の櫓へ。餅まきとJESSEのライブも
正式名称は「アウトドアスパイス ほりにし presents SANGENJAYA ART MUSIC FESTIVAL 2026」。主催は三軒茶屋の商店会・三結會で、主会場9か所と協力店31店を巡る祭りです。公式サイトでは、開催時間を11時から翌朝5時までと案内しています。会場によって時間や料金、年齢条件が異なります。
日中の中心となるNTT SQUAREの「YAGURA STAGE」は、入場無料・年齢制限なし。11時からDJがつなぎ、16時15分にChozen Lee、17時20分にRUEED、18時にJESSEのライブが予定されています。屋外ステージは18時30分まで。日中には企業ブース会場、SMFオフィシャルBAR、Niwar’s SANGENJAYAのゲーム企画なども、予約なしで楽しめます。
家族で訪れるなら、15時30分に櫓の前へ集合し、15時45分からの餅まきへ、という楽しみ方も。アウトドアスパイス ほりにしがプロデュースし、JESSEらが参加します。公式案内では、小分けの餅2,000個のほか、ほりにしの塩や駄菓子をまく予定です。拾う場所は区切って案内されるため、押し合わずに参加しましょう。

「聴く側から、鳴らす側へ」――新人にも開くステージ
実行委員会が飛び入りOPEN STAGEに込めたのは、三軒茶屋を、夢を持って上京した人が上昇していくための登竜門にしたいという思いです。小さなライブハウスやバーで最初の一歩を踏み出した人が、やがて名前を上げてきた街。いまレジェンドと呼ばれる人も、一人の挑戦者から始まった、という見方が企画の背景にあります。
フェスの出演枠は限られます。それでも、名前が知られていなくても、経験が浅くても立てる場所をつくりたい。実行委員会は取材に、「登竜門は、門が開いていなければ意味がないからです。」と答えました。プロかどうかや経験を問わず、ヒップホップ、レゲエ、ハウス、バンド、弾き語り、ライブペイントなど、三茶で活動する人や三茶に集まる人の幅広い表現を受け入れる考えです。
来場者が、いつの間にか祭りの輪に入って鳴らす側になる。委員会は、日本の祭りが持つそんな参加のあり方を重ね、合言葉を「聴く側から、鳴らす側へ」としています。
出演したい人は、公式InstagramのDMから、1行目に「出演応募」と記して申し込みます。締切は11月6日(金)で、定員になり次第終了。名称は「飛び入り」ですが、事前の応募が案内されています。SMFオフィシャルBARと企業ブース会場のステージの一部を開く企画で、出演時間・準備などの詳細は申込時に確認してください。
同じSMFオフィシャルBARには、SPECIAL GUESTとしてDJ MASTERKEY(BUDDHA BRAND)とDJ Tak Umezawa(梅澤高明)が登場します。挑戦者のステージと、経験を重ねた表現者の音楽に一日の中で出会えるのも、この企画の見どころです。最新の会場別の時間は出演者・タイムテーブル案内を確認できます。


街を歩くための、3つの選択肢
日中の無料会場を中心に過ごす、有料公演を観る、夜のバーへ足を延ばす。最初から全会場を回ろうとせず、自分の過ごしたい時間に合わせて選べます。東急田園都市線・世田谷線の三軒茶屋駅を起点に、公式エリアマップで会場の位置を確かめておきましょう。

1. 日中の無料会場を楽しむ
櫓のライブ、企業ブース、オフィシャルBAR、ゲーム企画などが入口です。入場が無料でも、飲食やドリンク、グッズは別途有料です。NTT SQUARE・企業ブース・ゲーム会場では酒類を販売せず、NTT SQUARE・企業ブースでは飲酒もできません。お酒はオフィシャルBARや各店舗で。持ち込みはできません。
2. HEAVEN’S DOORの「SPECIAL LIVE」を観る
三軒茶屋HEAVEN’S DOORの公演は入替2部制です。1部は13時開場・13時30分開演、2部は18時開場・18時40分開演。神、山嵐、DABO、SUIKEN、BARK、BAKU & BLAHRMY、MASARU、Reichi、t-Ace、SLANG BOOGIE、ZEUSの11組が出演予定です。各出演者の会場や紹介は公式の出演者一覧へ。
料金は各部6,000円、通し券10,000円で、いずれもSANCHA NIGHT LOOPのパス付き。ドリンク代は各部500円が別途必要です。ZAIKOの購入ページで、前売りは11月6日23時59分まで。当日も同額で販売予定ですが、1部・通し券は13時29分、2部は18時39分までで、売り切れ次第終了です。通し券でも部の入替時には一度退場します。
3. 夜の5店を巡る「SANCHA NIGHT LOOP」

対象はBORRACHOS、梅ちゃんbar 32016、Niwar’s SANGENJAYA、DJ BAR 天狗食堂、FRIENDS bar & loungeの5店。夜の会場は20歳未満入場不可です。各店への入場は無料で、チケットや予約は不要。ドリンクなどは各店で支払います。
希望者向けの周遊パスは3,000円。入場券ではなく、対象5店で公式ドリンク「三茶ハイ」を1杯ずつ、最大5杯受け取れ、4会場のスタンプで特典に応募できるパスです。当日は対象5店、NTT SQUAREの本部、SMFオフィシャルBARで現金購入できます。三茶ハイはテキーラを使う酒類で、20歳未満や車で来た人には提供されません。

4会場分を集めると、AZUL BY MOUSSY × santafe × SMFのコラボTシャツが抽選で40人に。当選しなかった人にはSMFオリジナルタオルを用意すると案内しています。応募期限は11月30日(月)。公式FAQではSMFアプリの台紙、またはスタンプを集めたパンフレットの郵送からの応募を案内しています。詳しい方法は公式の周遊企画ページで確認してください。
「東京にも地元をつくろう」――店と音楽をハシゴする一日
初めて街を歩く人へのメッセージを尋ねると、実行委員会は、三茶を、江戸から西へ向かう道で住む人・来る人・行く人が交わってきた交差点だと表現しました。旅人が三軒の茶屋で足を休めたことが街の名の由来という歴史にも、その姿を重ねています。

いまも上京して住む人に選ばれるこの街が、なぜ人を引き寄せるのか。委員会からは、三茶にゆかりのあるアーティストや協力店31店をハシゴし、18時間の祭りの中で確かめてほしい、という言葉が返ってきました。合言葉は「東京にも地元をつくろう」。ライブを見るだけで終わらず、店や人との出会いにつなげたい思いが伝わります。

11月4日に確認した公式発表の出演者は81組。主会場の9か所はNTT SQUARE、企業ブース会場、SMFオフィシャルBAR、三軒茶屋HEAVEN’S DOORと、夜の周遊対象5店です。協力店も含めた位置や最新の営業・出演時間は、公式サイトの会場案内とマップから確認できます。
運営では、いつものLINEにAIが参加

公式サイトでは、実行委員会12人とAIによる運営も紹介しています。出演者や協賛社、会場スタッフらが使う30以上のLINEグループにAIエージェント「Harmonizer」が参加し、決まったことや未決事項を「ONE HUB」に整理。AIが情報をまとめ、人が判断して仕上げる仕組みです。来場者向けのSMFアプリには、タイムテーブルや会場マップ、周遊スタンプなどを用意しています。
帰りの手段も決めて、住宅街の祭りへ
来場には公共交通機関を使い、車・自転車での来場は控えるよう主催側が案内しています。夜の会場は終了時間が異なるため、終電や始発など帰りの手段も事前に確認を。会場を出た後に路上で待ったり、店舗前で滞留したりせず、近隣への話し声にも配慮してください。混雑による入場制限や、出演者・時間の変更もあり得ます。最新情報は公式Instagramへ。
本記事は取材回答と公開情報に基づいて制作しています。掲載画像は主催側の告知・提供素材で、2026年当日の実施写真ではありません。内容・出演時間は変更される場合があります。取材記事の編集方針












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