兵庫県丹波市の道の駅丹波おばあちゃんの里で、2026年11月5日から8日まで、農家が主役の「丹(まごころ)のやさいフェスタ」が初めて開かれる。旬の農産物や加工品を選び、生産者と栽培や食べ方について話せる4日間だ。主催する「丹(まごころ)の里」活性化推進協議会に、企画の背景と会場での楽しみ方を聞いた。
アイキャッチ:丹のやさいフェスタの案内(画像・資料提供:丹(まごころ)の里活性化推進協議会) 出典:プレスリリース
丹波の農家から、旬の作物を直接買う
丹波市の開催案内によると、会場には農家によるマルシェのほか、地元の農産物を使った飲食店、地域の農業を紹介するブースが並ぶ。丹波大納言小豆、丹波黒大豆、丹波栗、丹波ひかみ米や有機野菜など、地域の秋の味覚に出会える。

主催者が大切にしたのは、作る人と食べる人が顔を合わせる機会だ。協議会は、普段の買い物では生産者のこだわりを知る機会が少なく、農家にとっても誰に届いているかが見えにくいと話す。直接販売を通じ、育て方やおいしい食べ方を伝え、農家のファンづくりや丹波市農業への関心につなげたいという。

「丹のやさい」は、丹波市内の農業者が育てた農産物をまとめるブランドだ。丹波市農業ポータルの紹介では、直売所での販売や消費者との直接取引などを行う生産者の農産物を対象としている。

同ブランドは2024年に立ち上がり、生産者の思いを届ける取り組みを続けている。今回のフェスタでも、協議会は農家と出会い、作物を知り、丹波の秋を味わうことを通じて、生産意欲や地域農業の発展につながることを期待している。

農家には、旬の味や土づくりを聞いてみる
初めて訪れる人への手がかりとして、協議会は各ブースにある生産者の「こだわりポイント」を記した紹介POPを挙げた。気になった点を尋ねれば、作物の背景を知る入口になりそうだ。

例えば「今おいしい旬の農産物は?」「鮮度のよい野菜の見分け方は?」「この野菜をメイン料理やお弁当に使うなら?」と聞いてみる。土づくりのこだわりも話題の一つだ。

丹波にUターン・Iターンして農業を始めた人も多いという。協議会は、農家になったきっかけや、今なら笑える失敗談を尋ねるのも新鮮な会話になると勧める。
丹波大納言小豆のあんバターサンドも
会場では、丹波大納言小豆を使った「丹(まごころ)のあんバターサンド」やぜんざいなども販売される予定だ。市内飲食店のメニューや農産物を使った加工品も並ぶ。

協議会によると、丹波栗や黒大豆の菓子はある一方、市を代表する定番土産は多くなかった。そこでブランドの立ち上げに合わせ、象徴的な農産物の丹波大納言小豆を使い、地元ならではの鮮度や調理技術、各販売店の強みを生かす名産品を企画した。

あんこと相性のよいバターを、それぞれの店のオリジナル生地で挟むことで、多様なおいしさを楽しめるようにしたという。丹波を訪れた人に、ご当地デザートや土産として親しまれることを目指している。
日替わりの催しと開催時間
主催者の発表では、5日はオープニングマルシェ、6日はナイトマルシェ、7日は「丹のやさいDAY」、8日はオーガニックフェアを予定。野菜の詰め放題は5〜7日の数量限定・有料で、さつまいも積み大会など日替わりの催しもある。出店者や商品は日によって異なる。

時間は5日・7日・8日が午前10時〜午後3時、6日のみ午後4時〜8時。会場は道の駅丹波おばあちゃんの里の芝生広場(丹波市春日町七日市710)。内容や出店者は変更される場合があるため、出かける前に市の案内を確認したい。
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