「お客様のためを思って提案しているのに、なんだか引かれてしまう…」「もっと自然に商品やサービスの良さを伝えたい」——。接客や営業の仕事をしていると、そんな風に悩むこと、ありますよね?
そんな悩みに「なるほど、その手があったか!」と膝を打ちたくなるような一冊、『まんがでわかる 現役女子大生がピンチの店を立て直す 売りたかったら売り込むな!』が 2026年2月17日(火) にあさ出版から刊行されます。個人的に、この設定とタイトルにまず惹かれました。
女子大生が、いきなり中洲のクラブのママに!?
物語の主人公は、20歳の女子大生・彩歌。彼女はある日突然、博多・中洲の名門クラブを経営するお母さんが倒れたことで、臨時でママを任されることになります。

接客も経営もまったくの未経験。おまけに、中洲No.1の店を決める「ナカワン・グランプリ」まで開催されるという絶体絶命のピンチ。そんな彼女が、個性豊かな仲間や師匠との出会いを通じて、商売の本質を学んでいくというストーリーです。いやはや、この設定だけでもう面白そうですよね。
なぜ「売り込んではいけない」のか?マンガで学ぶ接客の本質
この本の最大の魅力は、タイトルにもある 「売りたかったら売り込むな」 という逆説的なテーマを、マンガで非常に分かりやすく解説している点です。

たとえば、相手の言葉を繰り返す「リフレイン」や、相手の仕草を真似る「ミラーリング」といったコミュニケーションの基本テクニック。これらは聞いたことがある人も多いかもしれませんが、ストーリーの中で「なぜ、それが効果的なのか」「どんな場面で使うべきか」が描かれているので、スッと頭に入ってくるんです。
私が特に注目したのは、「5カウントの法則」という考え方。これは、接触回数を増やすことで相手の心を開いていくというもので、原作者である古川隆氏がご自身の営業経験から発案した法則だそうです。ナイトワークの世界だけでなく、どんなビジネスでも「お客様との関係づくり」が基本。そのための具体的なステップが学べるのは、とても実用的だと感じました。
ビジネス書が苦手な人にこそ読んでほしい一冊

「ビジネス書って、理論ばかりで読むのが大変…」と感じる方もいるかもしれません。でも、この本なら大丈夫。主人公・彩歌の成長物語を追いかけているうちに、自然と接客や経営のノウハウが身についていくように作られています。
というのも、原作者の古川氏は、実際に中洲の店舗入居率を15年でほぼ100%にしたという実績を持つ不動産会社の社長。現場のリアルな経験がベースになっているからこそ、その言葉には重みと説得力があります。感覚や根性論ではなく、「再現できる行動」として整理されているのが嬉しいポイントですね。
接客業の方はもちろん、部下や後輩の指導に悩むマネージャー職の方、あるいはフリーランスで自分を売り込む必要がある方など、幅広い層に役立つ一冊ではないでしょうか。
書籍情報
- タイトル:『まんがでわかる 現役女子大生がピンチの店を立て直す 売りたかったら売り込むな!』
- 原作者:古川 隆
- シナリオ&まんが:小暮 満寿雄
- 発行日:2026年2月17日(火)
- 価格:1,650円(10%税込)
- 出版社:株式会社あさ出版
全国の書店やオンラインストアで購入可能です。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。











