「うちの子が学校に行かない…」「どうしてなんだろう…」そんな風に、一人で悩みを抱え込んでいませんか? 実は今、不登校の小中学生は12年連続で増加し、35万人を超えているそうです。悩んでいるのは、決してあなただけではありません。
そんな親御さんの心に寄り添う一冊、『不登校なんて怖くない! 親の心がすーっと軽くなる本』が、すばる舎から1月22日に発売されました。著者は、ご自身も不登校のお子さんを育て上げた経験を持つ、不登校コンサルタントのラン先生です。
まずは親の心を軽くすることから
私がこの本で特に注目したのは、「まず親の心を軽くすることが、子どもを支える第一歩」という視点です。子どもの問題と向き合うとき、つい「子どもをどうにかしなきゃ」と焦ってしまいがちですが、その前に親自身の心が疲弊していては、うまくいくものもいかなくなってしまいますよね。

著者自身が元・不登校ママだからこそ、その言葉には机上の空論ではない、リアルな重みと温かさが感じられます。前作がAmazonで長期にわたりベストセラーになったのも、多くの親御さんから共感を得た証拠でしょう。
具体的な「やり方」と心の「あり方」
本書の大きな特徴は、具体的なスキルである 「やり方」 (聞く・話すスキル)と、心の持ちようである 「あり方」 (親としての心の整え方)を、両輪として解説している点です。

「とにかく早く学校に戻すことだけを目標にするとキケン」というメッセージは、ハッとさせられます。つい目先の「復学」に捉われがちですが、子どもの心がボロボロの状態では本末転倒。この本は、そんな親の焦りにも優しくブレーキをかけてくれます。
「課題の分離」って、言うは易し…ですよね?
子育て本でよく見るアドラー心理学の「課題の分離」。頭では分かっていても、実践するのは本当に難しいと感じませんか? 「勉強しないのは子どもの課題」と割り切ろうとしても、親としてはつい口を出したくなるものです。

この本では、そんな親のモヤモヤを「わかる~」と受け止めつつ、具体的なシチュエーションを基に「これは誰の課題?」と考えるワークが用意されています。イラスト付きで分かりやすく解説されているので、スッと頭に入ってきそうです。
ユニークな「不登校アトラクション」という考え方
個人的に面白いと感じたのが、「不登校アトラクション」という表現です。不登校の期間をステージに分け、親子で乗り越えていくアトラクションと捉える視点は、暗いトンネルの中にいるような気持ちを少しだけ前向きにしてくれるかもしれません。

辛い時期をゲーム感覚で捉え直すことで、客観的に状況を見つめるきっかけになりそうですね。
先輩ママたちの声が希望になる
何より心強いのが、不登校を乗り越えた先輩ママたちの体験談です。「暴力が減り、笑顔が増えた!」「ショックから立ち直り医学部合格へ!」など、具体的な成功例は、先の見えない不安の中にいる親御さんにとって大きな希望になるのではないでしょうか。

「最後に笑うのはあなた!」というメッセージが、とても心強いですね。
書籍情報
- 書籍名: 『不登校なんて怖くない! 親の心がすーっと軽くなる本』
- 著者: ラン
- 発行: 株式会社すばる舎
- 価格: 本体1,600円+税
- 発売日: 2026年1月22日
- 詳細ページ: https://www.subarusya.jp/book/b669909.html
もし今、お子さんのことで深く悩んでいるなら、一人で抱え込まず、こうした専門家の知恵が詰まった本を手に取ってみるのも一つの方法です。きっと、心が少し軽くなるヒントが見つかるはずです。











