大学広報のイメージ、変わるかも?
大学の広報というと、どんなイメージがありますか?オープンキャンパスの案内や、研究成果の発表など、少し堅いものを想像する人も多いかもしれません。しかし、2026年に開学100周年を迎える名城大学が、かなり面白い挑戦を始めました。なんと、卒業生や在学生のリアルな思い出を「縦型ショートドラマ」にしてTikTokで配信するというんです。

これは、ただの流行りに乗った企画というわけではなさそうです。個人的に、これからの大学ブランディングの新しい一手になるのでは、と注目しています。一体どんな狙いがあるのでしょうか?
なぜ今、大学が「縦型ショートドラマ」なのか?
私がこの取り組みで「うまいな」と感じたのは、その戦略性です。理由は大きく2つあると考えています。
1. ターゲットに「刺さる」最適なフォーマット
言うまでもなく、今の高校生にとって最も身近なSNSはTikTokです。文字だらけのパンフレットや長々とした説明動画よりも、数分で完結するショートドラマの方が、彼らの心にスッと届きやすいですよね。大学の雰囲気や歴史、そして「どんな人がいるのか」という最も知りたい情報を、最も効果的な形で伝えようという意図が明確です。
2. 「物語の力」で共感を呼ぶコンテンツ
この企画のキモは、コンテンツが 一般公募で集められた実話 をベースにしている点です。

「人生の転機となった物語」というテーマで集められたエピソードは、単なる大学の宣伝を超えて、視聴者の共感を呼びます。キラキラしたキャンパスライフだけでなく、悩みや葛藤、それを乗り越えた経験といったリアルなストーリーこそが、大学の本当の魅力を伝えるのではないでしょうか。
どんなドラマが観られるの?
2026年1月29日から配信が始まったこの企画。初回公開作品は「学問の扉」というエピソードです。

悔しさをバネに大学に入学し、授業で教授の言葉にハッとして自分の原点を見つける…という、誰しもが共感できそうなストーリー。こういうリアルな感情の動きを描けるのが、ドラマ形式の強みですよね。
プレスリリースによると、今後も「就活」や「柔道」といった様々なテーマのドラマが公開されていくようです。どんな人生の物語が描かれるのか、非常に楽しみです。

大学広報の新しいスタンダードになるか
この取り組みは、ショートドラマ専門のレーベル「HA-LU」などが制作に協力しており、クオリティにもこだわっていることが伺えます。単なる学生の自主制作ではなく、プロと組んで本気でコンテンツを作っているわけです。
ショートドラマだけでなく、在学生によるチャレンジ企画やダンス動画なども投稿していくとのことで、多様な角度から大学の「今」を伝えていくようです。

100周年という節目に、過去の卒業生の物語を、現代的な手法で未来の学生たちに届ける。この名城大学の挑戦は、他の大学にとっても大きな刺激になるはずです。受験生はもちろん、企業の広報やブランディング担当者の方にとっても、非常に参考になる事例ではないでしょうか。
気になる方は、ぜひTikTokアカウントをチェックしてみてください。
- 情報提供: 学校法人 名城大学











