その悩み、もしかして我慢してる? 横浜発のクリニックが切り拓く「針を使わない」新しいフェムゾーンケアの未来
「なんだか昔と違うかも...」「人に相談しにくい」
年齢を重ねたり、出産を経験したりする中で、女性特有の繊細な悩みを抱えている方は少なくないはず。特に「デリケートゾーン」の変化については、誰に話したらいいか分からないまま、一人で抱え込んでしまうことも多いのではないでしょうか。
そんな女性たちの声に寄り添い、新しい選択肢を提示してくれる場所があります。それが、横浜にある 「女性医療クリニックLUNAネクストステージ」 です。
このクリニックから、私たちが注目せざるを得ない、とても画期的な発表がありました。それは、なんと「針を使わない腟治療」における 【世界初※の臨床試験開始】 と、もう一つの先進治療 【腟スレッドの臨床研究承認】 というニュースです。
一体どんな治療法で、なぜこれがそんなにすごいことなのでしょうか? 詳しく掘り下げていきましょう。
痛くないって本当? 新しい選択肢「腟ミラジェット」とは
今回の発表の核となる一つが、 「腟ミラジェット」 という治療機器を用いた臨床試験の開始です。
この治療法の最大の特徴は、針を一切使わないこと。強い水流の力で、ヒアルロン酸や成長因子といった有効成分を腟の壁に浸透させるという、**非侵襲型 **(体に負担をかけない)の画期的なアプローチです。
想像してみてください。 「切らない・刺さない・怖くない」
これまでの治療法に抵抗があった方にとって、これほど心強い言葉はないでしょう。この低侵襲性によって、腟の潤い、弾力、そして感度の自然な向上が期待できるというのです。
なぜ「世界初※の臨床試験」がそんなに重要なのか?
「腟ミラジェット」という機器自体は、すでに一部の医療機関で使われているそうです。しかし、LUNAクリニックの今回の取り組みが「世界初※」と銘打たれているのには、明確な理由があります。
それは、 【臨床倫理委員会】の正式な審査を通過した上で、医学的なエビデンス(科学的根拠)の取得を目指す臨床試験として運用される、という点です。
「倫理委員会? それがどうすごいの?」と思うかもしれません。しかし、これが医療の信頼性において、非常に大きな意味を持つのです。
医療機関が新しい治療法に取り組む際、その効果と安全性を客観的に評価し、倫理的な問題をクリアしているかを審査するのが臨床倫理委員会です。クリニックレベルでこの委員会の承認を得ることは非常に稀で、以下の点で重要な意義があります。
- 安心の証明: 「この治療は、医学的・倫理的に厳しく審査されたものです」という公的なお墨付きが得られるため、患者さんはより安心して治療を受けられます。
- 医療界への貢献: 学会発表や医学論文の掲載には、倫理委員会の承認が必須。今回の取り組みは、この治療法を広く医療界に発信し、将来的な普及につなげるための第一歩となります。
- トラブル予防: 治療のルールや患者さんへの説明体制が整備されることで、予期せぬトラブルのリスクを最小限に抑えます。
- 未来への投資: エビデンスを積み重ねることで、いずれこの治療法が「標準的な選択肢」として多くの人に届けられる可能性が生まれます。
つまり、LUNAクリニックはただ新しい機器を導入しただけでなく、「この治療が本当に効果があり、安全なものである」ということを、科学的な根拠に基づいて証明しようという、非常に誠実で責任感のある姿勢を示しているのです。
世界が注目? もう一つの希望「腟スレッド」
LUNAクリニックが同時に臨床研究を開始したのが、婦人科領域における 「腟スレッド治療」 です。これは、文字通り医療用の「スレッド(糸)」を使って腟の構造をサポートするアプローチで、国外では既に注目が集まりつつある治療法です。
こちらも、臨床倫理委員会の正式な承認を得て臨床研究が進められています。国外の最新技術にも目を向けつつ、それを医学的・倫理的にしっかりと精査した上で臨床研究に取り入れるというLUNAの取り組みは、まさに女性医療の未来を切り拓こうとする意欲の表れと言えるでしょう。
この挑戦を率いるキーパーソン:中村りょう子院長
これらの先進的な取り組みを牽引しているのが、LUNAネクストステージの中村りょう子院長です。
中村院長は、泌尿器科および女性骨盤底医学の専門医として、長年多くの女性の悩みに向き合ってきました。特に「年齢や出産に伴うフェムゾーンの変化」に関する悩みを抱える女性たちに、医学的根拠に基づいた「正しい腟治療」 を届けることを使命とされています。
院長の言葉からは、「その場しのぎ」ではなく、患者さん一人ひとりの数年先のライフステージを見据えた、根本的で持続的な治療を大切にされていることが伝わってきます。美容的な技術と、専門医としての深い医学知識を融合させた、まさにフェムテック医療のパイオニアと言えるでしょう。
また、尿もれや骨盤臓器脱など、デリケートであるがゆえに受診をためらってしまう女性が多い現実を変えたい、 「もっと気軽に相談できる泌尿器科医」 になりたい、という熱い想いも持たれています。女性泌尿器医療のハードルを下げるための活動にも力を入れているそうです。
中村院長は今回の取り組みについて、このように語っています。
「腟治療やフェムゾーンケアは、これからの医療の中でますます重要になっていきます。ただ新しい技術を取り入れるだけでなく、“正しく、安心して受けられる治療”として社会に届けていくことが私たちの使命です。腟ミラジェットも腟スレッドも、医学的根拠を積み重ねることで、誰もが自信をもって選べる選択肢にしていきたいと思います。」
この言葉からは、新しい技術への期待だけでなく、それを患者さんに安全かつ確実に届けることへの強い責任感が感じられます。
あなたも新しい医療の一歩に貢献できる? 学術モニター募集
LUNAクリニックでは、今回の臨床試験・研究に伴い、 「学術モニター」 の募集も行っているとのこと。
- 対象: 更年期に伴うGSM(閉経関連尿路性器症候群)や、腟のゆるみなどに悩む方
- 内容: 臨床試験・研究の一環として、「腟ミラジェット」または「腟スレッド」による治療を受け、治療前後の経過観察やアンケートに協力する。
モニターへの参加は、医師の診察・説明を受け、臨床倫理委員会のガイドラインに沿って進められます。もしあなたが上記の悩みを抱えていて、新しい治療法に興味があるなら、この機会に詳細を問い合わせてみるのも良いかもしれません。
横浜にある「女性医療クリニックLUNAネクストステージ」へのアクセス
先進的な女性医療に取り組む、このクリニックはどこにあるのでしょうか?
女性医療クリニックLUNAネクストステージ
- 所在地: 〒231-0861 神奈川県横浜市中区元町1丁目32-1 LIST132ビル3F
- 診療科目: 女性泌尿器科(フェムゾーン医療・美容、女性性機能障害相談など)
- 特徴: 女性の「キレイ」と「元気」を医療で支える、臨床研究実施クリニック
女性のデリケートな悩みに、科学的根拠に基づいたアプローチで真摯に向き合うLUNAクリニック。今回の世界初※の臨床試験開始は、日本の、そして世界の女性医療に新たな光をもたらす一歩となるでしょう。
もし、あなたが一人で悩みを抱えているなら、こうした専門クリニックに相談することで、未来への希望が見えてくるかもしれません。
[お問い合わせ先] 女性医療クリニックLUNA 広報担当 TEL:045-662-0618 Email:[email protected]
(※当院調べ:2025年6月時点、腟ミラジェットを用いた臨床倫理委員会承認済の臨床試験として)