2025年元旦、東京・原宿の穏田神社から新たなお守り「良縁守『くくる』」が登場します。金沢美術工芸大学との共同制作によるこのお守りは、石川県の伝統工芸、九谷焼と真田紐を使用し、特別なデザインが施されています。特に、伝統を守りつつも新しい価値を創造する姿勢が、このお守りの魅力です。
新しいお守りのかたち、良縁守「くくる」とは?
伝統工芸とのコラボレーション
「良縁守『くくる』」は、穏田神社と金沢美術工芸大学のコラボレーションにより生まれました。このプロジェクトでは、石川県の伝統工芸である九谷焼と真田紐が使用されており、熟練した職人の技と若いデザイン感覚が融合しています。九谷焼はその美しい色彩と独自の模様で知られ、真田紐は耐久性に優れた手織りの紐です。これらの要素が組み合わさることで、単なるお守りを超えた、アートピースとしても楽しめるアイテムとなっています。
お守りの売上の一部は、能登半島地震の復興支援に寄付
さらに、このお守りの売上の一部は、2024年に発生した能登半島地震の復興支援に寄付されます。この取り組みは、地域への感謝の気持ちを込めたものであり、購入者は「良縁守『くくる』」を通じて、伝統工芸の継承と地域の復興に貢献できるという二重の価値を享受できます。これにより、単なる商品購入が、意味深い社会貢献へと繋がるのです。
良縁守「くくる」の詳細と特徴
梅鉢紋と穏田神社の紅白梅をモチーフにした陶器部分
「良縁守『くくる』」の陶器部分には、石川県の伝統工芸品である九谷焼を使用しています。サイズは45×45×13mmで、デザインは前田家の梅鉢紋と穏田神社の紅白梅をモチーフにしています。特に、中央の青緑色は穏田神社の豊かな自然を象徴し、白梅にあしらわれた鳥は神社のロゴマークをオマージュしたものです。九谷焼の持つ美しい色彩と高い耐久性により、長く愛用できるお守りとなっています。
紐部分にはオリジナルデザインの真田紐
紐部分には、オリジナルデザインの真田紐を採用しています。この紐は600×12mmのサイズで、緑色を基調とした編み込みパターンが特徴です。真田紐は耐久性が高く、茶道具の桐箱などに使用される伝統的な素材です。「人や自然がともに調和し循環していく未来を目指していけるように」という願いが込められています。
サイズと使用方法
「良縁守『くくる』」は、陶器部分と真田紐の組み合わせにより、鞄や腕などに身近に持ち歩くことができます。単体で帯留めとしても使用可能で、日常生活の中で自分の願いを込めて身に着けることができます。お守りを参拝し、願いを込めて結ぶことにより、心の拠り所になることを目指しています。価格は3,800円で、穏田神社社務所にて2025年1月1日午前0時から頒布開始となります。
購入方法と価格
頒布開始日と場所
「良縁守『くくる』」は、2025年1月1日(水)午前0時より、穏田神社社務所にて頒布を開始します。この特別なお守りは、神社の参拝者のみならず、伝統工芸や地域支援に興味のある方にも広く手に取っていただきたいアイテムです。
支払方法と注意事項
頒布価格は3,800円(税込)で、支払方法は現金または電子決済が可能です。ただし、購入したお守りは穏田神社の社務所のみで有効となりますので、他の店舗では利用できません。また、数量限定のため、早めの購入をお勧めいたします。お守りを手に取ることで、地域の伝統工芸を支援しつつ、自分自身の願いを込めた特別なアイテムとして大切にしていただければ幸いです。
良縁守「くくる」に込められた想い
「良縁守『くくる』」は、ただの護符ではなく、深い意味と願いが込められた特別なお守りです。このお守りは、良い縁を結ぶことを願い、持つ人の心の拠り所となることを目指しています。穏田神社の宮司は、「人を想い未来を願うことが循環するために」という思いを持ち、デザイン制作に関わった学生たちもその意図を受け継いでいます。
人と人との縁、願いを結ぶ
「くくる」という名前は、「結ぶ」という意味を持ち、人と人との縁や、願いを結ぶ力を象徴しています。制作過程で、学生たちは神社の歴史や地域とのつながりを深く研究し、それをデザインに反映させました。良縁守「くくる」を手にすることで、持ち主は自らの願いを込め、日常生活の中でその想いを結びつけることができるのです。
鞄や腕に結んで身に着けやすい
このお守りは、日常的に身に着けることができ、鞄や腕に結びつけることで常に良縁を願う気持ちを感じられます。また、単体で帯留めとしても使用可能で、特別な場面でも活躍します。参拝後、お守りに自らの願いを込めて結ぶ行為は、願いを心に刻む大切な儀式となります。このように、良縁守「くくる」は、日常生活の中で自分の願いを意識し続けるための強力なサポートとなるでしょう。
穏田神社の魅力
神社の歴史と文化
穏田神社は、東京都渋谷区に位置し、古くから地域の信仰の拠り所として親しまれてきた神社です。創建は平安時代にさかのぼり、加賀藩前田家との深い関わりがあります。神社では、良縁や家内安全を祈願する祭りや行事が毎年行われており、地域の文化や伝統が色濃く残る場所です。また、穏田神社はその美しい境内や歴史的な建造物からもわかるように、訪れる人々に心の安らぎを与えるパワースポットとしても知られています。
アクセス情報と訪れる際のポイント
穏田神社へのアクセスは非常に便利で、最寄り駅は「原宿駅」と「渋谷駅」です。どちらの駅からも徒歩約10分の距離に位置しており、東京メトロ「明治神宮前駅」からは徒歩約5分で到着します。訪れる際は、特に初詣やお守りの頒布日には多くの参拝者で賑わうため、早めの時間帯に行くことをおすすめします。また、境内には静かな散策路があり、神社の歴史を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができます。神社の公式サイトやSNSでは、イベント情報や最新のニュースが配信されているので、訪問前にチェックすることも忘れずに。
アクセス情報まとめ
項目 | 詳細 |
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所在地 | 東京都渋谷区神宮前5-26-6 |
アクセス | ・「渋谷駅」から徒歩約10分 |
・「原宿駅」から徒歩約10分 | |
・東京メトロ「明治神宮前駅」7番出口から徒歩約5分 | |
オンライン情報 | ・ホームページ:https://onden.jp |
・Instagram:https://www.instagram.com/onden_jinja/ | |
・X(旧Twitter):https://x.com/onden_jinja |
この表を参考に、穏田神社へのアクセスや訪れる際のポイントを確認し、ぜひ足を運んでみてください。
良縁守「くくる」を通じて伝えたいこと
良縁守「くくる」は、ただの護符ではなく、深い意味と願いが込められた特別なお守りです。このお守りは、良い縁を結ぶことを願い、持つ人の心の拠り所となることを目指しています。穏田神社の宮司は、「人を想い未来を願うことが循環するために」という思いを持ち、デザイン制作に関わった学生たちもその意図を受け継いでいます。
新年の願いを込めて
新年の初めに、良縁守「くくる」を手に取ることで、持ち主は自らの願いを込め、日常生活の中でその想いを結びつけることができます。このお守りは、日常的に身に着けることができ、鞄や腕に結びつけることで、常に良縁を願う気持ちを意識し続けられます。特に、参拝後にお守りに自らの願いを込めて結ぶ行為は、心に刻む大切な儀式となり、新たな一年のスタートを特別なものにしてくれるでしょう。良縁守「くくる」を通じて、皆様の新年が幸多き一年となることを願っています。