万博で福井が本気出す!恐竜だけじゃない、「恐竜王国福井DAY」は多層的な魅力の宝庫だった!
いよいよ熱気を帯びてきた大阪・関西万博。日本各地の魅力が集結するこの舞台で、ひときわ異彩を放ちそうなイベント情報が飛び込んできました。それが、2025年7月16日(水) にEXPOホール「シャインハット」で開催される 「恐竜王国福井DAY」 です!
「恐竜王国」と聞けば、あの迫力満点のイメージが浮かびますよね。もちろん恐竜も登場しますが、実はそれだけじゃないんです。福井県の「今」と「伝統」、そして未来への情熱がギュッと凝縮された、まさに福井の魅力の宝石箱のような一日になりそうです。
私はこの情報を見て、「これは単なる地方のPRイベントではないな」と感じました。福井県が万博という大舞台で、どれだけ多角的な魅力をアピールしようとしているのか。その意気込みに、思わず引き込まれてしまったんです。
1日で味わい尽くす福井の魅力!3部制ステージの全貌
この「恐竜王国福井DAY」は、観客入れ替え制の3部構成になっています。各部で異なる演目があるため、「どの時間帯に行こうかな?」と悩む時間も楽しいですよね。
共通演目:迫力と元気、そして美しさ!
まずは、どの部でも楽しめる共通演目からご紹介しましょう。
- 超リアル恐竜ライブショー「ディノ・ア・ライブ」:
- これぞ福井!と言える目玉企画です。単なる展示ではなく「ライブショー」というところに期待が高まりますね。関西初登場のフクイラプトルやティラノサウルスなど、最大全長13メートルにもなるリアルな恐竜たちが、なんと5体もホール内を動き回るんだとか! 約25分間、どんな臨場感あふれる体験ができるのか、想像するだけでワクワクします。子どもから大人まで、きっと息をのむ迫力に魅了されるはずです。
- 福井商業高校チアリーダー部「JETS」のチアダンスショー:
- 映画にもなった、あの全米制覇9回を誇るJETSが登場! 約50人のメンバーによる、見る人に元気と勇気を与えるパフォーマンスは必見です。今回は、愛知県の「青春応援団 我無沙羅」との初共演もあるそうで、「応援」というキーワードでどんな化学反応が生まれるのか、こちらも楽しみです。
- 辻元舞さんのトーク:
- モデル・タレントとして活躍されている辻元舞さんが、今回のクリエイティブディレクターを務められています。彼女が制作したキービジュアルのポスターも完成したとのこと。
県内を実際に旅した経験を踏まえながら、司会者とのトークで福井の魅力を発信してくださるそうです。どんなエピソードが聞けるのか、要注目ですね。
各部異なる演目:「福井の今」と「伝統」を深掘り!
ここからが、「恐竜王国」だけじゃない、福井県の奥深さを感じられるパートです。各部で全く違う切り口の福井を体験できます。
- 1部:「最新科学と伝統の響き」
- 福井県立恐竜博物館から生中継:
- 勝山市にある恐竜博物館から、7月11日から始まる特別展「獣脚類2025」の会場と生中継を結びます! 世界初公開のティラノミムス全身骨格や日本初公開のスピノサウルス全身骨格など、始まったばかりの特別展の見どころをその場から紹介してくれるなんて、これは見逃せません。
- 伝統芸能披露:
- 勝山左義長ばやし保存会(勝山市)によるオープニングアトラクションと、芦原温泉旅館協同組合(あわら市)による歓迎口上が披露されます。恐竜という太古の世界から一転、祭りの賑わいや温泉地のおもてなしの心が感じられる、振り幅の大きな構成ですね。
- 2部:「地球の記憶と祭りの熱気」
- 福井県立年縞博物館から生中継:
- 若狭町にある年縞博物館から中継! 縞模様の地層「年縞」が、1年たりとも欠けることなく7万年分も堆積しているのは、世界で福井県にある水月湖だけという奇跡。今回は11年ぶりの調査で掘削された年縞を特別に公開するとのこと。7万年という気の遠くなるような地球の記憶に触れる、知的好奇心をくすぐる時間になりそうです。
- 勝山左義長ばやし再登場:
- 1部に続いて、再び伝統の音色が響き渡ります。
- 3部:「禅の世界と祭りの躍動」
- 永平寺の老師による「椅子坐禅体験」:
- 永平寺町にある曹洞宗の大本山、永平寺の老師を招いて、なんとステージで椅子坐禅を体験できる特別企画! 780年以上の歴史を持つ禅の世界に触れる、静かで荘厳なひとときを味わえます。
- 小浜放生祭 合同演奏:
- 9月に小浜市で開催される放生祭から、8つの山車区による合同演奏が県外で初めて披露されます。静寂の禅体験の後に、一気に祭りの熱気が会場を包み込む、これもまた福井の多面性を象徴する組み合わせですね。
どの部を選ぶ? あなたならどうする?
こうして各部の内容を見てみると、それぞれに違う魅力がありますね。
- 恐竜と最新科学、そして祭りの賑やかさを満喫したいなら1部。
- 地球の壮大な歴史に触れつつ、再び祭りの熱気を感じたいなら2部。
- 心を落ち着かせる禅の世界に触れ、最後は勇壮な祭りの響きに包まれたいなら3部。
うーん、正直、どれも魅力的で一つに絞るのは難しいですね! 万博に行く予定がある方は、ぜひこのスケジュールをチェックして、気になる部に参加してみてはいかがでしょうか。
観覧方法と周辺情報
「恐竜王国福井DAY」のステージは、予約なしで入場できる自由席が各部500席ほど用意されているそうです。万博会場にいる方は、気軽に立ち寄れるのが嬉しいですね。
また、同じシャインハット内の多目的ホールでは、福井県の観光PRや物産展、伝統工芸品の展示も行われるとのこと。ステージの前後には、こちらもぜひチェックして、福井の魅力をお土産にしたり、次の旅の計画を立てたりするのも楽しそうです。
まとめ:福井県の本気が万博で炸裂する!
今回の「恐竜王国福井DAY」は、単に恐竜で集客するだけでなく、年縞に代表される学術的な価値、永平寺の禅文化、そして受け継がれる伝統芸能まで、福井県が持つ多様で奥深い魅力を、万博という最高の舞台で披露しようという強い意志が感じられます。
「恐竜王国」というインパクトの強い看板を掲げつつも、その裏には、脈々と続く歴史や文化、そして「今」だからこそ見られる貴重な瞬間がある。そんな福井県の多層的な魅力を体感できる、貴重な機会になるはずです。
2025年7月16日(水)は、大阪・関西万博で「恐竜王国福井DAY」に注目です!