バニラの香りを主役にした2種類のクリスマスケーキと、シュトーレンが登場します。バニラスイーツ専門店Hugh Morgan(ヒューモルガン)の2026年クリスマスコレクションは、マダガスカル産とエクアドル産のバニラをそれぞれの菓子に生かした品ぞろえです。
アイキャッチ:クリスマスケーキ2種。(画像・資料提供:Hugh Morgan株式会社) 出典:プレスリリース
発表資料によると、ケーキは数量限定で11月1日から予約を受け付けます。運営会社に、バニラの選び方や9層のケーキの組み立て、シュトーレンの配合について聞きました。
甘く芳醇な香りをキャラメルとチョコレートに重ねる
「ヴァニリエ」は、マダガスカル産プランフォリア種を使ったケーキです。バニラムースやバニラクリームに、キャラメルクリーム、塩味を効かせたミルクチョコレートクリームなどを9層に重ねています。税込6,048円、サイズは約12×11.5×高さ5cmです。

Hugh Morganによると、幅広い人においしいと感じてもらえる組み合わせを目指し、人気のあるキャラメルとチョコレートを選びました。フルーティーで華やかなタヒテンシス種ではなく、甘く芳醇なマダガスカル産プランフォリア種の香りが、両素材の苦味やコクと調和し、バニラ自体も主役として表現できると考えたそうです。同社は香りをしっかり出すため、香り成分バニリンの含有量も選定理由に挙げています。
キャラメルとチョコレートのクリームにもバニラを加える一方、両素材は風味が強く油脂分も多いため、層を厚くすると口に残りやすいと同社は説明します。そこでそれぞれを薄くし、最後まで全体がまとまるよう厚みを調整しました。
生地にはバニラのシロップをしっかり染み込ませ、口に入れた瞬間にシロップの香りが広がり、バニラムースなどが続くイメージで構成。薄い層を重ねることで、見た目の美しさと味のまとまりを両立させたといいます。

苺と華やかな香りを合わせたシャルロット
丸い「シャルロット・ヴァニーユ」は、フランスの伝統菓子を同店流に仕立てた一品。エクアドル産タヒテンシス種の香りをつけたバヴァロワに、バニラと苺のコンポートを合わせ、周りをビスキュイで包んでいます。税込6,750円、直径約15cmです。

同社は、クリスマスケーキに苺をイメージする人が多く、季節的にもおいしい時期であることから、苺を必ず使うと決めたといいます。合わせるバニラは当初からエクアドル産タヒテンシス種を選択。フルーティーで華やかな香りが、苺の香りや味とよく合ったと話しています。

先代シェフの配合を受け継ぐシュトーレン
「シュトーレン・ヒューモルガン」は、バニラ以外のスパイスを使わず、バニラの香りを中心に仕上げた季節菓子です。2種のバニラビーンズをブランデーに漬けて香りを移したドライフルーツ、バニラ入りマジパンやナッツを生地に重ね、焼成後もバニラの香りを移したバターや砂糖で仕上げます。

今回も先代シェフの配合をそのまま使用しているそうです。現在の作り手は、バニラをスパイスと捉え、その香りを前面に出すため他の香りの要素を加えないという考え方に感銘を受け、配合を崩さずに作っていると説明しました。
価格はホールが税込6,480円、新登場のハーフサイズが税込3,560円。薄く切ってワインやシャンパンと楽しむ提案もされています。

ケーキは11月1日から予約、シュトーレンは12日から販売
ケーキの予約は11月1日から、日本橋三越本店の店頭と公式オンラインショップで受け付け、数量に達し次第終了します。受け渡しは12月23日〜25日、日本橋三越本店です。

シュトーレンについては、発表資料の冒頭と概要で開始日の記載が異なっていたため確認したところ、同社は店頭・オンラインともに11月12日から販売すると回答しました。店舗では購入に加えて発送も受け付け、オンラインは発送で対応。オンラインの届け日は注文日から最短5日後より指定できます。
この記事はHugh Morganへの取材回答と公開情報をもとに制作しています。写真は提供素材で、編集部が試食した記録ではありません。取材記事の編集方針はこちら。












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