名古屋・栄に2026年誕生!新商業施設「HAERA」は感性が響き合う『PUBLIC MUSEUM』
名古屋の玄関口、栄エリアが大きく変貌を遂げようとしています。J.フロント リテイリンググループが手がける新たな商業施設「HAERA(ハエラ)」が、2026年初夏に開業すると発表され、今からその全貌に期待が高まりますね!
単なるショッピングモールではなく、 「感性が交差するPUBLIC MUSEUM」 というコンセプトを掲げるHAERA。ファッション、アート、食体験が融合した、これまでにない空間体験が私たちを待っているようです。
新時代の幕開けを告げる「HAERA」とは?
「HAERA」は、名古屋市中区錦三丁目に建設中の超高層ビル「ザ・ランドマーク名古屋栄」の地下2階から地上4階を占める、総延床面積約18,776㎡の大型商業施設です。
私が特に注目したのは、このプロジェクトの強力なタッグです。ファッション・カルチャーの先進性で知られる「パルコ」と、ラグジュアリーな世界観や賑わいの創出に強みを持つ「大丸松坂屋百貨店」。百貨店とファッションビル、それぞれの強みを持ち寄ることで、どんな化学反応が生まれるのか、想像するだけでワクワクしませんか?
グループ全体で名古屋・栄エリアのさらなる魅力向上を目指すという意気込みも感じられます。松坂屋名古屋店や名古屋PARCOといった既存施設との連携も深め、街全体を盛り上げていく計画は、名古屋に住む私たちにとっても嬉しいニュースですね。
名前の由来とロゴに込められた深いメッセージ
「HAERA」という個性的な名前、その響きにはどんな意味が込められているのでしょうか?
実はこれ、「栄える+era (時代) 」からの造語なんです。「次の“栄える(はえる)”をつくる、街の新しい賑わい・時代をつくっていく起点になりたい」という熱い思いが込められていると知り、私も思わず「なるほど!」と声を上げてしまいました。
そして、そのコンセプトを体現するロゴデザインも秀逸です。
手がけたのは、韓国・ソウルを拠点とするデザインスタジオ 「Ordinary People(オーディナリー ピープル)」 。彼らは、あのBTSのアルバム『Proof』や、韓国の有名ドラッグストア「オリーブヤング」のブランドアイデンティティリニューアルなども手がける、今最も注目されるクリエイティブ集団の一つなんです。
このロゴは、「栄」という漢字の造形をモチーフにしているそう。伝統的な形を残しつつも、時代とともに変容する漢字に着想を得て、モダンなムードで表現されています。伝統と革新の融合、まさに「HAERA」が目指す姿を象徴しているように感じられますね。Ordinary Peopleについてもっと知りたい方は、ぜひ彼らのウェブサイトをチェックしてみてください。
「PUBLIC MUSEUM」という新たな体験型空間
「HAERA」の核となるコンセプトは、 「PUBLIC MUSEUM(パブリックミュージアム)」 です。
これは「感性が交差する場所として、新しいものやインスピレーションを集め、訪れる方それぞれのレンズで完成するミュージアムのような体験価値を提供する」というもの。つまり、ただ買い物をするだけでなく、訪れる一人ひとりが 「自分だけの発見」 を楽しめる美術館のような場所、ということでしょうか。
約65店舗のラインナップが予定されており、「感性に響かせる」空間デザインやアート、ラグジュアリーファッション、そしてハイグレードからカジュアルまで網羅した多様な飲食店が揃う予定です。
この空間デザインを担当するのは、東京と台北に拠点を置く建築設計事務所 「NOIZ(ノイズ)」 。彼らは、デジタル技術と建築の知見を融合させる新しいアプローチで、建築設計の可能性を常に探求しています。なんと「大阪・関西万博」のシグネチャーパビリオン「null²」の設計も手がける、今注目の事務所です。
▶︎ NOIZ 公式サイト
NOIZは、HAERAの各フロアを 「一つのスタイルを体現するギャラリー」 と捉え、素材の選択と空間構成を通じてキュレーションしたそうです。不均質な天井のグリッドや、ずれと回転による床のタイル貼り、幾何学的な椅子、素材の力を凝縮させた柱など、空間そのものがアート作品のよう。
まるで物語の章を進むように、階を移動するたびに新しい発見や感動が待っている。そんな体験が、私たちを刺激してくれることでしょう。
名古屋・栄の新たなシンボルへ
HAERAは、名古屋のシンボルでもある久屋大通・大津通に面しています。世界を代表するラグジュアリーブランドが大型メゾネット店舗を構えるという情報もあり、栄の新たな顔となることは間違いなさそうです。
「栄駅直結」 という抜群のアクセスも魅力。お仕事帰りや休日のショッピング、友人とのランチやディナーなど、様々なシーンで気軽に立ち寄れるのが嬉しいですね。
また、HAERAが入居する「ザ・ランドマーク名古屋栄」は、地上41階、高さ約211mを誇る超高層ビル。その一部には、高級ホテル「コンラッド名古屋」も入居する予定です。この複合施設全体が、名古屋の新たなランドマークとして、街に活気をもたらすことでしょう。
施設概要
名称 | HAERA(読み:ハエラ) |
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所在地 | 名古屋市中区錦三丁目2501番1、2501番2、2514 「ザ・ランドマーク名古屋栄」地下2階~地上4階 |
アクセス | 地下鉄東山線・名城線「栄」駅直結 |
延床面積 | 約18,776 ㎡ |
開業日 | 2026年初夏予定 |
店舗情報 | 2026年春頃発表予定 |
HAERAの最新情報は、公式ティザーサイトでもチェックできます。開業が待ち遠しいですね!
まとめ:名古屋の未来がここから「HAERAる」!
「HAERA」は、単なる商業施設の開業という枠を超え、名古屋・栄エリアの新たな文化発信拠点、そして未来を「栄えさせる」起点となる可能性を秘めています。
ファッション、アート、食、そして最先端のデザインが融合した「PUBLIC MUSEUM」で、あなたはどんな「感性」に出会いたいですか? 2026年初夏、名古屋の街がどのように「HAERAる」のか、今からとても楽しみです!