北海道発!廃棄されるはずの「ホエイ」が奇跡のスイーツに?新ブランド<HOKKAIDO BROWN CHEESE>誕生の物語
北海道のお土産といえば、チーズや乳製品を使ったスイーツを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。定番もいいけれど、次に札幌を訪れるなら、ぜひ注目してほしい新しいブランドが誕生します!
その名も**<HOKKAIDO BROWN CHEESE(北海道ブラウンチーズ)>**。聞くだけでワクワクしますよね。しかも、このブランドの核となるのは、ちょっと変わった「あるもの」から生まれるチーズだというんです。
一体どんなスイーツなのか、そしてどんな物語が隠されているのか。私が注目したのは、その美味しさだけではない、社会的な意義も持つ取り組みでした。
キャラメル?チーズ?「ブラウンチーズ」って一体何?
このブランドの主役は「ブラウンチーズ」というユニークなチーズ。皆さんは耳にしたことがありますか? 私は初めて知ったのですが、これがまた面白い生まれ方をするんです。
通常のチーズを作る過程で、牛乳から固形分を取り除くと大量に残る液体があります。それが「**ホエイ **(乳清)」。実は牛乳の成分の90%近くがこのホエイになるそうで、栄養があるにも関わらず、これまであまり使い道がなく、やむなく廃棄されたり安価に取引されたりすることが多かったといいます。
<HOKKAIDO BROWN CHEESE>は、このホエイを何時間もかけてじっくり煮詰めることで生まれる「ブラウンチーズ」に新しい命を吹き込みました。砂糖不使用なのに、ほのかにキャラメルのような甘さと、チーズらしい甘酸っぱさ、そして濃厚さが複雑に絡み合った、まさに「キャラメルとチーズの間に生まれた奇跡」のような味わいだそうです。
このブラウンチーズ、実はノルウェー発祥なんですって。向こうでは毎朝パンに乗せて食べるほどポピュラーな存在だとか。長持ちするのも嬉しい特徴です。
奇跡のブラウンチーズがプレミアムスイーツに!注目の「SNOWDOME」
そんなブラウンチーズを最大限に活かした代表的なスイーツが、この可愛らしいフォルムの「SNOWDOME(スノードーム) 」です。
一口食べると「さくっ、しゅわっ、とろ〜っ」という、まったく異なる3つの食感が次々と現れるそう。
- ブラウンチーズの濃厚さ
- ふわっと軽いメレンゲ
- なめらかなチョコレート
これらの素材が口の中で一つになる瞬間を想像するだけで、もうたまりません! まるで雪解けのように口の中でとろけるんでしょうか。この新食感、ぜひ一度体験してみたいですよね。
フレーバーはプレーンとチョコレートの2種類。
ラインナップと価格は?コスパは?
SNOWDOME以外にも、ブラウンチーズを使った魅力的な商品がいくつか登場します。
- SNOWDOME(スノードーム)
- 価格:4個入り 1,296円、8個入り 2,484円、アソートBOX(各6個入) 3,564円
- (税込)
- 私の見解: 4個入りで1,296円ということは、1個あたり324円。プレミアムスイーツとしては、自分へのちょっとしたご褒美や、気の利いたお土産にぴったりの価格帯だと感じます。特にアソートBOXは、両方の味を楽しめてボリュームもあるので、シェアしたりギフトにしたりするのに良さそうですね。
- ZACLET(ザクレ)
- 北海道バターのいとことコラボしたザクザク食感のサブレ。
- 「バターのいとこ」の製造過程で出る端っこ生地をアップサイクルしているとのこと! こういう取り組み、素敵です。
- 価格:1袋(130g) 864円(税込)
- 私の見解: この価格でこのボリューム、そしてストーリー性も考えると、かなりお得感があるのではないでしょうか。手軽に買えるので、まずはこれから試してみるのも良いかもしれません。ザクザク食感、気になります!
- HOKKAIDO BROWN CHEESE(北海道ブラウンチーズ)
- ブラウンチーズそのもの。ノルウェーのように食卓で楽しめるアイテムです。
- 価格:100g/箱 2,160円(税込)
- 私の見解: 少しお高めですが、これは素材そのものとして、料理に使ったりパンに乗せたり、新しい食体験をしたい方向けですね。ブラウンチーズの持つ複雑な味わいをじっくり堪能したい方に。
美味しさの裏側にある「三方良し」の想い
この<HOKKAIDO BROWN CHEESE>を立ち上げたのは、栃木県那須町に拠点を置く「株式会社GOOD NEWS」です。「バターのいとこ」や「ブラウンチーズブラザー」など、ユニークなスイーツブランドを手掛けている会社なので、ご存知の方もいるかもしれません。
彼らは単にお菓子を作るだけでなく、”食”をテーマに社会課題をデザインによって解決することを目指しています。今回のブラウンチーズもその活動の一環。北海道の酪農家さんがチーズを作る際に大量に出るホエイの利活用という課題に着目し、そこに新しい価値を生み出すことで、「生産者も働く人も消費者もつながる “三方良し” な取り組み」を実現しようとしているんです。
ブラウンチーズの製造には、北海道紋別郡興部町にある「ノースプレインファーム」のホエイが使われています。ノースプレインファームは、有機農法で放牧酪農を行い、「低温殺菌・ノンホモジナイズ製法」にこだわった牛乳を作っているそうです。こういった手間ひまかけた丁寧なものづくりをする酪農家さんと連携している点も、このブランドの魅力であり、美味しさの秘密なのではないでしょうか。
単なる美味しいお菓子としてだけでなく、そこにあるストーリーや作り手の想い、そして社会に貢献しようという姿勢を知ると、一層味わい深く感じられますよね。
どこで買える?オープン日と場所
さて、気になるのは「どこで買えるの?」ということ。
2025年8月1日(金) に、大丸札幌店 地下1階に新しいブランドショップがオープンします!
HOKKAIDO BROWN CHEESE 大丸札幌店地下1F 〒060-0005 札幌市中央区北5条西4丁目7番地
札幌駅から直結している大丸札幌店の地下1階なら、アクセスも抜群ですね。お仕事帰りや観光の際に立ち寄りやすいのが嬉しいポイントです。オープン日をチェックして、ぜひ足を運んでみてください。
北海道土産の新定番になるか!?
廃棄されがちな「ホエイ」に新しい価値を見出し、美味しいスイーツへと生まれ変わらせた<HOKKAIDO BROWN CHEESE>。
「さくっ、しゅわっ、とろ〜っ」の新食感スイーツ「SNOWDOME」をはじめ、ストーリーのあるラインナップは、きっと多くの人を惹きつけるはずです。単なるお土産ではなく、背景にある想いや取り組みも一緒に持ち帰れるような、そんな魅力的なブランドだと感じました。
2025年8月1日のオープンが今から待ちきれませんね! 北海道の新しい美味しさと出会いに、ぜひ期待しましょう!