「お菓子は心の栄養」が2年連続1位!あなたの別腹を刺激する、パティシエたちの心震えるスイーツ名言BEST10
甘いものって、どうしてあんなに私たちの心をホッとさせてくれるのでしょうか?疲れた時、嬉しい時、なんだか力が欲しい時……。一口食べるだけで、ぱっと景色が変わるような、そんな魔法がお菓子には宿っている気がします。
まさにそんなスイーツの力を再認識させてくれる、素敵な企画の結果が発表されました。日本最大級のフランス菓子の祭典、 「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2025」 の目玉企画の一つ、「スイーツ名言&推し活」企画です。
今年も7月1日(火)から7月31日(木)まで開催されるこの祭典では、フランスの伝統菓子 「サントノレ」 がテーマ。全国から過去最高の312店ものパティスリーが参加し、それぞれのシェフが腕によりをかけたオリジナリティあふれるサントノレが登場します。
そんな熱気に包まれるイベントに先駆けて行われた発表会で、参加シェフたちが考案した「スイーツ名言」の人気投票が行われたんです。投票したのは、集まったメディア関係者たち。今回は、その記者たちが選んだ“心を動かすスイーツ名言”のベスト10が明らかになりました!
あなたの「別腹」を確実に刺激する、珠玉の言葉たちを一緒に見ていきましょう。
記者たちが選んだ、心に響くスイーツ名言たち
栄えある第1位に輝いたのは、多くの人が共感するあの言葉でした。そして、興味深い哲学や日々の努力が垣間見える名言も多数ランクイン。まさに、スイーツだけでなく、その作り手の「想い」まで味わえるようなランキングです。
まずは、トップ3からご紹介します!
^ スイーツ名言人気投票のトップ3に輝いたシェフたちと、各店で提供されるサントノレ
第1位:「お菓子は心の栄養」
この言葉を聞いて、「あぁ、それわかる!」と膝を打った方も多いのではないでしょうか?
見事2年連続でトップに立ったのは、 「ホテル軽井沢エレガンス」オーナーシェフパティシエ 高見澤 充氏のこの名言です。昨年も同じ言葉が1位だったというから驚きです。
私もこの言葉には深く共感します。ビタミンやミネラルといった体の栄養だけでなく、お菓子には私たちの 「心」を豊かにする特別な力がありますよね。頑張った自分へのご褒美、大切な人との語らいの時間、落ち込んだ時の癒やし…どんなシーンにも寄り添ってくれる、まさしく「心の栄養」です。
この名言を考案した高見澤氏のお店は、リゾート地・軽井沢にあります。信州の新鮮なフルーツと厳選素材を組み合わせた至福の味わいが楽しめるそうです。イベント期間中は、伝統的なスタイルのサントノレが登場。
^ 「ホテル軽井沢エレガンス」オーナーシェフパティシエ 高見澤 充氏
- 店舗: ホテル軽井沢エレガンス
- 所在地: 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1314
- イベントでのサントノレ: 「サントノレ トラディショナル」プティガトー 864円(税込)
^ 伝統的なスタイルで作られた「サントノレ トラディショナル」
パートフィユテ(パイ生地)、パータシュー(シュー生地)、クレームシャンティ(生クリーム)、クレームパティシエール(カスタードクリーム)…それぞれのパーツに職人技が光る、シンプルながらも奥深い一品だと想像できます。軽井沢を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみたいですね。
第2位:「食は人を幸せにする」
これもまた、スイーツのみならず「食」全体の真理をついている言葉です。
第2位は、 「パティスリーラネージュ」オーナーシェフ 小坂 優斗氏の名言です。
^ 「パティスリーラネージュ」オーナーシェフ 小坂 優斗氏
美味しいものを囲んで会話が弾む、大切な人と食卓を共にする喜び…「食」には、私たちの生活を豊かにし、人との繋がりを深める力があります。その中でもスイーツは、特別な「幸せ」を運んできてくれる存在。この言葉からは、そんな食が持つポジティブな力を信じるシェフの想いが伝わってきます。
北海道札幌市にある「パティスリーラネージュ」は、旬の素材や北海道産の厳選素材を使ったフレッシュなお菓子作りがモットーだそうです。
- 店舗: パティスリーラネージュ
- 所在地: 北海道札幌市白石区栄通19-3-2
- イベントでのサントノレ: 「サントノレトロピコ」プティガトー 580円(税込)
^ パプアニューギニア産バニラと台湾パイン、ココナツを使った「サントノレトロピコ」
タヒチ種バニラでソテーした台湾パインを使い、ココナツシャンティで仕上げた「サントノレトロピコ」。夏にぴったりの、トロピカルな味わいが楽しめそうですね!価格も580円と、比較的手に取りやすいのが嬉しいポイントです。
第3位:「難しいことはわかりやすく、わかりやすいことは面白く、面白いことは深く」
これは、クリエイティブな仕事をするすべての人に響く、哲学的とも言える言葉ではないでしょうか。
第3位にランクインしたのは、 「sweet hearts NAMPO」代表取締役 南保 圭佐氏です。
^ 「sweet hearts NAMPO」代表取締役 南保 圭佐氏
お菓子作りもまた然り。高度な技術や複雑な工程を、お客様が「美味しい」「楽しい」と感じるシンプルな形に落とし込む。そして、一見シンプルに見えるものの中に、食べるほどに発見がある奥深さを仕込む。この言葉は、そんな職人の探求心と、お客様へのサービス精神の両方を表しているように感じました。
「sweet hearts NAMPO」も北海道札幌市にあるお店で、「さっぽろスイーツ2014」グランプリパティシエのお店だそうです。北海道食材を活かしたスイーツやパンを提供しています。
- 店舗: sweet hearts NAMPO
- 所在地: 北海道札幌市中央区北七条西15丁目1-22 道下ビル1F
- イベントでのサントノレ: 「サントノーレ カラメルサレ」プティガトー 700円(税込)
^ 北海道産素材と塩キャラメルを使った「サントノーレ カラメルサレ」
北海道のお砂糖、生クリーム、海塩を使った塩キャラメルクリームが特徴のサントノレ。丁寧にキャラメリゼされたプチシューや、奥深い味わいのタルトと組み合わさることで、シンプルながらもまさに「深く」美味しい体験ができそうです。
第4位以下も、心に残る名言ばかり(同得点)
トップ3に続く第4位には、なんと7名ものシェフが同得点でランクインしました!それぞれに個性があり、スイーツへの愛情や仕事への姿勢が伝わってきます。
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<名言>「お菓子は笑顔の源!!」
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パティスリーアンドベル シェフパティシエ 西口 聖也氏
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昨年の「お菓子は心の栄養!」に続き、2年連続で上位にランクイン。たしかに、お菓子を囲む人たちの笑顔を見ると、この言葉の通りだと実感します。2024年1月オープンの新しいお店、応援したくなりますね!マダガスカル産バニラやプラリネクリームを使ったサントノレ、気になります。
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店舗: パティスリーアンドベル (三重県松阪市)
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*イベントでのサントノレ: 「サントノレ・バニーユ」プティガトー 620円(税込) *
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<名言>「出会いに感謝」
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おかしや page オーナーシェフ 岡本 昌樹氏
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素材との出会い、お客様との出会い、そしてこのイベントでの他のシェフやメディアとの出会い…。一つ一つの出会いを大切にする気持ちが伝わる、温かい言葉です。東京・西多摩の自然豊かな場所にあるというお店で、どんな出会いが待っているのか想像が膨らみます。チェリーとショコラ、バニーユを組み合わせたサントノレも個性的です。
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店舗: おかしや page (東京都あきる野市)
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*イベントでのサントノレ: 「ババとグラスバニーユのセット」プティガトー 620円(税込) *
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<名言>「世界中すべてのスイーツは、優しさでできている。」
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パティスリー アングレーズ *フィーユ オーナーパティシエ 小田原 益広氏
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なんてロマンチックで、そして真実味のある言葉でしょう。シェフが心を込めて作る「優しさ」が、甘みとなって私たちに届けられている…そう思うと、一層美味しく感じられそうです。名古屋にあるお店は、レモンパイが看板商品とのこと。イベントのサントノレはベルガモット香る爽やかな一品です。
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店舗: パティスリー アングレーズ *フィーユ (愛知県名古屋市)
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*イベントでのサントノレ: 「ベルガモット香るサントノレ」プティガトー 950円(税込) *
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<名言>「シンプルに美味しいがいい」
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L'air du temps オーナーパティシエ 野崎 正行氏
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まさにその通り!凝ったものも素晴らしいけれど、最終的に求めるのは「シンプルに美味しい」という揺るぎない事実。この言葉からは、素材そのものの味や基本の技術を大切にする、職人らしい実直さが感じられます。札幌にあるボンボンショコラメインのお店ですが、サントノレは夏らしいトロピカルなアレンジです。
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店舗: L'air du temps (北海道札幌市)
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イベントでのサントノレ: 「サントノーレ ショコラ トロピコ」プティガトー 840円(税込) ※野崎氏の「崎」は正式にはたつさき
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<名言>「受け手の心を動かせて初めて仕事」
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l'atelier de nono シェフパティシエ 野々山 裕司氏
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これは、クリエイターの魂の叫びのように聞こえます。どんなに素晴らしいものを作っても、それが受け取る人の心に響かなければ意味がない。お菓子を通じて、人々の感情に触れたいという、強い想いが込められた言葉だと感じました。千葉県浦安市にある焼き菓子とケーキのお店。サントノレは週末限定なので、狙って訪れたいですね。
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店舗: l'atelier de nono (千葉県浦安市)
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イベントでのサントノレ: 「サントノレ プラリネノワゼット」プティガトー 980円(税込) (7月の土曜、日曜限定販売)
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<名言>「迷わず行けよ、行けばわかるさ」
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東京エディション虎ノ門 Lobby Bar ペストリーシェフ 向 慶一氏
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これはもう、スイーツイベント参加への最高のキャッチコピーではないでしょうか!「気になるあのサントノレ、迷うけどどうしよう…」「ちょっと遠いけど行ってみるか…」そんな迷いを吹き飛ばしてくれる、力強い言葉です。行動することの大切さを教えてくれますね。洗練されたホテルの空間で味わうサントノレは、また格別でしょう。
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店舗: 東京エディション虎ノ門 Lobby Bar (東京都港区)
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イベントでのサントノレ: 「サントノーレ アナナス」デセール 1,800円(税込) (Lobby Barでの提供)
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<名言>「朝ごはんをたべても 昼ごはんをたべても 夜ごはんをたべても ケーキは別腹」
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菓子工房 ichi オーナーシェフ 山内 敦生氏・ももこさん
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はい、異論は全くありません!全国のスイーツ好きの気持ちを代弁してくれた、最高に正直で共感を呼ぶ名言です。食事は食事、スイーツはスイーツ。胃袋の容量とは別の次元に「別腹」が存在することを、シェフ自らが認めてくれている…!これほど心強い言葉はありません(笑)。ハーブやフルーツの生産も手掛けるというお店にも興味津々です。
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店舗: 菓子工房 ichi (愛知県稲沢市)
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イベントでのサントノレ: (プレスリリースには具体的な情報なし)
^ 素敵な笑顔の山内ご夫妻
スイーツ名言で、今年の「パティスリーウィーク」をさらに楽しむ!
いかがでしたか?どの名言も、スイーツに込められたシェフたちの情熱や哲学、そして私たちへの優しい想いが伝わってきて、なんだか胸がいっぱいになりますね。
今年の「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2025」は、全国312店が参加し、伝統的な「サントノレ」をテーマに開催されます。各店舗でどんな個性的なサントノレが生まれているのか、考えるだけでワクワクします。
そして、この「スイーツ名言」企画。あなたが「この言葉、グッとくるな!」と思った名言や、その言葉を考案したシェフのお店に、ぜひ足を運んでみてください。言葉に触れてから味わうスイーツは、きっといつも以上に深く心に響くはずです。
さらに、イベントのX(旧Twitter)公式アカウントでは、今回のランキングで紹介しきれなかった11位以降の名言も、参加店のサントノレ画像とともに順次投稿されるそうです!「私の推し名言はランクインしてるかな?」と、ぜひチェックしてみてください。
Xで気になる名言を見つけたら、ぜひリポストしてみましょう!あなたの「いいね」やリポストが、シェフたちの励みになり、まだそのお店を知らない誰かに届くきっかけになるかもしれません。スイーツを愛する気持ちを、言葉と行動でシェフに届ける 「スイーツ推し活」 、一緒に楽しみませんか?
イベントの詳細や参加店舗リストは、公式サイトで確認できます。ぜひお近くのお店を探してみてください。
- イベント公式サイト: https://francepatisserieweek.com/
- X(旧Twitter)公式アカウント: https://x.com/fp_week
美味しいスイーツは、私たちの日常を彩る小さな冒険です。そして、その背景にあるシェフたちの言葉は、時に人生のヒントにもなるような、心温まるメッセージ。
さあ、今年の夏は「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2025」に参加して、美味しいサントノレと、心に響く名言を探しに出かけましょう!きっと、素敵な出会いが待っているはずですよ。