【現場の救世主現る!】プロの苦悩を解決する新工具「07シリーズ」がついに登場!
「コーキング撤去」、この言葉を聞いて「あ…」となる方もいるかもしれません。外壁の補修や水回りのリフォーム、窓サッシの交換など、様々な建築現場で避けては通れない作業です。劣化したコーキング材を剥がす作業は、地味ながらも体力を消耗し、時間もかかる、まさに職人さんの「苦行」の一つだったのではないでしょうか。
そんな現場のリアルな声に応える、まさに「救世主」と呼ぶにふさわしい新しい工具が誕生しました。その名も 『MZ-07シリーズ』 。開発を手掛けたのは、創業112年を迎える老舗メーカー、株式会社ミズタニです。
なぜ、この工具が必要だったのか?開発秘話に迫る
正直なところ、これまでコーキング撤去専用の工具は、現場で働く方々にとって本当に「待望」だったんです。カッターナイフやスクレーパーなど、他の工具を代用して作業しているケースがほとんどでしたから。
そんな中、株式会社ミズタニさんが2023年にリリースした「MZ-TOOL」は、そのニッチながらも切実なニーズを見事に捉え、あっという間に業界で話題になりました。累計5,000万円(市場価格)以上を売り上げるヒット商品となったのも納得です。
しかし、ミズタニさんはそこで満足しませんでした。さらに多くの現場の職人さんから直接、意見や要望を徹底的にリサーチしたそうです。私が特に感心したのは、この 「現場の声に耳を傾ける姿勢」 です。使い手であるプロの「もっとこうだったら良いのに…」という生の声こそが、最高のアイデアを生み出す宝庫なんですね。
そうして集められた、想像を絶するほどの苦労話や改善要望が、究極のコーキング撤去工具、この『07シリーズ』として結実したのです。特許まで取得したというその機構には、並々ならぬ開発への情熱を感じます。
『07シリーズ』、その実力とは?私が注目した3つのポイント
今回登場したのは、ホルダーと替刃、合わせて4つの新アイテム。従来のホルダーと合わせると、大・中・小の3サイズが揃い、あらゆる現場に対応できる体制が整いました。
一体この「07シリーズ」のどこがそんなに特別なのか? プロの現場で働く方々が最も恩恵を受けるであろうポイントを、私なりに深掘りしてみました。
1. 業界初!この「刃厚0.7mm」がもたらす絶妙なバランス
『07シリーズ』最大の特徴は、その名の通り 「刃厚0.7mm」 であること。しかも、刃幅は9mmと6mmの2種類が用意されています。この「刃厚0.7mm」というのは、この刃幅では業界初だそうです。
「たかが0.1mm、0.2mmの違いでしょ?」と思うかもしれません。でも、このわずかな差が、現場では天と地ほどの差を生むんです。
- 薄すぎると… 刃がブレたり、すぐに折れたりして、安定した作業ができません。力加減が難しく、余計なところに傷をつけてしまうリスクも上がります。
- 厚すぎると… 硬すぎて対象に沿わせにくく、細かい作業が難しくなります。また、必要な力が増えて、作業者の疲労につながります。
この0.7mmという厚さは、株式会社ミズタニさんが数々の試行錯誤の末に見つけ出した、まさに 「強靭さ」と「適度なしなり」を両立させる黄金比なのではないでしょうか。硬すぎず、柔らかすぎず、刃が必要な場所にしっかりと入り込み、かつ材料に沿ってしなってくれる。想像するだけで、撤去作業が格段にスムーズになるのが目に浮かびます。
2. 疲れにくく、確実な作業を支える「特許ラバーグリップ」
長時間にわたる作業では、工具を持つ手が疲れるのは避けられません。特に力仕事であるコーキング撤去では、グリップの握りやすさが作業効率に直結します。
『07シリーズ』のホルダーには、特許機構を採用したラバーグリップが搭載されています。これにより、手が滑りにくく、しっかりと握ることができます。力強く握り込んでも手に負担がかかりにくく、長時間の作業でも疲れを軽減してくれるでしょう。この「握り心地」というのは、実際に使ってみないと分かりにくい部分ですが、毎日のように使うプロの道具としては、非常に重要な要素ですよね。
3. いつでも最高のパフォーマンスを引き出す「替刃式」と耐久性
プロの道具は、切れ味が命です。劣化した刃を使い続けると、作業効率が落ちるだけでなく、仕上がりにも影響が出ます。
『07シリーズ』は替刃式を採用しているため、刃先が摩耗しても簡単に交換できます。これにより、常に新しい刃で作業を開始でき、最高の切れ味を維持できます。しかも、刃自体が 「ハイカーボン鋼」 という、高度な熱処理が施された素材でできているため、非常に強靭で折れにくいという耐久性も兼ね備えています。
これらの特長が組み合わさることで、 「軽い力で素早い撤去作業が可能になり、効率アップ、時短が実現」 するのです。これまで苦労していた場所も、サクサクと剥がせるようになる…現場の職人さんにとっては、まさに夢のような話かもしれません。
ラインナップと価格、そして気になるコスパは?
今回登場した『07シリーズ』のラインナップはこちらです。
- MZ-H149・G7 (ホルダー 刃幅9mm)
- 定価:3,200円
- 仕様:刃厚 0.7mm/刃幅 9.0mm/全長 195mm
- 特許ラバーグリップ/透明キャップ付き
- MZ-B9・07 (替刃 刃幅9mm)
- 定価:2,300円
- 仕様:刃厚 0.7mm/刃幅 9.0mm/全長 45mm
- 10枚入り/透明ケース付き
- MZ-H146・G7 (ホルダー 刃幅6mm)
- 定価:3,200円
- 仕様:刃厚 0.7mm/刃幅 6.0mm/全長 195mm
- 特許ラバーグリップ/透明キャップ付き
- MZ-B6・07 (替刃 刃幅6mm)
- 定価:2,300円
- 仕様:刃厚 0.7mm/刃幅 6.0mm/全長 43mm
- 10枚入り/透明ケース付き
ホルダーが3,200円、替刃が10枚入りで2,300円(いずれも定価)ですね。プロ向けの専門工具としては、決して高すぎる価格ではないと感じます。特に、作業効率が大幅に改善され、疲労も軽減されることを考えると、 「時短」と「身体への負担減」というメリットは、価格以上の価値があるのではないでしょうか。
替刃1枚あたり230円。これも、その切れ味の持続性や交換の手間を考えれば、十分に許容範囲でしょう。常に最高の状態で作業できることこそが、プロにとって一番のコスト削減になるはずです。
いよいよ発売!どこで手に入れられる?
この待ち望まれた『07シリーズ』は、2025年6月2日(月) に全国一斉発売されます。
購入できる場所は、
- 大手ホームセンター
- 有名プロショップ
- ECサイト
など、幅広いルートが用意されています。
特に便利なのはECサイトですね。普段お使いのオンラインストアで手軽に購入できるのは嬉しいポイントです。
- モノタロウでの取り扱いはこちら (従来のMZ-H190ホルダーが表示されますが、発売後に07シリーズも加わると思われます): https://www.monotaro.com/s/?c=&q=MZ-H190
- Amazonでの取り扱いはこちら (従来のMZ-H190ホルダーが表示されますが、発売後に07シリーズも加わると思われます): https://www.amazon.co.jp/dp/B0D21SCPH1
もしどれから試すべきか迷うなら、まずはご自身の得意な作業や現場で一番よく使う刃幅(9mmか6mm)のホルダーと替刃を一つずつ試してみるのが良いかもしれませんね。従来の大型ホルダー(MZ-H190)をお持ちの方は、今回の新製品を加えて3本組として使い分けることで、さらに作業の幅が広がるはずです。
まとめ:プロの「困った」に真摯に向き合った一本
株式会社ミズタニさんの新しい『07シリーズ』は、単なる工具ではなく、 「現場で働く職人さんの苦労を本気で解決したい」 という熱意から生まれた製品だと感じました。創業112年の歴史に裏打ちされた開発力と、現場の声に寄り添う姿勢が見事に融合した結果でしょう。
「コーキング撤去」という、地味ながらも非常に重要な作業の効率を劇的に向上させ、職人さんの身体的な負担を減らす可能性を秘めたこの工具。もしかしたら、あなたの現場の風景をがらりと変えてくれる一本になるかもしれません。
発売は2025年6月2日。ぜひ一度、この「救世主」の実力を試してみてはいかがでしょうか?
- 株式会社ミズタニ 公式サイト: https://www.mizcom.net