Marshallからまさかのテレビサウンドバーが登場!ロック魂注入で部屋がライブ会場に?
Marshallといえば、ライブハウスやスタジオでよく見かけるあのカッコいいアンプや、おしゃれで音がいいヘッドホン・イヤホンのイメージが強いですよね。そんなMarshallから、なんと 初のテレビサウンドバー「HESTON 120」 が登場するというニュースを聞いて、私は思わず「えっ、マジで!?」と声が出てしまいました。
正直、サウンドバー市場って多くのメーカーがしのぎを削っていて、どれを選べばいいか迷ってしまう人も多いと思うんです。そこにMarshallが参入するって、一体どんな製品なんだろう? 60年以上にわたる音作りの歴史を持つMarshallが、テレビという新しい領域でどんなサウンド体験を届けてくれるのか、期待で胸が高鳴ります。
この「HESTON 120」、ただのサウンドバーじゃない予感がプンプンするんですよね。
リビングに鎮座する「アンプ」? HESTON 120、第一印象
まず目を引くのは、やっぱりそのデザインです。
Marshallのアンプを彷彿とさせる、質感豊かなレザー調の外装に、ブラッシュ仕上げの金属パネル。そして何よりも、あの象徴的な金属製ノブがセンターに配置されているんです!
もう、見た目が 「Marshallのアンプがそのままサウンドバーになった」 かのよう。無骨でありながら洗練されたこのルックスは、リビングの雰囲気を一気にロックテイストに格上げしてくれること間違いなしです。単なるオーディオ機器としてだけでなく、インテリアの主役としても十分な存在感を放っていますね。
このデザインを見ているだけで、Marshallが単に「テレビの音を良くする機械」としてサウンドバーを作ったのではなく、彼らのブランド哲学や美学をしっかりと注入してきたことが伝わってきます。
これぞMarshallのこだわり!注目の機能は?
「HESTON 120」の魅力は見た目だけではありません。音響メーカーとしてのMarshallのノウハウが惜しみなく注ぎ込まれています。
私が特に注目したのは、以下の点です。
映像も音楽も!空間を埋め尽くす立体音響
最新のサウンドバーに欠かせない技術といえば、やはり Dolby Atmos®やDTS:X™ ですよね。HESTON 120もこれらに対応しています。さらに驚きなのが、11基ものスピーカードライバーを搭載していること。
これらのドライバーが多方向に音を出力することで、単に前からの音だけでなく、まるでその場にいるかのような、上からも横からも音が降り注ぐような3Dサウンドを実現するんです。映画を観ているときは雨音やヘリコプターの音が頭上をかすめるように感じたり、ライブ映像を見れば自分が会場の真ん中にいるような臨場感を味わえたり。テレビの前に置くだけで、部屋全体が音に包まれる体験、これは本当に魅力的ですよね。
Marshall Groupのシニアプロダクトマネージャー、Anders Olsson氏が「市場に出回っている多くの製品は、テレビと音楽の両方に最適化されているとは言えません。だからこそ、音楽とオーディオの分野で長年培ってきたMarshallの経験とこだわりが、ここで真価を発揮します」と語っていることからも、音楽再生にも一切妥協がないことが伺えます。
身体に響く!圧巻の重低音
Marshallといえば、力強く、それでいてクリアな低音も魅力の一つです。HESTON 120も、専門的に調整された低域設計により、深く豊かで明瞭な低音を実現しているとのこと。
アクション映画の爆発シーンの振動、ライブ映像のバスドラムの響き、EDMの身体を揺さぶるようなビート。そういった「音を身体で感じる」体験は、映像や音楽への没入感を格段に高めてくれます。足元から音が立ち上がってくるような、Marshallらしいパワフルな低音をサウンドバーで味わえるのは、個人的にすごく楽しみなポイントです。
繋がる!多彩なワイヤレス&有線接続
最近のライフスタイルに欠かせないのが、スマートな接続性です。HESTON 120は、Wi-Fi経由のAirPlay 2、Google Cast、Spotify Connect、Tidal Connectに対応しているので、スマホやタブレットから簡単に音楽をストリーミングできます。
さらに、最新のLEオーディオ技術「Auracast™」対応のBluetoothも搭載。将来的に対応機器が増えれば、さらに新しい使い方が広がりそうです。もちろん、RCA入力やUSB-C、イーサネット端子といった有線接続も備えているので、ゲーム機やPCなど様々な機器と繋ぐことができます。
映像を見ていない時でも、お気に入りの音楽をワンタッチで再生できる統合ミュージックサービス機能も便利。専用アプリでプリセット登録しておけば、リビングがすぐにカフェやライブ空間に早変わりです。
シーンに合わせて最適化!4つのサウンドモード
コンテンツの種類や、視聴する時間帯に合わせて音質を調整できるのは嬉しい機能です。HESTON 120には以下の4つのサウンドモードが搭載されています。
- Movieモード: 映画の臨場感と迫力を最大限に。
- Musicモード: 楽曲の魅力を余すことなく引き出す。
- Voiceモード: セリフやナレーションがクリアに聞き取れる。
- Nightモード: 深夜でも音漏れを気にせず楽しめる。
特に「Voiceモード」は、ニュースやドラマなど、人の声が中心のコンテンツで役立ちそうですね。「Nightモード」は、マンションなど集合住宅に住んでいる方には必須かもしれません。これらのモードを上手く使い分ければ、どんな時でも最高の音質でコンテンツを楽しめます。
カッコよくて直感的!アナログ操作
デザインの項目でも触れましたが、Marshallのアンプを象徴する金属製ノブは、見た目だけでなく操作性も抜群。音量、高音、低音の調整、そして入力ソースの切り替えなどが、このノブで直感的に行えます。
現代のオーディオ機器はリモコンやアプリでの操作が中心ですが、物理的なノブを回して音を調整する感覚って、なんだか特別感がありますよね。Marshallファンにとっては、たまらないポイントだと思います。
部屋の音響に最適化!専用アプリ
物理ノブでの操作に加え、もちろんスマートフォンから詳細な設定ができる専用アプリ「Marshallアプリ」 も用意されています。EQ調整やボリューム管理はもちろん、なんと音響チューニング機能も搭載! これを使えば、お部屋の広さや家具の配置といった環境に合わせて、HESTON 120が自動で最適な音響空間を作り出してくれるんです。複雑な設定なしに、誰でも手軽に最高のサウンドを楽しめるのは嬉しいですね。
価格に見合う価値はある? コスパの見解
さて、気になるお値段ですが、169,990円(税込)とのこと。サウンドバーとしては、正直に言って高価格帯に分類されます。
この価格を見て、「高い!」と感じる方もいるかもしれません。もちろん、もっと手頃な価格のサウンドバーはたくさん存在します。
しかし、HESTON 120の価格を考える上で重要なのは、単なる機能やスペックだけでなく、Marshallというブランドが持つ歴史、デザイン性、そして音に対する圧倒的なこだわりです。
- 60年以上にわたりロックサウンドを追求してきたMarshallの技術力
- リビングの雰囲気を格段に高める唯一無二のデザイン
- Dolby Atmos/DTS:X、11基のドライバー、豊富な接続性といった最新機能
これらを総合的に考えると、この価格はMarshallが提供する 「特別なサウンド体験」や「ライフスタイルの一部となるオーディオ機器」 としての価値を含んでいると言えます。
「コスパ」という言葉で単純に測るのが難しい製品ですが、
- Marshallの世界観が好き
- 音質、特に音楽再生にも妥協したくない
- リビングのインテリアに合う、デザイン性の高いサウンドバーを探している
- 映画も音楽も最高の臨場感で楽しみたい
こういった方にとっては、十分すぎるほどの価値が見出せる製品ではないでしょうか。一般的なサウンドバーでは満足できない、「Marshallであること」に価値を見出すユーザーにこそ響く製品だと私は思います。
いつ、どこで買える? 購入方法ガイド
「HESTON 120」は、まず2025年6月3日(火)からMarshallの公式ECサイト(www.marshall.com)で先行販売が開始されます。
「早く手に入れたい!」という方は、公式ECサイトをチェックしましょう。
そして、小売店での発売は少し遅れて、2025年9月16日(火) の予定とのこと。
「やっぱり実物を見てから決めたいな」という方や、「普段利用しているお店で買いたい」という方は、小売店での発売を待つのも良いかもしれませんね。
まずは公式ECサイトを覗いてみて、製品詳細や販売情報を確認してみるのがおすすめです。
ロックファン必見!Marshall × MTVの豪華コラボ番組も!
「HESTON 120」の発売を記念して、なんとMarshallが音楽カルチャーを牽引してきた MTVとコラボレーションした特別番組「MTV Cribs スペシャル」 を公開しています!
今回の番組では、英国のロックバンド「The Darkness」のDan HawkinsとJustin Hawkins兄弟の自宅「Hawk’s Nest」に潜入。普段絶対に見られない、彼らのゴージャスで個性的な家の中をじっくり見られるんです。さらに、Marshall Records所属のオルタナティブ・ロックデュオ、Nova Twinsもゲスト出演。
音楽好きにはたまらない、ユーモアとロックンロールが詰まった空間には、もちろんMarshall製品もたくさん登場するはず。このコラボ番組は、Marshallのファンはもちろん、ロックやMTVのファンにとっても見逃せないコンテンツです。サウンドバー発売と合わせて、こういったカルチャー発信をしてくるあたりも、いかにもMarshallらしいなと感じました。
番組はすでに視聴可能とのこと。気になる方はぜひチェックしてみてください!
まとめ:リビングが最高のエンタメ空間に変わる一台
Marshall初のテレビサウンドバー「HESTON 120」は、Marshallらしい唯一無二のデザインと、60年以上の歴史で培われた確かな音響技術が融合した、まさに「待望」とも言える製品です。
Dolby Atmos/DTS:Xによる没入感のある立体音響、身体に響くパワフルな重低音、多彩な接続方法、そしてシーンに合わせたサウンドモード。これら全てが、あなたのテレビでの視聴体験を格段に向上させてくれるでしょう。
特に、**映画も音楽も同じくらい楽しみたい!**と考えている方や、リビングに置くオーディオ機器にもデザイン性を求めたいという方には、自信を持っておすすめできる一台です。
価格は決して安くありませんが、Marshallブランドの価値、そしてそれがもたらす「単なる音響機器に留まらない体験」を考えれば、納得できる方も多いのではないでしょうか。
「HESTON 120」は、Marshallのテレビサウンドバーシリーズの第一弾とのこと。今後、「HESTON 60」やサブウーファー「HESTON Sub 200」の発売も予定されているそうで、このシリーズが今後どのように展開していくのかも非常に楽しみです。
あなたのリビングを、最高のエンタメ空間に変えてくれる「HESTON 120」。ぜひ一度、その魅力に触れてみてください!