富士山や高尾山など日本の6つの山をモチーフにした「MOUNTONE CARD GAME」が発売されました。七並べをベースにした対戦型のゲームで、山頂や御来光のカードが勝負を動かします。登山記録アプリ「MOUNTONE」を運営する日本デザインセンターに、山の選び方やルールの発想を聞きました。
山小屋の待ち時間にも遊べるカードゲーム
発表によると、2026年11月5日発売で価格は税込2,500円。富士山、高尾山、筑波山、蓼科山、石鎚山、磐梯山の6つをカードにしています。公式オンラインストアで販売しています。

企画のきっかけは、MOUNTONEチームが撮影で泊まった際、七並べやババ抜きを遊ぶことが恒例になっていたこと。登山仲間との山行や山小屋の待ち時間にも持っていけるゲームを考えました。同社によると、トランプくらいのサイズなら気軽に持ち運べるという発想から設計したそうです。

山頂カードで上がり、御来光で阻止
同社によると、山頂カードを出すと手持ちのカードを放出して上がれます。御来光カードにはその上がりを阻止する効果があり、山頂カードと御来光カードをつなげて出すと阻止されずに上がりが確定します。


この駆け引きの参考にしたのは、大富豪のローカルルールで、ジョーカーをスペードの3で返すときの気持ちよさと、返されるかもしれないときの緊張感だそうです。
試遊では「倒木」や「毒キノコ」など、登山者ならではの特殊ルールのアイデアも出ました。それらをすべて固定ルールに組み込む代わりに、白紙カードを多めに同封。遊ぶ人たちが独自のルールを考えられるようにしています。

磐梯山は5合目が山頂。6山をどう選んだか
山は、実際に合目がある著名な山を中心に、地域が偏らないよう選んだといいます。カードでは磐梯山の5合目が山頂になり、ゲームのアクセントに。検討段階では山頂が20合目の恵那山も候補でしたが、難易度や枚数が増えるため今回のセットから外したそうです。別のセットで将来登場させたいという考えも聞かれました。
山の図案は、生成AIで作ったラフを基に、日本デザインセンターが山の形や細部を磨き、MOUNTONEのロゴの雰囲気を加えて仕上げたといいます。
同社は、実際に山小屋などで遊ぶ中で改善点が見えてくるかもしれないとして、利用者からの感想を募集。異なる山のセットや小型版、防水仕様、特殊効果の追加なども、売れ行き次第で検討したいと話しています。
本記事は取材回答と公開情報に基づいて制作しています。取材記事の編集方針







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