大型エアテントの設営に使う電動ポンプは、空気を入れている間もテントの状態を見守ることが大切です。WAQ株式会社に「AIR TENT PUMP」の検証と使い方を聞くと、先にペグで固定してから充填する順序や、時間がかかる場合の確認点が分かりました。
WAQの発表によると、AIR TENT PUMPは大型エアテント「AIR VISTA」専用のコードレス電動ポンプ。7PSIに達すると自動停止し、空気充填の目安は約6分です。この時間はテント全体の設営時間ではなく、同社の測定値で、環境によって変わります。

先に固定し、充填中はテントのそばで見守る
WAQは、一人で設営する場合、充電を済ませてケーブルを外し、AIR VISTAの取扱説明書に沿ってテントを広げ、先にペグで固定してから充填することを勧めています。膨らむにつれ風の影響を受けやすくなるため、安全面を考慮した順序です。

充填開始直後は接続と空気が正常に入る様子を確認し、立ち上がる途中も空気が偏らないようテントの形を整えます。そばでガイロープをほどくなどの作業はできますが、その場を離れず、必要なときにすぐ対応できる範囲で行うことが前提です。7PSIで停止したらポンプを外してバルブを閉め、残りの設営を進めます。

7分近くになっても終わらない場合は
同社によると、充填が7分近くになっても終わらない場合は、7分に達する前に電源を切ります。停止後、接続の緩み、吸排気口の塞がり、バッテリー残量、天井側の空気弁や折れ曲がったエアポールを確認するよう案内しています。

再使用には本体を完全に冷却する必要があり、待ち時間は分単位で指定されていません。冷却中や電池不足のときは、テントやバルブに空気漏れなどの異常がないことを確認したうえで、AIR VISTA付属の手動ポンプを使う方法もあります。異常な発熱や異臭、変形があれば再使用せず同社に問い合わせてください。
出発前の充電と持ち運びの注意
社内で充填時間、バッテリーの持ち、本体の温まり方を繰り返し確かめた際、残量ランプが1灯減るごとに残りの使用時間も同じ割合で減るわけではないと分かったそうです。WAQはランプの数だけで残りの充填回数を判断せず、出発前の満充電を勧めています。充電しながらの使用はできません。
本体はバルブに直接取り付け、ボタンで充填を開始できます。持ち運び中の誤作動を防ぐロックは、充電すると解除されるため、充電後は再びロックしてから携行するよう同社は案内しています。

公式商品ページによると、設定圧は7PSI固定で、防水仕様ではありません。AIR VISTA以外への適合は保証されていないため、使用前には製品とテントの取扱説明書を確認してください。
本記事はWAQ株式会社への取材と公開情報をもとに制作しました。写真はメーカー提供のプレスリリース素材です。取材記事の編集方針










