宿泊しなくても、森の遊び場や焚き火を訪ねられる「クスクスフェスタ vol.4」。2026年11月23日、神奈川県真鶴町のクスクスグランピング真鶴で開かれます。今回同時開催されるマルシェと自然遊びの企画には、これまでのフェスタで育った地域とのつながりが生きているといいます。
運営するスチームン株式会社の代表・藤田健さんに、地域へ施設を開くようになった背景と、自然遊びに初めて参加する子どもへの向き合い方、鹿肉ホットドッグに込めた思いを聞きました。

「もっと地域とつながりたい」から始まったフェスタ
クスクスフェスタを始めたきっかけは、実は私たち自身が、もっと地域の方々とつながりたいと感じていたことでした。
スチームン株式会社 代表・藤田健さん
藤田さんによると、創業メンバーは開業するまで真鶴にゆかりがなく、宿泊客のほとんども町外から訪れる人たち。日々の施設運営だけでは、取引先以外の地元の人と接する機会を持ちにくかったそうです。そこで2024年に始めたのが、地域の人も気軽に訪れられるクスクスフェスタでした。
これまでのフェスタには地域の子育て家族が多く参加し、子どもが自然の中で遊ぶ傍ら、大人が焚き火を囲んで話す光景が生まれたといいます。そこで知り合った人との縁が、アクティビティの企画や広報など、事業者同士の連携にもつながりました。

今回の「真鶴よりみち市」と「まなぶる ぷれいぱーく」も、こうした交流から生まれた縁によって実現したコラボレーション。3周年の催しは、地域の人が新しい活動や人に出会う機会にもなっています。
公式イベント案内によると、「真鶴よりみち市」には真鶴や湯河原を中心に活動する作家・店舗が集まり、ガラス作品、器、布小物、雑貨などが並びます。作り手と会話しながら買い物を楽しめるマルシェです。

自然遊びは、眺めたり歩いたりするところから
自然の中で遊び慣れていない子が、すぐに何かへ挑戦できるとは限りません。藤田さんは、ほかの子が遊ぶ様子を眺めたり、森の中を歩いたりしながら、興味を持ったことから少しずつ参加してほしいと話します。

普段実施しているキッズクラブでは、保護者が「親がいないと遊べないと思います」と話していた子も、周りの子と過ごすうちに自分なりの遊びを見つけることがあるそうです。その経験から、安全を見守りつつ、大人が遊び方を先回りして教えすぎないことも大切にしているといいます。
今回の「まなぶる ぷれいぱーく」は、子どもの「やってみたい!」を大切にする遊び場。公式案内では、モンキーロープや、焚き火での焼き芋・焼きリンゴなどを紹介しています。普段のキッズクラブでの経験を紹介しましたが、フェスタ当日の子どもの預かり条件を示すものではありません。

服装については、汚れてもよい動きやすい服と歩きやすい靴、寒さに対応できる上着を用意してほしいとのこと。大人が安全を見守りながら、子ども自身の興味を待つ時間も楽しめそうです。
鹿肉ホットドッグを、いつもの一品の感覚で
会場のフードには、鹿肉ホットドッグや焼きたてピザが登場します。藤田さんによると、ホットドッグに使う鹿肉ソーセージには香辛料やハーブが程よく配合され、鹿肉の旨みを引き立てながら親しみやすい味わいに仕上げているそうです。

普段の宿泊の食事でも鹿肉を提供しており、子どもが気に入ることも多いといいます。藤田さんは、初めてジビエを食べる人にも、いつものホットドッグを楽しむ感覚で味わってほしいと話します。
鹿肉を扱う背景には、地域の自然と食をつなぎたいという考えもあります。同社は、小田原の「ジャパンマルチハンターズ」が取り組む、自然環境や人の暮らしを守るために捕獲された命を食材として大切に活用する活動に共感し、ジビエの活用と認知拡大に取り組んでいると説明しています。「おいしい」という体験を、地域の自然環境や食の循環へ関心を持つ入り口にしたいそうです。
11月23日は入場無料・予約不要。宿泊しなくても参加可能
開催リリースでは、宿泊利用の有無にかかわらず参加でき、入場無料・予約不要と案内されています。飲食や物販などは有料です。
| イベント | クスクスフェスタ vol.4 〜おかげさまで3周年〜 |
|---|---|
| 日時 | 2026年11月23日(月・祝)12:00〜17:00 |
| 会場 | クスクスグランピング真鶴(神奈川県足柄下郡真鶴町岩812-8) |
| 参加 | 入場無料・予約不要。飲食・物販などは有料 |
| 天候 | 雨天開催。天候により内容変更の場合あり、荒天時は中止 |
| アクセス | JR真鶴駅から徒歩約15分。無料駐車場あり |
最新の開催内容・天候による変更は公式イベントページ、経路は公式アクセス案内をご確認ください。
会場となる施設には、愛犬と泊まれるプライベートドッグラン付きテントもあります。以下は今回提供された施設写真です。宿泊設備の利用を、フェスタの無料入場に含めるものではありません。

本記事はスチームン株式会社への書面取材と公式公開情報をもとに制作しました。写真は同社提供およびプレスリリース掲載素材で、編集部の現地体験や試食を示すものではありません。取材記事の編集方針もご覧ください。










