最近のプロサイクルロードレースを見ていると、「この選手、本職は何だっけ?」と思うこと、ありませんか?ロードもシクロクロスもMTBも、全部トップレベルでこなしちゃう選手が増えてきましたよね。そんな時代の流れを象徴するような、とても興味深いチームが誕生しました。
ドイツのバイクブランド「キャニオン」が、長年のパートナーである「DT Swiss」とともに、新しいオフロードプロレーシングチーム 『Canyon × DT Swiss All-Terrain Racing(ATR)』 を発足したんです。
カテゴリーの壁を壊す「All-Terrain Racing」
このチームのコンセプトが、個人的にすごく面白いと感じています。ATRは、グラベル、MTB、シクロクロス…といった特定の種目に特化しません。地形も距離も問わず 「どこでも速く走る」 ことを目指す、まさに “オールラウンダー” 集団なんです。

近年、トップ選手が複数のカテゴリーをまたいで活躍するのは珍しくなくなりました。このチームは、そうした現代のレースシーンに真っ向から向き合った新しい形と言えるでしょう。チームの通称が 「The Wildcards(ワイルドカード)」 というのも、既存の枠にとらわれない彼らのスタイルを表していてカッコいいですよね。
2026年シーズンは5カ国13名のライダーで構成。それぞれバックグラウンドが違う選手たちが集まることで、どんな化学反応が起きるのか、今から楽しみです。

レースは“走る実験室”―最強機材で挑む
私が特に「なるほど」と思ったのが、このチームが単にレースで勝つためだけでなく、 「移動型R&Dテストラボ」 としても機能する点です。

過酷なレース環境で機材をテストし、そのフィードバックを製品開発に活かす。つまり、彼らがレースで使うバイクは、未来の市販モデルの原型になるかもしれないわけです。これは消費者にとっても嬉しいポイントですよね。
使用機材も豪華なラインナップです。
- バイク: キャニオンの最高峰「CFR」シリーズ(Grail, Exceed, Lux World Cupなど)
- ホイール/サスペンション: DT Swiss
- コンポーネント: シマノ(DURA-ACE / XTR / GRX Di2)
まさに、あらゆる地形を走破するためのドリームチームであり、ドリームバイクと言えるでしょう。 詳しくは公式サイトのブログでチェックできます。


2026年シーズン、世界の名だたるレースへ
チームの初陣は、つい先日2月14〜15日にスペインで開催されたUCIグラベルワールドシリーズ開幕戦でした。これから、世界最大級のグラベルレース「Unbound Gravel」(アメリカ)や「The Traka」(スペイン)など、名だたるレースに参戦予定です。

カテゴリーを横断して戦う彼らがどんな結果を残すのか、目が離せません。チームの最新情報は公式Instagram(@canyon_ATR)で発信されるそうなので、フォローしてみてはいかがでしょうか。

気になるバイクは東京で試乗できる!
「プロが使うようなバイク、一度乗ってみたい…」そう思った方もいるんじゃないでしょうか。実は、チームが使用するキャニオンのバイク、東京で試乗できるんです。
八王子市にある 『キャニオン東京テストセンター』 では、グラベルバイクの「グレイル」や「グリズル」をはじめ、人気のロードバイクにも試乗できます。専門スタッフに相談したり、パーツを購入したりもできるそうですよ。完全予約制なので、じっくりバイクと向き合えるのが嬉しいですね。


気になる方は、キャニオン東京テストセンターの詳細・予約ページをチェックしてみてください。新しい時代のレーシングチームの活躍と、そこから生まれる新しいバイクに、これからも注目していきたいです。











