岡山県真庭市で、3月21日から23日の3日間、市民主体の映画祭「ニューガーデン映画祭2025」が開催されます。3回目を迎える今年は「越えて、ひろがる」をテーマに、国内外から選りすぐりの映画作品を上映。注目の若手監督や、80年代ニューヨークのアンダーグラウンドシーンを彩った映画作家の特集など、多彩なプログラムが目白押しです。映画上映に加え、監督やゲストを招いたトークイベント、子供向けのワークショップ、街の飲食店と連携した「のみ～の」など、地域全体で映画を楽しめる企画も満載。映画ファンはもちろん、地域の人々も楽しめる、特別な3日間をぜひ体験してください。
映画が街を彩る！「ニューガーデン映画祭2025」真庭市で3日間開催！注目の映画監督や作品をチェック
岡山県真庭市で、2025年3月21日(金)～23日(日)の3日間、「ニューガーデン映画祭2025」が開催されます。この映画祭は、真庭市在住の映画監督・山﨑樹一郎さんの呼びかけに賛同した市民たちが中心となって運営する、手作りの映画祭です。今年で3回目を迎えるこの映画祭は、「越えて、ひろがる」をテーマに、映画を通して人々が出会い、交流し、新しい価値観を創造していくことを目指しています。
多彩なプログラム
今年の映画祭では、4つのセクションで構成された多彩なプログラムが用意されています。国内外の良質な作品の上映はもちろん、映画監督やゲストを招いたトークイベント、ワークショップなど、映画を「観る」だけでなく「体験する」ことができる内容となっています。
注目の上映作品
Bette Gordon’s New York in the 80’s / 80年代、ベット・ゴードンのニューヨーク
アメリカのインディペンデント映画の先駆者であるベット・ゴードン監督の作品を特集。1980年代のニューヨークを舞台に、「セクシュアリティ」「欲望」「権力」をテーマにした3作品が上映されます。
- 『ヴァラエティ』（1983）
- 『エンプティ・スーツケース』（1980）
- 『エニバディズ・ウーマン』（1981）
Perspective Now / パースペクティブ・ナウ
現在注目を集める若手映画作家に焦点を当てたセクションです。今年は、パレスチナのジュマーナ・マンナーア監督、日本の太田達成監督、そして真庭市にルーツを持つ宇和川輝監督の作品が上映されます。
- 『採集する人々』（ジュマーナ・マンナーア監督 / 2022 / パレスチナ）
- 『ユリシーズ』（宇和川輝監督 / 2024 / 日本・スペイン）
- 『石がある』（太田達成監督 / 2022 / 日本）
DOC FILM Recommended by YIDFF / YIDFF特選・ドキュメンタリー映画
山形国際ドキュメンタリー映画祭（YIDFF）が厳選したドキュメンタリー映画を上映。今年は、インドとフランスの合作映画と、中国のドキュメンタリー映画の2作品が上映されます。
- 『何も知らない夜』（パヤル・カパーリヤー監督/2021年/インド・フランス）
- 『自画像：47KMの窓』（章梦奇 ジャン・モンチー 監督/2019年/中国）
Weekend Ciné Kids / こどもと映画の週末
こどもたちに世界の素晴らしい映画と出会う機会を提供するセクションです。アニメーション映画の上映や、地元のこどもたちが制作した映画のプレミア上映などが行われます。
- 『ペルリンプスと秘密の森』（アレ・アブレウ監督 / 2022 / ブラジル）
- 真庭市のこどもたちとのワークショップで制作する作品
映画祭を楽しむための情報
映画祭のチケットは、2025年2月19日より公式サイトで販売開始されます。1回券は前売り1,000円、当日1,300円、フリーパスは前売り5,500円、当日6,500円です。高校生以下は無料です。また、映画祭期間中には、町歩きイベント「シネマ de のみ～の」や、マルシェも開催されます。
- チケット情報
- 1回券：前売り 1,000 円、当日 1,300 円
- フリーパス： 前売り 5,500 円、 当日 6,500 円
- 「シネマ de のみ～の」チケット（1セット5枚綴り） 4,000円 *1枚で1プログラム鑑賞可能
- 公式サイト
「ニューガーデン映画祭2025」は、映画ファンだけでなく、地域の人々も楽しめる、温かい雰囲気の映画祭です。ぜひ、真庭市を訪れて、映画の魅力に触れてみてください。
