寒い季節、恋しくなるのが温泉。心ゆくまで温まって、日頃の疲れを癒したいですよね。
そんな冬の旅にぴったりの、夢のような体験ができる列車が今年も運行されるのをご存知でしたか?
近鉄が運行する 「足湯列車」 は、移動中に温泉気分を味わえるという、まさに“動く温泉旅館”! 今年も近鉄名古屋駅~湯の山温泉駅間で、期間限定で登場します。
私もこの情報を見て、思わず「これは行くしかない!」と心が躍りました。列車に揺られながら、温かい足湯に浸かる。想像しただけで、心も体も“ぽかぽか”になりそうですよね。
湯の山温泉へ、いざ出発!近鉄「足湯列車」の魅力を深掘り
1. 列車内で本格足湯体験!移動そのものが旅の目的になる贅沢
「足湯列車」の最大の魅力は、なんと言ってもその名の通り、列車内で足湯が楽しめること。 観光列車「つどい」の2号車には、なんとヒノキ造りの本格的な足湯キットが設置されているんです。
まるで旅館の一室のような雰囲気で、ゆったりと旅を満喫できるのは、他ではなかなか味わえない経験ではないでしょうか。
そして、この足湯に使用されるお湯がまた特別。運行当日に、地元の菰野町職員が菰野温泉の源泉から直接採取したものを使うという徹底ぶり。移動しながらにして、本物の温泉を体感できるなんて、本当に贅沢ですよね。約10分間の足湯タイムは、車窓を流れる景色を眺めながら、至福のひとときを約束してくれます。
2. 彩り豊かな観光列車「つどい」で旅気分も最高潮!
この足湯列車として使用されるのは、観光列車「つどい」。黄緑色の車体にカラフルなイラストが描かれていて、見ているだけでも楽しくなります。
「つどい」は、もともと地域を「つなぎ」「集う」というコンセプトで運行されている観光列車。その車両で足湯が楽しめるなんて、まさに旅の目的を叶えてくれる最高の舞台です。
車内は足湯スペースだけでなく、ゆったりとくつろげる空間が広がっています。特に私が注目したのは、バーカウンターの充実ぶりです。
3. 地元銘酒と特産品で旅を彩る、心ときめく車内販売
列車内にはバーカウンターが設けられ、菰野町観光協会による選りすぐりの品々が並びます。

【私が特に注目した販売品】
- 菰野町の地酒三種飲みくらべ(竹成・菰野富士・田光)2,000円(税込み)
- おかわり1杯300円(税込み)というのも嬉しいポイント。温かい足湯に浸かりながら、地元の美酒をたしなむ。これ以上の贅沢があるでしょうか!
- 湯の花せんべいやどら焼きなど、定番のお菓子
- 僧兵味噌や真菰商品といった、珍しい特産品
- 公式キャラクター「こもしか」の可愛らしいグッズ
旅の思い出に、お土産に、そして道中のお供に、様々な楽しみ方ができますね。
4. 湯の山温泉を遊びつくす!豊富な特典は見逃し厳禁
「足湯列車」に乗車すると、2つの嬉しい特典がついてきます。
- 記念乗車証をプレゼント!
- 旅の素敵な思い出となる、乗車を証明する一枚です。
- 「湯の山温泉割引手形」をプレゼント!
- これが、旅の費用をグッと抑える強力な味方!湯の山温泉周辺の様々な施設で割引が受けられます。
【割引手形の主な内容】
- 御在所ロープウエイ往復運賃が割引!
- おとな:2,600円 → 2,080円 (20%オフ)
- こども:1,300円 → 1,040円 (20%オフ)
- 湯の山温泉日帰り入浴料が一律500円(おとな・こどもとも)!
- 三慶園、旅館寿亭、鹿の湯ホテルなど、有名どころを含む9施設が対象。これは破格です!
- パラミタミュージアムやアドベンチャーパーク オドルの森、菰野ピアノ歴史館など、文化施設やアクティビティもお得に利用できます。
割引手形の利用期間は2026年3月31日(火)まで。足湯列車で訪れた後も、改めて湯の山温泉をゆっくりと巡る計画を立てるのも良いかもしれません。
運行概要と料金、そして購入方法について
この特別な体験ができる「足湯列車」、運行は以下の8日間限定です。
運行日程
- 2026年1月31日(土)
- 2月1日(日)
- 2月7日(土)
- 2月8日(日)
- 2月14日(土)
- 2月15日(日)
- 2月22日(日)
- 2月23日(月・祝)
いずれも土・日・祝日の運行なので、週末のお出かけにぴったりですね。
運行時間と区間
- 第1列車(行き)
- 近鉄名古屋駅 10:06発 → 湯の山温泉駅 11:50着
- 第2列車(帰り)
- 湯の山温泉駅 15:38発 → 近鉄名古屋駅 17:23着
近鉄四日市駅での乗降も可能です。定員は各列車56名と限りがあるため、早めの予約が必須となりそうです。
料金と購入方法
- 観光列車料金
- おとな:510円
- こども(小学生):260円
- ※別途、乗車区間に応じた乗車券が必要です。
- 足湯利用券
- おとな・こどもともに:100円
- ※乗車後に2号車バーカウンターで購入。
観光列車料金+足湯利用券+乗車券で、この非日常体験ができます。先ほど紹介した割引手形を活用すれば、現地での交通費や観光費用を大幅に節約できるので、トータルで見ると想像以上の満足感が得られるのではないでしょうか。
発売日と購入場所
- 発売日
- 乗車日の1カ月前から発売。
- ただし、2026年1月31日(土)、2月1日(日)乗車分については、1月7日(水)から先行発売されます。
- 発売箇所
- 近鉄主要駅(特急券発売駅の窓口)
「1月7日(水)から先行発売」 という点は特に重要です。人気が予想されるため、狙っている方はこの日を忘れないようにしましょう!
【お問い合わせ先】 近鉄電車テレフォンセンター 050-3536-3957(8:00~21:00/年中無休)
まとめ:冬の思い出作りに、特別な列車旅を!
近鉄の「足湯列車」は、ただの移動手段ではありません。車窓を流れる冬景色を眺めながら、温かい足湯に浸かり、美味しい地酒を味わう。そして、湯の山温泉では様々なアクティビティや施設をお得に満喫できる。まさに「ゆったり、ほっこり」を具現化したような、五感を満たす特別な旅を提供してくれます。
今年の冬は、このユニークな「足湯列車」に乗って、心も体もリフレッシュする温泉旅に出かけてみませんか? きっと忘れられない思い出になるはずです。











