NEWSTAR デビューライブで見せた輝き!困難を乗り越えた5人の"星"たち
先日、SHINAGAWA THE GRAND HALLで行われたNEWSTARのデビューライブ『NEWSTAR Debut Live』 。新時代の王道アイドルを掲げ、アートと現代カルチャーの融合をテーマにする彼らが、初めて立つ大きな舞台です。
会場に足を踏み入れた瞬間、まず驚かされたのがその舞台美術。まるで美術館のようなタペストリーや白い柱、華やかに彩る花々…。彼らのコンセプトである“アート”が、視覚的に鮮やかに表現されていました。この凝った演出に、早くも彼らがただのアイドルではない、何か新しいものを見せてくれるんじゃないかという期待感が募ります。
美術館のような空間で幕開け!初々しさと輝き
ライブは、オープニング映像に続いて、王子様のようなキラキラしたデビュー衣装に身を包んだメンバー5人が登場し、タイトルソング 「星降る夜の法則」 で華々しくスタートしました。
正直に言うと、序盤の歌やダンスには、少しばかり硬さや緊張が見え隠れしていました。でも、それこそがデビューライブならではの、彼らの「今」であり、応援したくなる初々しさなんです。ここから彼らがどう成長していくのか、そう考えると胸が高鳴ります。
続く盛り上げチューン 「フェスティバルーンハート」 では、少しずつ緊張もほぐれてきた様子。特に印象的だったのは、精一杯に腕をパタパタと動かす振り付け。まるで、ここから未来へ向かって力強く羽ばたいていく彼らの姿を描いているかのようでした。そして、「あ、待って、天使に見えた」というセリフで、梅本大誠さんが繰り出したウインク! 会場のファンだけでなく、きっと画面越しの私たちの心も射抜かれたに違いありません。
先輩へのリスペクトと確かな成長
ライブ中盤では、先輩グループの楽曲カバーも披露されました。
天野燈磨さんが「9bicさんの中でも代表曲であり、僕自身がすごく大好きな曲です」と紹介し、披露されたのは9bicの 「proof」 。難しいフォーメーションチェンジもなんのその、ぶつかることなくスムーズに展開していくパフォーマンスからは、短い期間の中で培われた彼らの密接な信頼関係が伝わってきました。一ノ瀬隼さんの歌声にも、先輩へのリスペクトと「ちゃんとカバーするんだ」という実直な想いが乗っていたように感じます。
遊び心と個性が光るパフォーマンス
「今すぐkiss me」をイメージしたVCR後、メンバーはキュートな 「今すぐkiss me」衣装にチェンジ。この楽曲では、ステージ上に学校をイメージした机が置かれ、カバンやノートを使った演出など、遊び心満載の世界観が広がりました。
さらに、今回の 「デビューLIVEスペシャルVer.」 として、一人ひとりをフィーチャーしたダンスパートが組み込まれていたのは、個人的に大注目ポイントです!
- 一ノ瀬隼さんのパワフルでエネルギッシュなダンス
- 天野燈磨さんの思わず「かわいい!」と声が出てしまうキュートなネコポーズ
- 冨田一翔さんの大きなモーションで魅せる存在感
- 梅本大誠さんの涼しげな視線で一気に引き込む魅力
- 髙崎佑晏さんの雰囲気をまとい空気を掌握する表現力
デビューしたばかりとは思えないほど、それぞれの個性が光っていて、見ている側も次のメンバーはどんなパフォーマンスを見せてくれるんだろうとワクワクしました。
7m!nさんの楽曲カバー 「クロノメーター」 では、冨田一翔さんがラスサビ前の「僕と」で聴衆を惹きつけ、髙崎佑晏さんが「君も『好きだ』って言ってみて?」を甘く歌い上げるなど、歌声でも魅力を発揮していましたね。
困難を乗り越えたからこそ掴んだ「強さ」と「覚悟」
ライブ終盤のMCタイム。ここで語られたメンバーの言葉に、私は胸を打たれました。
グループ結成発表直後にメンバーが1人脱退するという、想像を絶する困難に直面していた彼ら。冨田一翔さんからは「メンバーが一人欠けてしまって、正直このままで大丈夫なのかなっていうのがありました」という率直な本音。髙崎佑晏さんも「5人になって、頭ではわかっていても、心では理解できない日々が続いて」と、抱えていた不安を吐露しました。
まだ本格的に走り出す前、心が折れてしまってもおかしくない状況です。それでも、NEWSTARの5人は歩みを止めなかった。
髙崎佑晏さんの 「こういう経験があったからこそ、僕たち5人は誰よりも強いアイドルになります」 という言葉には、並々ならない覚悟が宿っているように感じました。そして、梅本大誠さんが届けた 「僕には夢があります。武道館に立つことです。(中略)それでも、応援してくれるみんな、後ろにいる4人がいる限り、絶対にこの夢を諦めないです。どうかこの5人のNEWSTARについてきてほしいです」 という偽りのない、力強いメッセージ。
彼らが困難を乗り越え、お互いを支え合ってきたからこそ生まれた絆と、未来を見据える凛々しい姿に、会場全体が引き込まれた瞬間でした。彼らの言葉を聞いて、あなたは何を感じましたか? 私は、このグループはきっと大丈夫だ、そう確信しました。
自然体な輝きとファンとの絆
本編の最後は、再びデビュー曲 「星降る夜の法則」 。MCでの想いを共有した後だからか、余分な力が抜けて、彼らの素顔が透けて見えるような、より自然体で心に響くパフォーマンスでした。天野燈磨さんの決めセリフ「僕もそうだよ」もバッチリ決まって、観客の心をスイートに射抜いていましたね。
アンコールでは、ライブグッズTシャツに着替えて再登場。再び 「フェスティバルーンハート」 を披露し、タオルを振り回しながら客席を練り歩く演出では、ファンとの距離がぐっと縮まった瞬間です。キラキラした笑顔で一人ひとりと視線を交わし、記念すべきデビューライブを締めくくりました。
セットリスト
- M1. 星降る夜の法則
- M2. FestiBalloonHeart
- M3. proof(9bic)
- M4. 今すぐkiss me(公式カバー)
- M5. クロノメーター(7m!n)
- M6. 星降る夜の法則
- EN1. FestiBalloonHeart
最後に
NEWSTARのデビューライブは、単なる始まりのステージではありませんでした。直面した困難を乗り越え、お互いを信じ、ファンへの感謝と未来への決意をまっすぐに伝えた、彼らの強さと人間性が溢れる感動的な一夜でした。
このライブで彼らが見せた、初々しさ、パフォーマンス力、そして何よりも困難を乗り越えたからこその「強さ」と「覚悟」 。これからの彼らが、どんな輝きを見せてくれるのか、想像するだけでワクワクします。
NEWSTARの今後の活動に、ぜひ注目してみてください。彼らの最新情報は、公式X(旧Twitter)でチェックできますよ。
ここから始まるNEWSTARの物語、私たちと一緒に見守っていきませんか? 彼らが見据える「武道館」という夢、そしてその先の景色を、一緒に掴む日を楽しみにしています!