いつものゲレンデに通う冬もいいけれど、今年は別の雪景色にも出会ってみたい。新潟県内10カ所のスキー場で使える「SNOW HEAVEN シーズンパス」が、2026年11月4日20時に発売されます。価格は6万円(税込)、先着60枚です。
10カ所を共通で使えるなら、どんな順番で巡ると楽しめるのか。同じ日に二つのスキー場へ行くこともできるのか。MONOLABは、パスを販売する株式会社LST.に具体的な使い方を聞きました。

同じ日に2カ所を利用してもOK。移動前にパスの受け取りを
取材で確認できたのが、同じ日に二つの対象スキー場を利用できることです。午前と午後で場所を変える使い方も可能といいます。
手続きは、最初のスキー場を出るときに、リフト券と引き換えにシーズンパスを受け取るところから。次のスキー場のリフト券売り場で、そのパスを提示、または預けると、1日リフト券を受け取れます。提示か預け入れかはスキー場によって異なります。
次の場所へ向かう前に、預けたパスを戻してもらうことがポイントです。移動時間や道路状況、各スキー場の営業時間も踏まえて、その日の予定を組んでください。
最初の「滑り比べ」は、季節やエリアで考える
同社が普段同じゲレンデに通う人へ勧めるのは、シーズンを通した「滑り比べ」です。圧雪されたコースでゆったり滑りたい人向けに、次のような組み合わせを教えてくれました。
シーズン序盤から厳冬期:広いコースの違いを楽しむ
最初の候補として挙がったのは、ニュー・グリーンピア津南とNASPAスキーガーデン。同社は、どちらも整備された幅広いコースが魅力で、斜面の長さや景色の違いを感じられると説明します。
ただし、NASPAスキーガーデンはスキー専用で、スノーボードは利用できません。パス全体がスキー・スノーボード向けでも、すべての施設で両方を楽しめるわけではない点は、購入前に押さえておきたいところです。
冬本番:住んでいる場所や行きたいエリアから選ぶ
慣れてきたら、地域ごとに行き先をまとめて考える方法も。同社からは、下越の「胎内スキー場・三川温泉スキー場」、魚沼の「八海山麓スキー場・小出スキー場」、上越・妙高方面の「赤倉温泉スキー場・シャルマン火打スキー場・糸魚川シーサイドバレースキー場」という例が挙がりました。
これらは、必ず同じ日に回るという提案ではありません。今週はここ、次の休日は別の場所というように、冬の予定を立てる際の選択肢になります。特に胎内と三川温泉については、新潟市から足を運びやすく、半日だけ滑りたい日にも勧めたいとのことでした。
シーズン後半:奥只見丸山で春の雪景色へ
春の候補は奥只見丸山スキー場。同社は、冬とは違う雪と景色のなかで滑る時間を楽しんでほしいと話します。利用できるのは各施設の営業期間内なので、具体的な営業日や運行リフトは、出発前にそれぞれの公式情報で確認しましょう。
なぜ、この10カ所? 選定で重視した三つのこと
組み合わせの決め手について聞くと、同社は「その日のベストなゲレンデを選べること」を軸に、エリアの広がり、コースの個性、営業する季節の三点を挙げました。
県内に行き先が分散していれば、天候や積雪を見て選び直せます。コースや景色の違いがあれば、いつもと異なる楽しみ方に出会える。さらに、奥只見丸山を含めることで春まで活用できるよう、営業期間のバランスも考慮したといいます。
背景には、人口減少や少雪の影響を受けるスキー場を、周遊を通じて盛り上げたいという思いがあるそうです。一つのゲレンデに固定せず、季節や天候に応じて選べる点が、このパスの特徴です。
購入前に確認したい対象施設と利用条件
発売案内に記載された対象スキー場は、次の10カ所です。
- NASPAスキーガーデン(スキー専用)
- 奥只見丸山スキー場
- ニュー・グリーンピア津南
- 八海山麓スキー場
- 小出スキー場
- 赤倉温泉スキー場
- 糸魚川シーサイドバレースキー場
- シャルマン火打スキー場
- 胎内スキー場
- 三川温泉スキー場
利用期間は2026–2027シーズンの各スキー場の営業期間内で、期間中は各施設で何度でも利用できます。一方、駐車料金は別途で、ナイターは対象外。顔写真の登録が必要な本人専用のパスで、紛失時の再発行はありません。
発売は11月4日(水)20時から先着順、発送は11月下旬ごろから順次の予定です。購入先はSNOW HEAVEN公式サイトの案内を確認してください。普段通う施設に加え、どの地域まで出かけたいか、春にも滑りに行くか。自分の冬の予定と照らし合わせて検討すると、使い方をイメージしやすくなりそうです。

※価格・販売情報は2026年10月22日時点。積雪や天候により営業状況は変わります。取材協力:株式会社LST.。










