軽トラが劇場に!? 堺発「山尾企画」が地元で挑む、街と演劇を繋ぐ壮大な実験!
皆さん、演劇と聞いてどんなイメージをお持ちですか? 「敷居が高そう」「劇場に行くのが億劫」「子連れでは難しい」…そんな風に感じている方もいるかもしれません。
しかし、今回ご紹介するのは、そんな演劇のイメージをガラリと変える、とてもユニークな挑戦です。大阪・堺を拠点に活動する演劇企画団体「山尾企画」が、地元・堺の街を舞台にした “大人の青春群像劇”『おいでよ!テアトル堺 〜ウチらで映画を作るでしかし〜』 を、2026年10月31日(土)と11月1日(日)の2日間、フェニーチェ堺で上演します。
これは単なる公演ではありません。山尾企画は、「劇場で待つだけでは、届かない。だから、演劇の方から街へ。」というスローガンを掲げ、 「演劇ファンには堺の街を、堺の人には演劇を知ってもらう」 という壮大なプロジェクトを仕掛けているんです。
「山尾企画」ってどんな団体? 劇場を飛び出す、その挑戦とは
2012年に発足した「山尾企画」は、脚本・演出を手掛ける山尾匠さんを中心とした演劇企画団体です。彼らが目指すのは、従来の劇場の枠にとらわれない、新しい演劇との接点づくり。
私が特に注目したのは、その革新的な活動内容です。例えば、軽トラックの荷台を舞台に変えて街中で芝居を上演する 「軽トラ演劇」 や、演劇と食事が同時に楽しめる「演劇レストラン」など、まさに「演劇を普段から観る人」だけでなく、「これまで演劇に触れる機会がなかった人」へと、その魅力を届けるために奔走しています。
今回のフェニーチェ堺での公演は、山尾企画にとって初の地元・堺での凱旋公演。長年の活動で培った経験と、地元への深い愛情が詰まった舞台になることでしょう。
ぜひ、彼らの活動の軌跡を公式ホームページやSNSでチェックしてみてください。
- 公式ホームページ: https://www.yamaokikaku.com/fenice-sacay2026
- 公式SNS: https://x.com/yamaokikaku

舞台は「堺」! スマホから始まる、笑いと涙の映画作り
気になる公演の物語は、ズバリ「堺の街」が舞台です。
『おいでよ!テアトル堺 〜ウチらで映画を作るでしかし〜』
映画監督を夢見ていたものの、今は看護師として忙しい日々を送る八木太陽。そんな彼が、ひょんなことから町おこしのために映画作りを頼まれます。しかし、役者も予算も時間もない…そんな中で、上京して女優をしている旧友・喜多風亜未と再会。スマホ1台から始めた映画製作が、とんでもない大騒動を巻き起こしていくというストーリーです。
「笑いと不思議とちょっぴり切ない“大人の青春群像劇”」と紹介されていますが、きっと観劇後には、堺の街の魅力も再発見できるはず。「きっとあなたもこの街が好きになる」という言葉に、すでに期待が膨らみますよね。
さらに、公演は堺を走る南海電鉄にちなんで「本線SIDE」「高野線SIDE」と名付けられた2つのSIDEで上演されます。キャストもそれぞれ異なるので、両方観ることで物語の新たな側面が見えてくるかもしれません。
「街から劇場へ、劇場から街へ」山尾企画の挑戦を深掘り!
今回の公演では、山尾企画が提唱する「街から劇場へ、劇場から街へ」というコンセプトが、様々な形で具現化されています。
軽トラ演劇で演劇を「おすそ分け」
山尾企画の代名詞とも言えるのが「軽トラ演劇」。テレビ大阪『大阪43市町村を大調査!誰も知らんキング』でも紹介された話題の取り組みです。軽トラックの荷台がそのまま舞台になり、商店街や街中で突如として芝居が始まるんです。
買い物中や通勤途中、何気ない街歩きの最中に、ふと演劇と出会う。これって、とっても素敵な体験だと思いませんか? 劇場に足を運ぶきっかけとしてはもちろん、今まで演劇に興味がなかった人にも、その面白さを知ってもらう絶好の機会です。
フェニーチェ堺での公演に先立ち、9月には堺東周辺で3週連続の軽トラ演劇が予定されています。ぜひ、このユニークな体験を味わってみてください!
- 軽トラ演劇 実施予定
- 2026年9月9日(水) Minaさかい
- 2026年9月16日(水) 堺銀座商店街
- 2026年9月23日(水) Minaさかい
- 場所:堺東周辺
- ※実施場所・時間などの詳細は、山尾企画公式SNS等で順次発表予定です。

街全体で盛り上げる「公式応援店舗」
公演を街全体で盛り上げるため、山尾企画は堺市内の店舗・施設・事業所を対象に「公式応援店舗」を募集しています。ポスター掲示やチラシ設置を通じて、地域のお店が公演を応援。
これにより、演劇ファンは公演をきっかけに堺の街の魅力を知り、応援店舗を通じて地域の人々と出会うことができる。まさに「演劇ファンには堺を知ってもらい、堺の人には演劇を知ってもらう」という相互作用が生まれる素晴らしい取り組みです。
子育て世代も安心! 全4公演で無料託児サービスを実施
「舞台を観たいけれど、子どもを預ける場所がない」そんな理由で観劇を諦めていた方はいませんか?
今回の公演では、なんと全4ステージで無料の託児サービスを実施します! これなら、小さなお子さんがいる方も安心して舞台の世界に没入できますね。子育て中の観劇ファンにとって、これは本当に嬉しい配慮です。
山尾匠さんからのメッセージ
山尾企画代表であり、脚本・演出を手掛ける山尾匠さんは、この公演への熱い想いを語っています。
「せっかく地元・堺で公演をするなら、普段から演劇を観ている方だけの公演にはしたくないと思っています。(中略)演劇を観に堺へ来た人には、劇場だけではなく堺の街も好きになって帰ってほしい。そして堺に住んでいる人には、この公演をきっかけに演劇を身近に感じてもらいたい。10月31日、11月1日のフェニーチェ堺が、いろいろな人にとって新しい出会いの場所になればと思っています。」
この言葉からも、単なる演劇公演に留まらない、地域との深い繋がりを大切にする彼の姿勢が伝わってきます。

公演詳細とチケット情報:新しい出会いの場所へ、いざ!
これほどまでに地域に根ざし、観客への配慮が行き届いた公演は、なかなかありません。興味が湧いた方は、ぜひ詳細をチェックして、チケットを手に入れてください!
公演概要
- タイトル: 山尾企画 第十三次公演『おいでよ!テアトル堺 〜ウチらで映画を作るでしかし〜』
- 会場: フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)小ホール
- (大阪府 堺市堺区 翁橋町 2-1-1)
- 公演日時:
- 2026年10月31日(土)
- 15:00 本線SIDE
- 19:00 高野線SIDE
- 2026年11月1日(日)
- 11:00 高野線SIDE
- 15:00 本線SIDE
- 上演時間: 約110分予定
- 後援: 堺市・堺市教育委員会
チケット料金(全席指定)
観劇のハードルを下げる工夫は、料金体系にも表れています。様々な割引が用意されており、とてもお財布に優しいんです!
| 席種・割引 | 前売券料金 |
|---|---|
| S席 | 5,500円 |
| A席 | 3,500円 |
| カンフェティ限定!1,000円割引(A席) | 2,500円 |
| ペア割引(2名) | 6,000円 |
| 学生料金(中高大・専門学生対象) | 2,000円 |
| シニア割引(60歳以上対象) | 2,000円 |
| 幼児・小学生料金 | 1,000円 |
| 堺市民限定特別料金(堺市内在住者対象) | 2,000円 |
- S席の特典: 前方1〜3列での観劇に加え、終演後の舞台上での出演者との集合写真撮影、さらにキャストメッセージカード付きという、ファンにはたまらない特別な体験ができます!
- 各種割引については、入場時に証明書類等の提示が必要な場合がありますのでご注意ください。
チケット販売
チケットは「カンフェティ」にて販売中です。人気の公演になること間違いなしなので、ぜひお早めに手に入れてくださいね!
- カンフェティ: https://www.confetti-web.com/events/17262
- 販売期間: 2026年8月31日(月)12:00〜

まとめ:堺の街で、新しい演劇体験を!
「山尾企画」の『おいでよ!テアトル堺』は、ただの演劇公演ではありません。軽トラ演劇で街に飛び出し、地域のお店と連携し、子育て世代にも優しい環境を整える…。これら全てが、「演劇」と「街」、そして「人」と「人」を繋ぐための、綿密に練られた壮大なプロジェクトです。
2026年10月31日、11月1日は、フェニーチェ堺で、そして堺の街全体で、これまでにない新しい演劇体験があなたを待っています。ぜひ、この特別な機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?











