モータースポーツの未来を変える!FRJに2027年導入される「次世代フォーミュラ車両」の全貌に迫る
モータースポーツファンの皆さん、こんにちは! 未来のトップドライバーがここから羽ばたく「フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)」が、また一つ大きな進化を遂げようとしています。2027年シーズンから、FRJに 「2nd Gen」と呼ばれる次世代車両が導入されることが発表されました。
このニュースは、単なる車両変更に留まりません。安全性、パフォーマンス、そしてシリーズ全体の国際化を視野に入れた、まさに日本のモータースポーツ界を揺るがすビッグウェーブだと私は感じています。一体、どんな革新的なマシンが登場するのでしょうか?そして、それがFRJに、ひいては日本のモータースポーツに何をもたらすのか、一緒に深掘りしていきましょう!
FRJとは?若手育成の国際的な登竜門
FRJ(Formula Regional Japanese Championship)は、FIA(国際自動車連盟)が定めるフォーミュラ・リージョナル規定に基づき、若手ドライバーの育成と、日本におけるフォーミュラカテゴリーの発展を目指して2020年にスタートした選手権です。F1へのステップアップを目指す若者たちが、技術と情熱をぶつけ合う、非常に重要な舞台なんです。
これまで「1st Gen」車両で数々の名勝負が繰り広げられてきましたが、近年は安全基準の進化、世界的な物流コストや部品価格の高騰など、シリーズを取り巻く環境も大きく変化してきました。こうした背景から、FRJ事務局は、安全性、公平性、安定したシリーズ運営、そしてコスト面など、多角的な視点から検討を重ね、この度「2nd Gen」車両の導入を決定したとのこと。
特筆すべきは、2027年からはFRJが国際格式シリーズとして開催されるという点!ドライバーは国際ライセンスが必須となり、文字通り世界レベルの舞台へと昇華します。これは日本の若手ドライバーにとって、まさに世界への扉を開くチャンスとなるでしょう。
期待の次世代シャシー「DOME F112」の魅力
今回、2nd Gen車両のシャシーとして選ばれたのは、日本のレーシングカー開発の雄、株式会社童夢が手掛ける 「DOME F112」 です。童夢といえば、F1マシン開発に挑んだ歴史を持つなど、日本のモータースポーツ界を語る上で欠かせない存在ですよね。FIA規格車両としては3機種目となるこのマシン、その技術力と情熱が凝縮されているに違いありません。

進化した安全性:ドライバーを守る「最後の砦」
DOME F112は、強化された2026 FIA Formula Regional 2nd Gen規定(J項275A) に準拠。これはつまり、世界最高峰レベルの安全基準を満たしているということ。具体的には、
- フロントインパクトストラクチャー(FIS)
- リヤインパクトストラクチャー(RIS)
- サバイバルセル(MONOCOQUE) を最新規定に適合させているんです。
これらはすべて、万が一のクラッシュ時にドライバーの命を守るための構造。特にMONOCOQUE(モノコック)は、ドライバーが座る空間をカプセルのように守る、まさに「最後の砦」です。次世代車両は、より安全な環境でドライバーが思い切り走れるように設計されているんですね。
高度な車両セッティングを可能にする「3rdエレメント」
モータースポーツの世界では、マシンのセッティングが勝敗を大きく左右します。DOME F112には、サスペンションに新たに 「3rdエレメント」 が搭載されました。
これは、車高セッティングとピッチング制御を独立して行えるようになる画期的なシステム。これによって、これまで以上にきめ細かく、そして高度な車両セットアップが可能になります。ドライバーは路面状況や自身のドライビングスタイルに合わせて、マシンの挙動をより精密に調整できるようになり、エンジニアの腕の見せ所も増えることでしょう。
レースをより面白くする「オーバーテークしやすい空力コンセプト」
「追い抜きが少ない」という声が聞かれることもあった昨今のレース。DOME F112は、FIAが推進する 「オーバーテークしやすい空力コンセプト」 に基づき設計されています。

- デルタウィング型フロントウィング
- リヤウィングレット
といった最新エアロ基準に対応したパーツを装備。童夢は自社での風洞試験とCFD解析(コンピューターによる空力シミュレーション)を繰り返し実施し、空力性能を最適化しています。これにより、先行車の乱れた空気の影響を受けにくくなり、より接近したバトルや、スリリングなオーバーテークシーンが増えることが期待できますね!ダウンフォースを重視した高度なシャシーエンジニアリングを、より多くのドライバーやエンジニアが学べる、実践的なパッケージになっているという点も注目です。
制御系とハンドリング特性:世界標準と成長を促す設計
制御系には、先代のF111/3と同様、世界標準となっているMarelliのシステムを採用。これにより、安定したパフォーマンスと信頼性が確保されます。
また、DOME F112のサスペンションジオメトリは、先代のDOME F111/3が幅広いドライバーに対応したマイルドな特性だったのに対し、よりステアリングインフォメーション量を高めた「やや上級者志向」のセッティングを標準仕様としているそうです。これは、若手ドライバーがステップアップしていく中で、より高度な感覚を養うことを目的としているのかもしれません。もちろん、従来のマイルドなハンドリング特性もオプションで選択できるので、個々のドライバーの成長段階に合わせた対応が可能です。

トヨタGRヤリスベースの次世代エンジン「ATM163T」
シャシーと並ぶもう一つの主役が、エンジンです。2nd Gen車両には、イタリアのAutotecnica Motori (ATM)が開発した 「ATM163T」 が搭載されます。
私が特に注目したのは、このエンジンが 「Toyota GR Yaris」に採用されている1.6L直列3気筒ターボエンジン「G16E-GTS」をベースに新規開発されたという点です。まさか、ストリートで人気のホットハッチの心臓部が、フォーミュラカーのレーシングエンジンへと進化するとは!日本のモータースポーツファンにはたまらないニュースではないでしょうか。

ATMが開発と認証を担当し、日本における供給・テクニカルサポートは、開発初期段階からATMの戦略的パートナーとして参画してきた株式会社トムスが担当します。トムスといえば、長年にわたり日本のモータースポーツシーンを牽引してきた名門。その信頼と実績が、若手ドライバーたちの走りを力強く支えてくれることでしょう。
このATM163Tは、FIAの持続可能性と技術革新に関する最新基準もクリアしており、まさに次世代フォーミュラ・リージョナルに最適なパッケージと言えます。
気になる価格と購入方法
これだけの最新技術が詰め込まれた次世代車両。気になるのはその価格ですよね。
参考販売価格は以下の通りです。
- シャシー(DOME F112): 111,500€
- エンジン(ATM163T): 35,175€
(※上記の価格は2026年度FIA Formula Regional 2nd Gen承認規則によるもので、最終的な販売価格はFIAが発表するOECD消費者物価指数に基づき、2027年初に発表される予定です。)
現在の為替レートにもよりますが、日本円にして約2,000万円前後(エンジン込み)といったところでしょうか。当然、フォーミュラカーとしては高価な投資ですが、最新の安全基準と革新的な技術、そして若手ドライバーの成長をサポートする環境を考えれば、その価値は計り知れません。
申し込み受付は2026年7月頃より開始され、2027年より順次デリバリーが予定されています。詳細については、FRJのホームページやSNSで発表されるとのことなので、興味のあるチームやドライバーはぜひチェックしてくださいね。
FRJ公式サイト: https://frj.jp/
日本のモータースポーツを支えるプロフェッショナルたち
今回の次世代車両導入には、多くのプロフェッショナルが関わっています。
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ プロモーター
ニューパシフィックスポーツマーケティング株式会社(NPSM)
FRJのプロモーションを手掛けるNPSM。彼らの尽力なくして、FRJの発展は語れません。

シャシー開発
株式会社 童夢
日本のレーシングカー開発の技術の粋を集めた「DOME F112」の開発元。

エンジン供給・サポート
株式会社 トムス
ATM製エンジンの日本での供給とテクニカルサポートを担う、モータースポーツ界の老舗。

まとめ:FRJの新たな挑戦に期待!
FRJに2027年から導入される次世代車両「2nd Gen」。日本の童夢が手掛けるシャシー「DOME F112」と、トヨタGRヤリスベースのエンジン「ATM163T」の組み合わせは、まさに日本と世界の技術が融合した集大成と言えるでしょう。
より安全に、より速く、そしてよりエキサイティングに。
この新たな挑戦は、ドライバー育成だけでなく、日本のモータースポーツ文化そのものに新たな刺激と成長をもたらすと確信しています。2027年、国際格式シリーズへと進化を遂げるFRJから、目が離せません!未来のF1ドライバーが、この新世代車両を駆って世界へと羽ばたく日を心待ちにしましょう!
お問い合わせ先
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シリーズについて: ニューパシフィックスポーツマーケティング株式会社 Mail: [email protected]
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シャシーについて: 株式会社 童夢 Mail: [email protected]
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エンジンについて: 株式会社 トムス Mail: [email protected]











