「ありがとう」が成長を加速させる!コナズ珈琲が仕掛ける、ハワイアンな「心的資本経営」の秘密
「いちばん近いハワイ」で知られるハワイアンカフェ・レストラン、コナズ珈琲。美味しいパンケーキやこだわりのコーヒー、そして南国感あふれる空間は、私たちを日常から解き放ってくれますよね。しかし今、コナズ珈琲は単なるカフェ体験だけでなく、働く人たちの「心」に深く寄り添う、画期的な取り組みを始めたのをご存知でしょうか?
それが、成長感謝ポイント制度「MAHALO(マハロ)」 です。ハワイ語で「ありがとう」を意味するこの言葉に込められた、深い意味とユニークな仕組みを、私の視点からご紹介したいと思います。
ハワイアンカフェが人事評価を変える?「MAHALO」制度の概要
コナズ珈琲を運営する株式会社KONA'Sは、親会社であるトリドールホールディングスが掲げる「心的資本経営」を具体的に推進する形で、この「MAHALO」制度を導入しました。対象は、なんと社員からパートナースタッフ(PS)まで、約4,200名に及ぶすべての従業員です。
通常の人事評価制度は、個人の売上や成果に重きを置くことが多いですよね。もちろんそれも大切ですが、「MAHALO」制度が注目するのは、そこだけではありません。一番の特徴は、「仲間の成長への貢献度合い」を評価の軸にしている点なんです。
「え、どういうこと?」と、私も最初は戸惑いました。でも、詳細を知ると、これこそが現代の企業が目指すべき、従業員エンゲージメントを高めるための賢い一手だと感じました。
「ALOHA」から生まれた「MAHALO」の精神
コナズ珈琲のコンセプトは「いちばん近いハワイ」。その根底には、ハワイ語で「思いやり、協調性、心地よさ、謙虚さ、忍耐」を意味する 「ALOHA(アロハ)」の精神が流れています。このALOHAの心は、お客様へはもちろんのこと、共に働く仲間に対しても向けられるべきもの。
「MAHALO」制度は、このALOHAの精神を理念に留めるだけでなく、具体的な評価制度として形にしたものだと言えるでしょう。つまり、 **「仲間の成長を応援し、支え合うことで、自分自身も成長していく」という理想の働き方を、 **「ありがとう」という感謝の言葉を冠した制度で実現しようとしているのです。
チームから「グロースビルディング」へ!画期的な仕組みを深掘り
昨今、組織運営では「チームビルディング」(チームの生産性を高めるための活動)が重要視されていますが、コナズ珈琲はさらに一歩進んだ「グロースビルディング」という概念を定義しました。これは、「成長と成長が相互に影響・作用していく」ことを意味します。つまり、個々人の成長がチーム全体の成長を促し、そのチームがまた個人を成長させるという、良い循環を生み出す考え方です。
「MAHALO」制度は、このグロースビルディングを人事評価に落とし込んだ、とてもユニークな仕組みを持っています。
「MAHALO」制度の3ステップ
- 年間の成長度合いを評価
- 上長がすべての従業員を対象に、1年間でどれだけ成長したかを評価。
- 「Lv.1」から「Lv.3」の3段階で評価されます。
- 「成長しない人はいない」という考え方に基づき、すべての評価がプラス評価となる点が印象的です。つまり、ゼロ評価やマイナス評価は存在しないんです。
- 成長感謝ポイント(MAHALO)を付与
- 評価レベルに応じて、各従業員に「成長感謝ポイント(MAHALO)」が付与されます。
- そして、各々が「自身の成長に貢献してくれたと感じる人(=支援者) 」に対し、感謝の気持ちとしてMAHALOポイントを贈ることができます。
- 仲間から与えられたMAHALOを集計し、支援者に還元
- 仲間から受け取ったMAHALOポイントは個人単位で1年ごとに集計されます。
- これにより、誰がどれだけ仲間の成長に貢献したかが定量的に可視化され、貢献度に応じたインセンティブとして支援者に還元される仕組みです。将来的には、昇進・昇給といった人事評価にも反映される予定とのこと。
この制度の素晴らしいところは、単なる成果主義ではなく、プロセスや「人への貢献」を高く評価する点にあると私は考えます。誰かの役に立つことが、最終的に自分に返ってくる。まるで、大海原の波が岸辺に戻ってくるように、ギブ&ギブが最終的に自分にも返ってくるという、美しい循環を生み出す仕組みと言えるでしょう。これは、従業員のモチベーション向上はもちろん、互いに助け合い、高め合うという内発的動機づけを強力に促すはずです。
「心的資本経営」が生み出す、働く人の幸せとお客様の感動
コナズ珈琲がこのような新しい評価制度を導入する背景には、親会社であるトリドールホールディングスが推進する「心的資本経営」という経営思想があります。
これは、「従業員の“心”の幸せ」と「お客様の“心”の感動」を共に重要な資本と捉え、この二つの“心”を満たし続けることで持続的な事業成長を実現しようという考え方です。
トリドールHDでは、この好循環を「ハピカン繁盛サイクル」と定義しています。
- 従業員が幸福感(ハピネス)を持って働く
- →その内発的動機がお客様に感動(カンドウ)体験を生み出す
- →感動が店舗の持続的な繁盛へとつながる
- →成果が従業員に還元され、再び幸福度が高まる
まさに、このサイクルを回すための具体的な施策が「MAHALO」制度なのだと納得しました。働く人がハッピーであれば、そのハッピーは必ずお客様にも伝わります。
株式会社KONA’Sの阿部和剛社長も、「自分自身の成長が実感でき、同時に、誰かの成長にも貢献している」という状態を、全従業員が実現することを目指して、この制度を導入したと語っています。
「いちばん近いハワイ」コナズ珈琲の変わらない魅力
このような従業員の幸福を追求する企業だからこそ、お客様への感動体験もより一層深まることでしょう。改めて、コナズ珈琲の揺るぎない魅力を振り返ってみましょう。
100店舗100デザインのこだわり空間
コナズ珈琲の店舗は、「100店舗100デザイン」を目指しているというこだわりぶり。外観も内観も、店舗ごとに異なるハワイアン雑貨やサーフボード、遊び心のあるソファやテーブルが配され、まるでハワイのローカルなリビングにいるような雰囲気を演出してくれます。私も旅先で偶然見つけたコナズ珈琲の店舗デザインに感動したことがあります。まさに「コナズ巡り」をしたくなるような、ワクワクする空間ですよね。
こだわりのハワイアンフード&ドリンク
シグネチャーメニューは、なんといっても手づくりのハワイアンパンケーキ。店内で生地から一枚ずつ丁寧に焼き上げられるパンケーキは、ふわふわしっとりとした口当たりが特徴です。ほのかな塩味がきいているので、スイート系だけでなく、ミール系とも相性抜群なんですよ。
そして、コナズ珈琲の代名詞ともいえる自家焙煎コーヒー。ハワイのコナコーヒーをはじめ、世界中から厳選された生豆が店舗ごとに焙煎され、オーダーが入ってから一杯ずつ丁寧に淹れられます。香りが豊かで、豆本来の深い味わいを楽しめるのは、まさに至福のひととき。店頭でコーヒー豆を購入して、自宅でもこの味を楽しめるのは嬉しいポイントです。
その他にも、ロコモコやガーリックシュリンプといったハワイ定番料理、リゾート気分を味わえるハワイアンカクテルなど、バリエーション豊かなメニューが揃っています。テイクアウトメニューやハワイアングッズコーナーもあるので、お店以外の場所でもコナズ珈琲のハワイ体験を満喫できますよ。
「ありがとう」が織りなす、新しい働き方の未来
コナズ珈琲が導入した「MAHALO」制度は、単なる人事評価制度の枠を超え、従業員一人ひとりの「心」を豊かにし、それがお客様への感動体験へと繋がる、まさに「心的資本経営」を体現する取り組みだと感じました。
「グロースビルディングカンパニー」へと進化を遂げるコナズ珈琲は、今後も働く人のハピネスを追求し、私たちに食の感動を届け続けてくれるでしょう。この新しい働き方が、私たちの「働く」ということ、そして「お店で体験する」ということの価値を、良い意味で再定義してくれるかもしれませんね。
ぜひ一度、コナズ珈琲を訪れて、美味しい食事と共に、この「ALOHA」と「MAHALO」の精神、そして働く人たちのいきいきとした笑顔を感じてみませんか?
- コナズ珈琲について、もっと詳しく知りたい方はこちら:コナズ珈琲 公式サイト
- トリドールホールディングスの「心的資本経営」についてはこちら:心的資本経営サイト
- トリドールHDのnoteも要チェック:トリドールHD公式noteアカウント




















