「ありきたりな観光地はもう飽きたな…」なんて感じている方、いませんか?せっかく旅に出るなら、その土地にしかない、本物の文化や歴史に触れたいですよね。そんな方に、私が今一番注目しているのが、熊本県の人吉・球磨地域で 2026年2月19日(木) に開催される伝統行事 「三日月詣(みかづきもうで)」 です。
これは単なるイベントではありません。約800年の歴史を持つ、年に一度だけの特別な「祈りの体験」なんです。
年に一度だけ姿を現す、神秘の「霊石・三日月石」
この行事の核となるのが、人吉市指定文化財でもある 「霊石・三日月石」 です。その名の通り、石の表面にはくっきりとした三日月の模様が浮かんでいます。不思議ですよね。

この霊石は、人吉城の改修工事中に発見されて以来、歴代藩主によって大切に守られてきました。実は、2020年の水害以降は安全のために常設展示が中止されており、この「三日月詣」の日だけが、その姿を拝める唯一の機会となってしまいました。年に一度、この日だけという響きに、なんだか特別な力を感じてしまいます。
私が最も注目する、日本でも極めて稀な「神仏習合」の儀式
そして、個人的に最も心を惹かれるのが、神道と仏教が同じ場で祈りを捧げる 「神仏習合」 の儀式です。
明治時代に神仏分離令が出されるまで、日本では神様も仏様も一緒に祀られるのが自然なことでした。しかし現代では、神社のお宮司さんとお寺の僧侶が一堂に会して儀式を行う光景は、ほとんど見ることができません。プレスリリースにも「他に類を見ない」とありますが、これは本当に貴重な光景なんです。

当日は、相良神社の宮司と各宗派の僧侶が集い、護摩の炎が燃え盛る中で、神道の祝詞と宗派を超えた読経が同時に響き渡るそうです。参加者からは「鳥肌が立った」「心が洗われた」という声が寄せられるというのも納得できます。これはもう、ただ見るのではなく、全身で「体感」する儀式と言えるでしょう。
観光じゃない、「祈りの体験」としての1日
「三日月詣」は、午前と午後の二部構成になっています。
- 【午前】相良神社(人吉市)
- 人吉城内にある相良神社で、霊石のご開帳と神仏習合の護摩祈祷・読経会が執り行われます。
- 【午後】浄心寺(球磨郡湯前町)
- 舞台を移し、国指定重要文化財でもある浄心寺で、荘厳な読経会が行われます。
単なる観光イベントではなく、旧暦の新年を祝い、一年の平穏を祈るための神聖な場。一般参拝も可能なので、この奥深い文化に触れる絶好の機会ですね。
参加方法と、もっと楽しむ「開運巡り」
この貴重な儀式、ぜひ参加してみたいですよね。開催概要はこちらです。
- 行事名: 三日月詣
- 開催日: 2026年2月19日(木)
- 場所:
- 午前9:00~:相良神社(熊本県人吉市麓町城内)
- 午後14:30~:浄心寺(熊本県球磨郡湯前町瀬戸口5617)
※有料席もあり、予約が必要とのことなので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
さらに、この期間に合わせて 「三日月詣 開運巡り」 が 2026年2月19日(木)から3月19日(木) まで開催されます。協力寺社でオリジナルの御朱印がいただけたり、スタンプラリーを楽しめたりと、人吉・球磨地域を深く巡るきっかけになりそうです。
詳しくは、公式サイトや特設サイトで最新情報をご確認ください。
- 公式サイト: 人吉・球磨 風水・祈りの浄化町
- 三日月詣 特設サイト: https://hitoyoshifusui.com/mikazukimoude
年に一度の特別な日に、日本の祈りの源流に触れる旅。きっと忘れられない体験になるのではないでしょうか。











