日本の技術が世界を救う!札幌発「ATバリア」が欧州の危機意識を変えた驚きの理由
現代社会は、自然災害、未知のウイルス、そして地政学的な緊張など、目に見えない、あるいは突如として現れる多様な脅威に常にさらされています。そんな中、「安全な空気」を確保することが、私たちの命と健康を守る上でいかに重要か、改めて考えさせられる日々です。
今回、私が注目したのは、北海道札幌市に本社を置くプロテクトアーツ株式会社が開発した国内初の空気換気システム「ATバリア」シリーズです。この画期的な技術が、遠く離れたヨーロッパの地で大きな注目を集め、私たち日本人が持つ技術力と防災意識の高さを示しました。
欧州の切迫したニーズと日本製技術への信頼
先日、ポーランド・ポズナンで開催された「PROTEGA 2025」という国際展示会に、プロテクトアーツ社が出展しました。この展示会は、自然災害からCBRN(化学兵器・生物兵器・放射性物質・核物質)リスク、インフラ事故、火災、救難活動まで、市民防護と危機管理のあらゆる分野のソリューションが集まる、まさに「命を守る」ためのイベントです。
ヨーロッパでは、隣国情勢の緊迫化を背景に、シェルター建設や防災技術への関心が急速に高まっています。来場者からは、日本製技術に対する強い信頼と期待が寄せられたそうです。

プロテクトアーツ社のブースでは、「ATバリア」シリーズの実機デモンストレーションが行われ、多層構造フィルターによる空気循環の仕組みが詳細に紹介されました。私が特に感銘を受けたのは、来場者から寄せられた具体的な質問の数々です。「シェルターでの取り扱いの容易さ」「避難所での悪臭除去やクリーンルーム化への対応」「欧州の防災システムとの適合性」など、彼らの危機意識の高さと、それに対する「ATバリア」のポテンシャルを強く感じさせるものでした。

プロテクトアーツの代表取締役、小熊正輝氏は現地での体験について、「日本とは異なる強い危機意識が社会全体に根付いており、『空気を守る技術』が安全保障の一要素として扱われていることが印象的でした」と語っています。来場者の言葉には切実さがこもり、設備の信頼性に対する期待の大きさを肌で感じたとのこと。これは、単なる製品の紹介に留まらず、私たちの技術が世界の安全に貢献できるという、大きな可能性を示しているのではないでしょうか。

「ATバリア」シリーズの驚くべき能力とは?
では、一体「ATバリア」シリーズはどのような特徴を持っているのでしょうか。災害や有事の際に、私たちの生命線を守る「空気の砦」となり得るその技術の核心に迫ります。

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1. 災害・有事対応の換気・空気防護システム
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シェルターや避難所はもちろん、ご家庭などの閉鎖・半閉鎖空間で、安全な空気環境を確保します。これは、現代における 「空気のインフラ」 とも言えるでしょう。
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2. 多層フィルターによる高い空気浄化性能
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災害時に想定される、目に見えない複合的な空気汚染リスクに一貫して対応します。
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放射性物質
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PM2.5
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粉塵・煙
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有毒ガス
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臭気
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ウイルス・細菌
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これらをまとめて低減できるというから驚きです。まさに究極の空気清浄機と言えるでしょう。
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3. 感染症リスクの低減
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密閉・密集環境になりがちな避難所などでも、清浄な外気を取り込み、室内空気を管理することで感染症の拡大を抑制できます。これは、パンデミックを経験した私たちにとって、非常に重要な機能です。
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4. 非常時を想定した実用性
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静音設計で長時間使用が可能。さらに可搬性も備えているため、避難所や仮設空間、そしてご家庭など、設置場所を選びません。過酷な状況下での使いやすさは、命を預ける上で最も重要な要素の一つです。
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5. 用途に応じた豊富なラインナップ
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大規模な公共施設向けの高性能モデルから、一般家庭や小規模空間向けの軽量・コンパクトモデルまで展開。それぞれのニーズに合わせた選択肢があるのは嬉しいですね。
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6. 将来拡張性
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一酸化炭素(CO)除去など、災害時の新たなリスクに対応する機能拡張・研究開発が現在も進行中とのこと。常に進化し続ける技術に、未来への安心を感じます。

日本の防衛・防災体制強化へ貢献する「空気を守る技術」
この「ATバリア」シリーズは、単に災害時の「空気清浄機」という枠を超え、日本の防衛・防災体制強化の一助となる技術としても期待されています。特に、近年注目される「高市政権下での防衛力強化」という文脈においても、国民の生命を守る市民防護体制の強化は喫緊の課題です。
「空気を守る技術」は、シェルターや避難所の安全性を根底から支え、国内外の不安定な情勢下で、私たちが安心して暮らせる社会を築くために不可欠な存在となりつつあります。
プロテクトアーツとヤブシタグループの信頼と実績
今回の成功を支えているのは、プロテクトアーツ株式会社が属するヤブシタグループの揺るぎない技術力と歴史です。創業60年を迎えたヤブシタグループは、空調・冷熱部材のトップシェアを誇り、太陽光架台や照明部材などの設計・製造・販売を手掛けてきました。

20年以上にわたる設備工事業の経験と、最新の設計・解析技術を駆使し、常に安全性と技術革新を追求。その豊富な実績とノウハウが、「ATバリア」シリーズのような最先端の製品を生み出す原動力となっています。この技術が、私たちの安全と健康を守る使命を帯びて、これからも世界を舞台に活躍していくことでしょう。
今、私たちにできること、そして未来へ
今回の欧州進出は、日本の優れた技術が世界の厳しい目で評価され、さらにそのニーズに応えていく大きな一歩となりました。
「ATバリア」シリーズは、まさに未来への投資と言えるのではないでしょうか。私たち一人ひとりが、もしもの時に備える意識を持つことが、より強固な防災・防衛体制の構築へと繋がります。
「ATバリア」シリーズにご興味を持たれた方、あるいは災害時の空気環境対策についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひプロテクトアーツ株式会社にお問い合わせください。 安全な空気環境は、私たちの子どもたち、そして未来世代への最高の贈り物になるはずです。
- 関連リンク
- プロテクトアーツ株式会社 公式サイト: https://protect-arts.co.jp/
- PROTEGA 2025 展示会公式サイト: https://targiprotega.pl/en/
- 「ATバリアLite」に関する記事: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000148115.html
プロテクトアーツ株式会社 (ヤブシタグループ) 〒060-0006 北海道札幌市中央区北6条西23丁目1-12 取材のお申し込み・お問い合わせ先: 担当 山田 (080-1165-8563)











