神奈川の隠れた魅力を発見!『神奈川名建築案内』で巡る、時を超えた美の旅へ
横浜の洋館、鎌倉の古刹、箱根の温泉旅館…。神奈川には、思わず見上げてしまうような素晴らしい建築物が数多く点在していますよね。しかし、「もっと深く知りたい」「どこから巡ればいいの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたの願いを叶える、まさに待望の一冊が誕生します!
神奈川の国宝・重要文化財建築を「全網羅」した初の書籍!
2025年12月19日(金)に朝日新聞出版から発売される 『神奈川名建築案内』 は、私がまさに「これはすごい!」と唸った、神奈川県内の国宝・重要文化財建築全56件73棟を網羅した、唯一無二のガイドブックです。
神奈川県に存在する唯一の国宝である「円覚寺舎利殿」から、横浜のシンボル「神奈川県庁舎(キングの塔)」、さらに「横浜市開港記念会館(ジャックの塔)」や、建築の野外博物館とも言える「三溪園」「川崎市立日本民家園」まで、70件以上の建造物が写真とともに徹底的に解説されています。
これまでの建築案内では見落とされがちだった、インターネット上にも写真が存在しないような“メディア初登場”の建築物も多数収録されているというから驚きです。これは建築ファンにとってはたまらない情報ですよね!

この本で巡る、神奈川の建築の旅
本書で紹介されている物件の多くは、年間を通して気軽に訪問できる場所ばかり。週末のお出かけや、次の旅行先を考える際にも非常に実用的です。
例えば、横浜市開港記念会館。通称「ジャックの塔」として親しまれるこの建物は、赤レンガの美しい外観が特徴的です。

また、横浜正金銀行本店本館の解説ページを見ると、コリント式やイオニア式といった歴史的な柱の様式から、バロック様式の重厚な外観まで、建物の細部に込められた職人たちの技と歴史を垣間見ることができます。まるで建築家になったかのように、詳細な図解を読み解くのも楽しい時間になりそうです。

本書は単なるガイドブックに留まらず、各建築物が持つ背景や歴史を紐解き、その土地の文化や信仰までをも教えてくれます。神奈川在住の方はもちろん、これから旅行を計画している方、歴史的建造物にロマンを感じる方には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
執筆陣も豪華!専門性と親しみやすさの融合
本書を監修するのは、東京都江戸東京博物館研究員であり建築史家の米山勇さん。著者は新幹線車内サービス誌『トランヴェール』などで建築・歴史記事を手がける山内貴範さんです。
さらに、SNSで人気の建築イラストレーター・コジマユイさんのイラストが随所に散りばめられており、専門的な内容も視覚的に楽しく、親しみやすく学べる工夫が凝らされています。これは、硬くなりがちな建築の知識を、より多くの人に届けるための素晴らしいアイデアだと感じました。
有隣堂だけの限定版&特別しおりは必見!
神奈川県内を中心に店舗を展開する有隣堂では、この書籍のために 「有隣堂オリジナルカバー版」 が用意されます。
この限定カバーには、1956年(昭和31年)に竣工した当時の「有隣堂ビル」(戦後モダニズム建築を牽引した伴野三千良氏の貴重な現存作品!)の写真や、竹中工務店が作成したカラーパースが掲載されるとのこと。有隣堂の歴史と建築への想いが詰まった、特別なデザインですね。

そして、さらに嬉しいことに、有隣堂でご購入された方には特典しおりがプレゼントされます!このしおりのデザインは、有隣堂伊勢佐木町本店内に創建当時から残る、レトロなエレベーターがモチーフになっているそうです。これは、建物の歴史と趣を感じさせる、粋な計らいですね。
有隣堂伊勢佐木町本店に現存するレトロエレベーターのイメージ
これはもう、有隣堂の店舗に足を運ぶしかないでしょう!
書籍情報と購入方法
これだけの情報量と質の高さで、価格はなんと1760円(本体1600円+税10%) 。私個人の見解ですが、この内容でこの価格はまさにコスパ最強と言えるのではないでしょうか。
神奈川の建築を深く知りたい方にとっては、投資する価値が十分すぎるほどある一冊だと断言できます。
| 書籍名 | 横浜・鎌倉・箱根 etc. 神奈川の国宝・重要文化財を網羅 神奈川名建築案内 |
|---|---|
| 監修 | 米山勇 |
| 著者 | 山内貴範 |
| ISBN | 9784023348035 |
| 定価 | 1760円(本体1600円+税10%) |
| 発売日 | 2025年12月19日(金) |
| 体裁 | 224ページ、オールカラー、A5判 |
実用的な購入アドバイス
さあ、あなたもこの一冊を手に、神奈川の魅力を再発見する旅に出ませんか?新たな発見と感動が、きっとあなたを待っていますよ。











