日本でおなじみの大創産業が、なんとタイのバンコクで新たな挑戦をスタートさせました!
DAISO(ダイソー)だけでなく、洗練されたデザインが魅力のStandard Products(スタンダードプロダクツ) と、大人可愛い雑貨が揃うTHREEPPY(スリーピー) が、タイに初上陸したというから驚きです。
これはただの海外出店ではありません。タイでのビジネスをさらに深く、そして多角的に展開していくという、大創産業の本気度がうかがえる一手。私がこのニュースで特に注目したのは、異なる魅力を持つ3つのブランドが、タイの市場でどのような化学反応を起こすのか、という点です。
大創産業の新たな一手:3ブランド複合店の魅力
これまでタイでは、DAISOがすでに86店舗を展開し、現地の皆さんの生活に深く根付いてきました。しかし今回、新たに「Standard Products」と「THREEPPY」が加わることで、タイの消費者に提供される”選択肢”と”価値”が大きく広がります。
「暮らしを楽しくするアイデアあふれる生活必需品」のDAISO、 「メイドインジャパンや環境配慮などサステナブルな商品」が揃うStandard Products、 「大人可愛い雑貨」を追求するTHREEPPY。
これら異なるコンセプトを持つ3ブランドが一つのフロアに集結する複合店が誕生することで、買い物における利便性はもちろん、訪れる人々のライフスタイルをより豊かにする新たなショッピング体験が期待できます。
では、一体どのような場所に、これらの新店舗がオープンしたのでしょうか?
注目スポットに誕生!2つの新店舗
今回のタイ初出店は、バンコク近郊とバンコク中心部の2箇所です。それぞれの立地と狙いを見ていくと、大創産業の戦略が見えてきます。
1. Standard Products KING SQUARE店:富裕層ファミリー向けの新拠点
まず一つ目は、バンコク近郊の「KING SQUARE」にオープンした「Standard Products」単独店舗です。このエリアは、インターナショナルスクールに隣接し、教育意識の高い富裕層のファミリーをメインターゲットとした複合コミュニティ。
▲バルーンデコレーションで華やかに彩られたStandard Products KING SQUARE店の入り口
私が注目したのは、この立地戦略です。「ちょっといいのが、ずっといい。」というStandard Productsのコンセプトが、上質な暮らしを求める層に響くのは間違いありません。日本の品質とデザインが、この地のライフスタイルに新たな風を吹き込むことでしょう。
2. One Bangkok店:タイの「文化都心」に誕生した3ブランド複合店
そしてもう一つが、タイの首都バンコク中心部のCBD(中央ビジネス地区、つまりビジネスの中心地帯)に位置する「One Bangkok」店です。ここはMRTルンピニ駅直結という抜群のアクセスを誇り、「文化都心」をコンセプトにオフィス、ホテル、商業施設、文化施設などが集積する、東南アジアの新たなランドマークとなる巨大複合開発プロジェクトの一角を占めます。
▲DAISO JAPAN, Standard Products, THREEPPYの3ブランドが揃うOne Bangkok店
ここでは、DAISO、Standard Products、THREEPPYの3ブランドが勢ぞろい。多様なニーズを持つ人々が行き交うこの場所で、3ブランドがそれぞれ異なる魅力を発揮し、タイの新しい文化の一部となっていく予感がします。
さらに、このOne Bangkok店には、タイバージョンのDAISO公式キャラクター「だいぞう」フィギュアが海外で初めて設置されたとのこと。
▲タイバージョン「だいぞう」フィギュア。日本語表記もあり、親しみやすいデザイン。
こうしたローカライズされたキャラクター展開も、現地の人々に寄り添い、親しまれようとする大創産業の姿勢が表れていて、とても素敵だと感じました。
Standard ProductsとTHREEPPY、それぞれの魅力深掘り
それでは、今回タイ初上陸を果たした2つのブランドについて、改めてその魅力を掘り下げてみましょう。
Standard Products:「“ちょっといいのが、ずっといい。”」
このブランドは、ベーシックで洗練されたデザインを大切にした生活雑貨を提供しています。私が特に魅力的だと感じるのは、メイドインジャパンの品質へのこだわりと、環境配慮などサステナブルな視点です。
具体的には、岐阜県関市でつくられた包丁や、愛媛県今治市でつくられたタオルなど、日本の地域産業とのコラボレーション商品が約2,000種類も取り揃えられています。
- 価格帯: 60~500タイバーツ(約290円~2,420円 ※11月25日現在)
- この価格帯で、日本の職人技が光る逸品や環境に配慮した高品質な生活雑貨が手に入るのは、驚くほどのコストパフォーマンスと言えるでしょう。日々の暮らしを少しだけ豊かにしたいと考える人にとって、まさに「ずっと使い続けたい」と思えるアイテムが見つかるはずです。
THREEPPY:「“あいらしい。そして私らしい。”」
「大人可愛い」を追求するTHREEPPYは、遊び心や彩りを取り入れた雑貨が豊富に揃います。アクセサリー、インテリア、食器、ファッション雑貨など、約2,600種類の商品がラインナップ。
- 価格帯: 60~500タイバーツ(約290円~2,420円 ※11月25日現在)
- こちらもStandard Productsと同様に、この価格帯でトレンド感のあるおしゃれな雑貨が手に入るのは嬉しいポイントです。自分のスタイルを表現したい、空間を彩りたい、そんな願いを叶えてくれるアイテムがきっと見つかるでしょう。
タイ市場への本気度と今後の展望
大創産業は、すでにタイで強固な基盤を築いているDAISOに加えて、Standard ProductsとTHREEPPYを展開することで、さらに多様な客層のニーズに応えようとしています。これは単に店舗数を増やすだけでなく、ブランドイメージを向上させ、現地の消費者に新たな価値を提供しようとする、明確な海外戦略の一環です。
今後も国内外で3ブランドの出店を進め、「世界中の人々の生活をワンプライスで豊かに変える」という同社の目標に向けて、さらなる市場拡大が期待されます。タイを訪れる際には、ぜひ新しいDAISO、Standard Products、THREEPPYの店舗に立ち寄って、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか?
店舗情報とアクセス
もしタイに行く機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
Standard Products KING SQUARE店
- 名称: Standard Products KING SQUARE店
- 売り場面積: 48.4坪(約159㎡)
- 営業時間: 08:00~21:00
- 休業日: KING SQUAREに準ずる
- 住所: 775 Ratchadaphisek Rd, Bang Phong Phang, Yan Nawa, Bangkok 10120
- オープン日: 2025年11月14日(金)
One Bangkok店(DAISO、Standard Products、THREEPPY複合店)
- 名称:
- DAISO One Bangkok店 224.5 坪(約741㎡)
- Standard Products One Bangkok店 112.6 坪(約372 ㎡)
- THREEPPY One Bangkok店 35.5 坪(約117 ㎡)
- 営業時間: 10:00~22:00
- 休業日: One Bangkokに準ずる
- 住所: Witthayu Rd, Khwaeng Lumphini, Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon
- オープン日: 2025年11月14日(金)
関連情報
- 大創産業 DAISO 公式ホームページ: https://www.daiso-sangyo.co.jp/
- Standard Products ブランドサイト: https://standardproducts.jp/
- THREEPPY ブランドサイト: https://www.threeppy.jp/
〈タイ現地のSNS〉
- DAISO 公式Instagram: https://www.instagram.com/daisothailand_official/
- Standard Products 公式Instagram: https://www.instagram.com/standardproducts_thailand/
- THREEPPY 公式Instagram: https://www.instagram.com/threeppy_thailand/











