開幕が待ち遠しい!群馬クレインサンダーズ、プレシーズンマッチでSR渋谷に圧巻の勝利!
皆さん、Bリーグの熱気、もう感じていますか? 群馬クレインサンダーズが、9月20日(土)に開催されたプレシーズンマッチで、サンロッカーズ渋谷を相手に73-50と圧倒的な強さで勝利を収めました! 本拠地オープンハウスアリーナ太田には3,180人もの観客が詰めかけ、新生サンダーズの躍動を見守りました。
この試合は単なるプレシーズンマッチ以上の意味を持っていたと感じています。新シーズンに向けて、チームがどのような仕上がりを見せているのか。そして、新加入選手たちがどんな輝きを放つのか。私自身も期待に胸を膨らませていました。
試合を制したのは「エナジー」と「安定感」
試合は序盤から群馬クレインサンダーズが主導権を握る展開でした。
カイル・ミリングヘッドコーチ(HC)のコメントからも、チームの好調ぶりが伺えます。
「今日はオフェンス・ディフェンスどちらともエナジー高くプレー出来て、ベンチのメンバーもいいリズムを作ってくれたと思います。試合を通して同じペースで出来たところもよかったですし、今週積み上げてきたことを試合でしっかり示すことができてよかったです。」
この言葉から、単に得点力が高かっただけでなく、チーム全体のエナジーとディフェンスへの意識の高さが勝利の大きな要因だったことがわかります。ベンチメンバーを含め、チーム全体で同じペースを保ち、積み上げてきた練習の成果をしっかり発揮できたというのは、新シーズンに向けて非常に心強い手応えですよね。
試合のスコアを見てみましょう。
クォーター | 群馬クレインサンダーズ | サンロッカーズ渋谷 |
---|---|---|
1Q | 23 | 14 |
2Q | 12 | 11 |
前半 | 35 | 25 |
3Q | 25 | 13 |
4Q | 13 | 12 |
最終 | 73 | 50 |
見てください、全てのクォーターで群馬がリードを奪っています! 特に3Qの25得点は、攻撃が爆発した瞬間だったのでしょう。守備でもサンロッカーズ渋谷を50点に抑え込んだのは見事としか言いようがありません。
躍動するベテランと輝く新戦力たち
この試合でスターティング5に名を連ねたのは、以下の選手たちでした。
- 群馬クレインサンダーズ
- 0 藤井祐眞
- 4 トレイ・ジョーンズ
- 6 中村拓人
- 8 ケリー・ブラックシアー・ジュニア
- 15 エージェー・エドゥ
そして、試合を彩った主なスタッツはこちら!
- #0 藤井祐眞: 14得点 (3P 4/7)、2アシスト
- #1 コー・フリッピン: 6得点、6リバウンド、2アシスト
- #4 トレイ・ジョーンズ: 14得点 (3P 2/4)、6リバウンド、4アシスト
- #6 中村拓人: 4得点、2アシスト、5スティール
- #8 ケリー・ブラックシアー・ジュニア: 11得点、9リバウンド、2アシスト、2スティール
- #9 辻直人: 6得点 (3P 2/5)、3アシスト
- #14 佐藤誠人: 2得点
- #15 エージェー・エドゥ: 6得点、6リバウンド
- #29 細川一輝: 5得点、3リバウンド、2アシスト
- #55 谷口大智: 5得点、3リバウンド、2アシスト
藤井選手とトレイ・ジョーンズ選手が共に14得点を挙げ、攻撃を牽引。特に藤井選手の3Pシュート成功率の高さは圧巻です。中村選手は5スティールとディフェンスで大いに貢献し、ケリー・ブラックシアー・ジュニア選手はゴール下でリバウンドを支配。主力選手たちがしっかりと結果を残していますね。
新加入選手が語る「群馬クレインサンダーズ」の魅力と未来
私が特に注目したのは、新加入選手たちのコメントです。彼らの言葉からは、群馬クレインサンダーズが単なるバスケットボールチームではなく、選手を成長させる「環境」としても非常に優れていることが伝わってきます。
エージェー・エドゥ選手:チャンピオンシップへの強い思い
新加入のエージェー・エドゥ選手は、群馬を選んだ理由をこう語っています。
「サンダーズに来る決め手となったのは、自分がやりたいようなバスケットのスタイルがあったというのが一番大きいと思います。さらに自分が成長できる環境というところをすごく感じることができたので、群馬を選びました。このクラブでチャンピオンシップを取りたいというところもありました。」
彼が語る「自分がやりたいバスケットのスタイル」や「成長できる環境」という言葉から、チームの哲学や練習環境の充実ぶりがうかがえます。そして、「このクラブでチャンピオンシップを取りたい」という力強い言葉。彼のディフェンスでの貢献はもちろんのこと、オフェンスでのさらなる成長にも期待が高まりますね。
佐藤誠人選手:B1の壁とファンの後押し
B3から加入し、B1の舞台で躍動する佐藤誠人選手のコメントも非常に印象的でした。特に、第4クォーターでコートに入った時の大歓声については、こう振り返っています。
「ファンの人たちの僕のプレーが見たいという期待の表れがあの歓声だと思うんで、その期待に応えられるようなパフォーマンスをしなきゃいけないなと、ちょっとプレッシャーにはなりましたけど、今日はすごくいい感じに後押ししてくれた、そんな歓声だったと思います。」
ファンの熱い期待が、彼のプレッシャーにもなりながら、同時に大きな「後押し」となっているのが伝わってきます。そして、B1でのキャリア初得点がダンクだったというエピソードは、彼の身体能力の高さを物語っていますね。ミリングHCが「ダンクコンテストに出場させたい」と語っていたのも納得です!
しかし、B1の壁も感じているようです。
「やっぱりフィジカルの部分で、今までのB3とは違うなっていうのをすごく感じています。でもぶっちゃけ言うと、試合の時より練習の方がもっともっと当たりもハードですし、群馬のスタンダードっていうのがすごい高い位置にあるんだなっていうのは、試合を通じてすごく感じました。」
B3とB1のフィジカルの差、そして「群馬のスタンダード」の高さ。練習でB1のトッププレーヤーたちとマッチアップすることで、日々コテンパンにされながらも成長を続けている彼の姿は、多くのバスケットボールファンにとって共感を呼ぶのではないでしょうか。この厳しさこそが、チーム全体のレベルアップに繋がっているのですね。
新シーズンへの期待値が爆上がり!
今回のプレシーズンマッチは、群馬クレインサンダーズが新シーズンに向けて着実に準備を進めていることを示す、素晴らしい一戦となりました。ベテランの安定感と新加入選手のフレッシュな力が融合し、チームとして高い「エナジー」と「ディフェンス意識」を兼ね備えていることが明確に示されたのです。
エドゥ選手が語る「チャンピオンシップ」、佐藤選手が日々体感する「群馬のスタンダード」。これらの言葉の端々から、このチームが目指す高みと、そこに向かって努力し続ける選手たちの情熱がひしひしと伝わってきます。
今シーズンの群馬クレインサンダーズは、間違いなくBリーグをさらに熱くしてくれる存在になるでしょう。ぜひ一度、彼らの試合を観に行ってみませんか? 選手たちの生の声や、試合の最新情報は、群馬クレインサンダーズ公式サイトでチェックできますよ!
熱いブースターの皆さん、そしてこれからバスケットボールの魅力に触れたいと思っている皆さん、ぜひ群馬クレインサンダーズの戦いに注目してください!