未来の店舗体験を形に!ビジコムのミニタッチPC『Seav-ME』が切り拓くビジネスの可能性
店舗のカウンターがもっと広々使えるとしたら? 一台で何役もこなすスマートなPCがあったら? そんな願いを叶える、驚きの業務用端末が登場します。株式会社ビジコムが2025年秋に発売を予定している10.1インチミニタッチPC『Seav-ME』 は、まさに「コンパクト×高性能」を体現した次世代のソリューションです。
私がこの製品に最初に抱いた印象は、「これ一台で、店舗運営の課題が一気に解決するかもしれない」という期待感でした。その期待の理由を、詳しく見ていきましょう。
省スペースなのに多機能!『Seav-ME』の驚くべき魅力
『Seav-ME』の最大の魅力は、そのコンパクトなボディに詰め込まれた多機能性にあります。
1. 驚異の省スペース設計
まず目を引くのは、そのサイズ感です。幅わずか244mm、奥行200mmというコンパクトさは、まさにA4用紙(210mm×297mm)よりも小さい! 限られたカウンターやレジスペースでも、場所を取らずに設置できます。
2. 業務に特化した高性能OSとCPU
『Seav-ME』は、企業向けOSであるWindows 11 IoT Enterpriseを搭載しています。これは通常のWindows 11とは異なり、業務用に特化し、安定性とセキュリティを極めたOSです。さらに、2034年までの10年間という長期サポートが提供されるため、一度導入すれば長く安心して運用できるのは、ビジネスにとって非常に大きなメリットだと感じました。
また、心臓部にはIntel N150プロセッサーが採用されており、省電力でありながら日々の業務をパワフルに支えます。受注生産でAndroid OSにも対応可能という点も、多様なニーズに応える柔軟性を感じさせます。
3. プリンター内蔵でスッキリ!
POSレジでは欠かせないレシートプリンターが本体に内蔵されているのも画期的です。これにより、別途プリンターを置く必要がなく、ごちゃつきがちなケーブルともおさらば。カウンター周りが驚くほどスッキリし、従業員の作業効率も向上するでしょう。まさにオールインワンの設計ですね。
4. お客様向けモニターとしても活用可能
本体側面にあるボタンをワンタッチするだけで、ディスプレイがお客様側へ自動で傾斜する機能は、顧客体験向上に直結する素晴らしい工夫です。お会計時の合計金額表示はもちろん、タッチ対応を活かしてサイン入力などもスムーズに行えます。お客様とのコミュニケーションがより円滑になること間違いなしです。
5. インバウンド需要を強力にサポート!パスポートリーダーユニット(オプション)
インバウンド市場が活況を呈する中、免税手続きは店舗にとって重要な業務の一つです。『Seav-ME』には、本体底面に取り付けられる**パスポートリーダーユニット **(オプション)が用意されています。
このユニットは、まるで本体と一体化したかのようなスマートなデザインで、国際標準規格(ICAO)の旅券情報をOCRで瞬時に読み取ります。これにより、免税手続きが驚くほどスムーズになり、外国人観光客の方もストレスなく利用できます。2026年11月施行の免税制度改正にも対応できるとのことで、将来を見据えた導入にも安心感があります。
POSレジ端末としてだけでなく、セルフチェックイン機、発券機など、幅広いシーンで活躍する『Seav-ME』は、まさに現代のビジネスが求める「業務効率化」と「顧客体験向上」を両立する一台と言えるでしょう。
『Seav-ME』スペック概要とコストパフォーマンス
気になる『Seav-ME』のスペックと価格を見てみましょう。
製品名 | ミニタッチPC Seav-ME |
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メーカー | ビジコム |
カラー | ホワイト/ブラック |
外形寸法(約) | 幅244 × 奥行200 × 高さ172mm |
製品重量(約) | 2.42kg |
OS | Windows 11 IoT Enterprise 2024 LTSC (※受注生産にてAndroid OSにも対応可能) |
CPU | Intel N150 (3.60 GHz) |
メモリ / ストレージ | 8GB / SSD 128GB |
液晶ディスプレイ | 10.1インチ LEDバックライト 静電容量方式 グレア 解像度:1280 × 800、輝度:400cd/m² |
インターフェース | USB 2.0 ×3、USB 3.0 ×1、USB Type-C ×1、シリアルポート ×4、ドロアポート ×1、LAN ×1、DC入力 ×1 |
その他 | 80mm幅プリンター内蔵、パスポートリーダーユニット(オプション) |
希望小売価格 | Seav-ME本体 168,000円(税別) |
※製品仕様は変更になる可能性がございます。
希望小売価格は168,000円(税別) です。この一台でPOSレジ、発券機、さらにはオプションで免税対応までこなせる多機能性、そしてWindows 11 IoT Enterpriseによる長期サポートと安定性を考えると、初期投資としての価値は非常に高いと言えるでしょう。省スペース化による店舗の賃料コスト削減や、業務効率向上による人件費削減といった間接的なメリットも考慮すれば、そのコストパフォーマンスは計り知れません。
まずは実機に触れてみませんか?
『Seav-ME』は2025年秋の発売を予定していますが、一足早く実機を体験できるチャンスがあります。
株式会社ビジコムは、2025年9月10日(水)~12日(金) の3日間、東京ビッグサイトで開催される 「第27回 自動認識総合展」 に出展し、『Seav-ME』を初展示するとのこと。
<自動認識総合展 開催概要>
- 日 時 : 2025年9月10日(水)~12日(金)10:00~17:00
- 会 場 : 東京ビッグサイト (西展示棟)
- ブース番号: A-44
- 展示会HP : https://www.autoid-expo.com/tokyo/
- 出展者情報: https://www.expo-form.com/united2025/usr_detail.php?ucd=390
この機会に、ぜひビジコムブースへ足を運び、実際に『Seav-ME』のスマートな操作感やコンパクトさを体験してみてください。(※来場には事前登録が必要です。登録は無料です。https://www.expo-form.com/united2025/entry.php?exh=3)
店舗運営の課題を解決する専門家、株式会社ビジコム
今回の『Seav-ME』を開発したのは、株式会社ビジコムです。1986年3月に創業以来、長年にわたりPOSレジ・POSシステムの開発販売を中心に、店舗運営に必要なソリューションや業務用ハードウェアを提供し続けている企業です。
彼らは、単に製品を提供するだけでなく、流通業界のトレンドを捉え、人手不足やDX推進といった現代の店舗が抱える課題に対し、実践的なソリューションで応え続けています。店舗の現場を知り尽くしているからこそ、『Seav-ME』のような細部にまで配慮された製品が生まれるのだと納得しました。
店舗運営の効率化やスマート化を検討されている方は、ぜひビジコムの公式サイトもチェックしてみてください。
- 『Seav-ME』製品ページ: https://www.busicom.co.jp/h/pc/seavme.html
- 株式会社ビジコム 公式サイト: https://www.busicom.co.jp/
『Seav-ME』の登場は、店舗のあり方を大きく変える可能性を秘めています。よりスマートで、より効率的、そして顧客にも優しい店舗体験の実現に向け、この革新的なミニタッチPCがどのように貢献していくのか、今後が非常に楽しみです。