帝国ホテルオンラインに新風!BEAMSが紡ぐ九州伝統工芸の物語
皆さん、こんにちは!今日は、ちょっと驚くような素敵なニュースをお届けします。あの格式高い帝国ホテルのオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」 に、ファッションやカルチャーを発信し続けるBEAMSが手掛ける、福岡と佐賀の伝統工芸品が登場したんです。
正直、「帝国ホテル」と「BEAMS」が組んで伝統工芸?と、最初は意外に感じました。でも、その詳細を知るにつれて、「これは本当に面白い!」とワクチャーしてきました。単なる商品のセレクトではなく、日本の素晴らしいものづくりを未来へ繋ぐという、熱い想いが込められているんです。
「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」ってどんなところ?
まず、「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」について少しご紹介しましょう。ここは、帝国ホテルのシェフやソムリエ、バーテンダーといった「アンバサダー」たちが、全国各地で見つけた「良いもの、良いこと」を厳選して届けてくれるオンラインモールです。
ただ商品を並べるだけでなく、生産者や作り手のストーリーを大切に発信することで、地域との繋がりを深め、共に発展していく「地域共創」を目指しています。食料品から暮らしの品まで、一流ホテルのお眼鏡にかなった逸品に出会える場所なんですね。公式サイトはこちらからチェックできますよ。 https://another.imperialhotel.co.jp/
BEAMSが日本のものづくりを未来へ「Calling BEAMS CRAFTS IN THE MAKING」
今回、この「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」に仲間入りしたのが、BEAMSのクリエイティブディレクター、佐藤幸子さんが手掛けるプロジェクト「Calling BEAMS CRAFTS IN THE MAKING」から生まれた2つのブランドです。
このプロジェクトは、日本各地に息づく素晴らしいものづくりの文化を、ファッションというフィルターを通して現代に、そして未来に繋いでいくことを目的としています。佐藤さんは長年BEAMSで国内外のバイイングや商品開発に携わり、その中で久留米絣や肥前焼と出会い、これらのブランドを立ち上げたそうです。伝統の技術や素材に、新しい感性やデザインが吹き込まれるって、なんだかワクチャーしますよね!
福岡・久留米絣の新しい息吹「CATHRI(カスリ)」
まず一つ目は、福岡県の伝統工芸 「久留米絣(くるめがすり)」 を用いたリラクシングウェアブランド「CATHRI」です。
久留米絣と聞いて、どんなイメージをお持ちですか?もしかしたら、少し古風なイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。でも、このCATHRIのウェアを見て、私はその印象がガラリと変わりました。モダンで洗練されていて、本当に普段使いしたくなるデザインなんです。
久留米絣は、国の重要無形文化財にも指定されている貴重な織物。糸を括って染めるという緻密な工程を30以上も経て、手作業で丁寧に織られます。天然素材ならではの風合いはもちろん、夏は涼しく冬は暖かいという機能性、そして何より丈夫で長く着られる点が魅力です。
CATHRIは、そんな久留米絣を使い、エイジレスで普遍的なリラクシングウェアを提案しています。「久留米絣に馴染みがなかった人にこそ、その魅力と価値を伝えたい」という想いが込められているそうです。おうちで過ごす時間が増えたり、心身ともにリラックスできる着心地を求めたりする今の時代に、まさにぴったりのブランドだと感じました。
今回登場した商品は3種類。どれも素敵ですが、私が特に気になったのは「CATHRI Dot Dress Coat」。絣の「かすれ」をドットに見立てたような柄が、遊び心があって可愛いですよね。
- CATHRI Dot Dress Coat:82,500円(Sサイズ) https://another.imperialhotel.co.jp/product/callingbeams-0441.html
- CATHRI「重ね枡」ECOPET® Dress:53,900円(S、Mサイズ) https://another.imperialhotel.co.jp/product/callingbeams-cathri-ecopet.html
- CATHRI Poncho:121,000円 https://another.imperialhotel.co.jp/product/callingbeams-0443.html
価格帯は決して安くはありませんが、重要無形文化財でもある久留米絣を手作業で織り上げ、丁寧に仕立てた一着と考えると、その価値に見合ったものと言えるでしょう。何年も、もしかしたら親子で長く愛用できる「一生もの」として見れば、むしろコスパは良いのかもしれませんね。
佐賀・肥前陶磁器が輝く「HIZEN jewelry(ヒゼンジュエリー)」
そしてもう一つが、佐賀県肥前地域の陶磁器を宝石に見立てたジュエリーブランド「HIZEN jewelry」です。
「陶磁器をジュエリーに?!」と、これまた意表を突かれました。でも、写真を見て納得。なんて美しいんでしょう!
肥前地域といえば、有田焼、鍋島焼、唐津焼、嬉野吉田焼、武雄焼といった、日本を代表する名だたる陶磁器の産地です。HIZEN jewelryは、これらの陶磁器をカットしたり研磨したりして、ダイヤモンドやパール、天然石のようにジュエリーへと再構築しています。
日本を代表する民藝を、ジュエリーという新たな形で表現し、身につけることで伝統と革新が調和する“肥前の美”を日常に取り入れることができます。
というブランドの言葉に、このジュエリーのコンセプトが集約されているように感じます。硬質でいて温かみもある陶磁器の質感が、新しい輝きを放っています。いつものTシャツやシンプルなニットに合わせるだけで、ぐっと洗練された印象になりそうです。日本の伝統工芸を、こんなにもモダンで身近な形で楽しめるなんて、本当に素晴らしい発想ですよね。
今回の登場商品は7種類。いくつかピックアップしてみましょう。
- HIZEN jewelry 有田焼 モチーフ×パール ロング ネックレス:39,600円 https://another.imperialhotel.co.jp/product/callingbeams-hizen-a.html (有田焼とパールの組み合わせが上品!)
- HIZEN jewelry 嬉野吉田焼 セラミック ブリリアントカット ネックレス:35,200円 https://another.imperialhotel.co.jp/product/callingbeams-hizen-u.html (「ブリリアントカット」という表現が面白い!確かに宝石みたい!)
- HIZEN jewelry 鍋島焼 オーバル モチーフ リング:46,200円(11号、13号) https://another.imperialhotel.co.jp/product/callingbeams-hizen-n.html (このリング、手元で光ったら素敵だろうな…)
これらのジュエリーも、伝統工芸の技術と新しいデザインが融合した一点もの。特別な日の装いにはもちろん、普段使いしてさりげなく日本の美を取り入れるのも素敵ですね。ユニークな素材なので、きっと「それ、どこの?」なんて会話が弾むはず。ギフトにも喜ばれそうです。
他にもある!「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」で見つける日本の美
「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」では、今回紹介した2ブランド以外にも、様々な地域の伝統工芸品を取り扱っています。いくつかご紹介しますね。
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青森県 津軽こけし「ルビンのこけし フレンド」
伝統的なこけしを、アートディレクター佐藤卓さんがデザイン。「人との繋がり」をテーマにした、3体が寄り添うシルエットが愛らしいですね。オンラインモール限定カラーもあります。
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価格:6,600円
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https://another.imperialhotel.co.jp/product/knockknockworld-rubinskokeshi.html
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京都府 錫器「清課堂」のタンブラー
創業200年近い京都の老舗が手掛ける錫器。使うほどに風合いが増す「一生もの」です。この鎚目タンブラーは、金箔押しのアクセントが上質感を漂わせます。錫の器は飲み物をまろやかにするとも言われていますよ。
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価格:41,800円
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https://another.imperialhotel.co.jp/product/seikado-tsuchime-tumbler.html
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千葉県 房州うちわ「榛原」
創業200年の和紙舗「榛原」が、房州うちわ唯一の伝統工芸士と作った逸品。一本の竹から手作業で作り上げられ、手染めの千代紙があしらわれています。大きな扇面と軽やかな骨組みが、優しくしなやかな風を運んでくれます。
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価格:4,400円
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https://another.imperialhotel.co.jp/product/haibara-0024.html
どれも、作り手の技術や想いが詰まった、暮らしに豊かな彩りを添えてくれるものばかりです。
まとめ:伝統と革新が出会う場所
帝国ホテルのオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」と、BEAMSが手掛ける伝統工芸プロジェクト。一見異なるフィールドのようですが、「日本の良いものを未来へ繋ぐ」「地域と共に創る」という共通の想いが、今回の素敵な出会いを実現させたのだと感じます。
伝統工芸は、単なる古いものではありません。何世代にもわたって受け継がれてきた技術や知恵、そして美意識の結晶です。それに現代の感性やデザインが加わることで、私たちの暮らしに自然に溶け込み、新しい価値を生み出すことができる。CATHRIのウェアやHIZEN jewelryは、まさにその象徴と言えるでしょう。
あなたの毎日に、さりげなく日本の伝統工芸を取り入れてみませんか?今回ご紹介したCATHRIとHIZEN jewelryの商品は、**2025年7月7日(月)から **「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」の公式サイトで販売開始です。ぜひチェックしてみてくださいね。
ANoTHER IMPERIAL HOTEL 公式サイト: https://another.imperialhotel.co.jp
ANoTHER IMPERIAL HOTEL 公式Instagram: https://www.instagram.com/anotherimperialhotel_official
今回の新しい取り組みが、日本のものづくりの未来に、さらに光を当てるきっかけになることを願っています!