もう「押入れの奥」じゃない。リビングに置きたくなる、おしゃれな防災リュックが登場!被災地の経験から生まれた「本当に必要なもの」とは?
地震や台風、ゲリラ豪雨など、自然災害のリスクは年々高まっているように感じます。いざという時の備え、皆さんはどうしていますか?
私の家にも防災グッズはありますが、正直に言うと、クローゼットの奥や物置にしまいっぱなし…。いざという時にすぐに持ち出せるかというと、少し不安があります。「もっと手軽に、でもしっかり備えたい」――そう考えていた私の目に留まった、あるリュックについてご紹介したいと思います。
それが、今回注目する 「HIH ハザードリュック Elpis smart(エルピス スマート)」 です。
まるで旅行用のキャビンバッグのような洗練されたデザイン。防災リュックと聞いて想像する、あのゴツゴツした感じが全くありません。これなら、玄関やリビングに置いてもインテリアに馴染みそう!第一印象は、「おしゃれ!」そして「本当にこれが防災リュックなの?」という驚きでした。
「Hope Is Here」被災経験から生まれた確かな想い
この「Elpis smart」を手がけているのは、福島県にある株式会社ヒカリネットさんが立ち上げた防災ブランド「HIH」。この名前には、 「Hope Is Here」(希望はここにある) という強いメッセージが込められています。
なぜ、福島の企業が防災ブランドを?その背景には、東日本大震災での被災経験がありました。
スタッフの方々自身が被災者となり、当時の不安や悲しみ、そして「もし、もっと備えがあれば…」という後悔を身をもって経験したそうです。その悲しい経験を過去のものとせず、未来への希望につなげるために、「被災した私たちだからこそできることを」という想いから【HIH】は生まれました。
この、単なる商品を開発・販売するだけでなく、被災経験という尊い教訓を未来に活かそうとするストーリーに、私は深く心を打たれました。
デザインだけじゃない!被災者の声から生まれた3つの「本当に使える」特徴
「Elpis smart」の魅力は、そのデザイン性だけではありません。被災経験者が本気で考え抜いたからこそ生まれた、実用的な特徴が光っています。
特徴1:実体験に基づいた「本当に必要なものだけ」を厳選した中身
一般的な防災セットって、何が入っているか正直よく分からない…という方もいるかもしれません。私も以前はそうでした。
「Elpis smart」は、東日本大震災で「本当に役立ったもの」「逆になかったら困ったもの」「準備していたけど使えなかったもの」を知るスタッフの方々が徹底的に話し合って中身を構成しています。
中身を見てみると、
- 水、食料: 保存水3本、カンパン、えいようかん、尾西のおにぎり3種(鮭、五目おこわ、わかめ)
- 明かり・情報: スマホ対応ダイナモ充電ラジオLEDライト、COBミニスライドランタン、単4電池
- 衛生・トイレ: 携帯用トイレ2個、トイレの凝固剤10個、ポリ袋、マスク、歯ブラシ、ポケットティッシュ、ウェットティッシュ
- 救護・避難: 三角巾、エイドクルー9点(絆創膏、綿棒など)、スモークガードパック、エマージェンシー3点セット(軍手、笛、ロープ)、簡易寝袋、アルミ保温シート、冷熱遮断エアーマット、レインポンチョ
- その他: 光る防水スマホケース、非常用給水バック
など、1人用の避難を想定した基本アイテムがバランス良く揃っています。
私が特に注目したのは、携帯トイレと凝固剤がしっかり入っている点です。水や食料はもちろん重要ですが、断水時や避難所でのトイレ問題は非常に深刻になりがち。被災経験から来る、こうした細やかながら重要な視点が反映されていると感じました。また、スマホ対応の充電ラジオライトや光る防水スマホケースなど、現代の生活に欠かせないスマホ関連グッズが入っているのも嬉しいポイントです。
特徴2:キャビンバッグ式の開閉で、中身の確認や追加がラクラク
多くの防災リュックは、上から物を出し入れするタイプ(トップローディング)ですよね。でも、底の方に入れたものを取り出すのが大変だったり、定期的に中身を確認するのも少し億劫だったりしませんか?
「Elpis smart」は、スーツケースのようにジッパーでガバッと大きく開く構造になっています。
これなら、
- 数年おきに食料や水の賞味期限を確認する
- 家族構成やライフスタイルに合わせて必要なものを追加する(お薬、着替え、お子さん向けのものなど)
- いざという時に、必要なものをパッと見つけて取り出す
といった作業が断然スムーズになります。「備えっぱなし」ではなく、「常に最適な状態を保つ」という防災の継続性をサポートしてくれる、まさに痒い所に手が届く設計だと感じました。
特徴3:「ママが子供を抱っこして避難」を想定した現実的な重量
これも被災経験者ならではの視点だと思います。一般的な防災リュックの中には、内容物を詰め込みすぎて10kgやそれ以上になるものも少なくないそうです。成人男性でも大変な重さですが、もし小さな子供を抱っこしながら避難する状況になったら…?現実的に考えて、移動はかなり困難になります。
「Elpis smart」は、内容物を厳選することで、総重量を約4.5kgに抑えています。これは、想定体重45kgの女性が、子供を抱っこしたり手を引いたりしながらでも、無理なく移動できることを目指した重量設定だといいます。
体に沿う形状と柔らかいショルダーベルトで、体への負担も軽減。避難時のスピードは、命を分ける可能性もあります。こうした「現実に即した配慮」がなされている点に、作り手の真剣な想いを感じました。
価格と、その「価値」について
「Elpis smart」の価格は、19,800円(税込) です。
一般的な防災セットの中には、もう少し安価なものもあります。正直なところ、価格だけ見れば「少し高めかな?」と感じる方もいるかもしれません。
でも、考えてみてください。このリュックには、被災地の経験という貴重な知見が詰まっています。単に「モノ」が入っているだけでなく、「いざという時に本当に使えるもの」「避難行動を妨げない工夫」といった、 「命を守るための知恵」 が凝縮されています。
そして、リビングに置けるデザイン性も大きな価値です。防災グッズを「隠すもの」ではなく「いつもそばにあるもの」にすることで、防災への意識を日常的に持つきっかけにもなります。このデザインと実用性、そして被災経験に基づいた信頼性を考慮すれば、19,800円という価格は、決して高すぎる「モノへの対価」ではなく、 「未来への安心」や「命を守るための賢い投資」 と捉えることができるのではないでしょうか。
さらに、今なら初回購入者限定で1,000円OFFクーポンが利用できるそうです!これは見逃せませんね。
どこで買えるの?
この「HIH ハザードリュック Elpis smart」は、主に以下のECサイトで購入できます。
- 楽天市場: HIH ハザードリュック Elpis smart 商品ページ
- Amazon: HIH 商品ページ
- Yahoo!ショッピング: HIH 商品ページ
私は普段利用している楽天市場でチェックしてみようと思っています。商品詳細ページで、さらに詳しい情報や写真を見ることができますよ。
まとめ:備えを「もしも」から「いつも」へ
「HIH ハザードリュック Elpis smart」は、単なる防災リュックではありませんでした。東日本大震災を経験した方々の切実な想いと、「本当に使えるものを届けたい」という強い意志が形になった製品だと感じます。
おしゃれだからリビングに置ける。リビングに置けるから、防災が身近になる。そして、身近になるからこそ、いざという時に迷わず手に取れる。このリュックは、私たちの防災に対する意識を、「もしも」という遠い話から、「いつも」そばにある大切な備えへと変えてくれる可能性を秘めていると思います。
あなたの家の防災グッズは、すぐに手の届くところにありますか?この機会に、防災への備えを見直してみてはいかがでしょうか。
商品情報
- 商品名:HIH ハザードリュック Elpis smart (エルピス スマート)
- 価格:19,800円(税込)
- サイズ:約W250×D200×H500 mm (20L)
- 重量:約4.5kg
- 保存食・保存水賞味期限:5年
関連リンク
- 株式会社ヒカリネット 公式HP:https://www.hikari-bosai.jp/
- HIH 公式HP(大口対応):https://bosai-hih.com/
- 楽天市場店:https://www.rakuten.co.jp/nayami-kaiketu/
- Amazon店:https://www.amazon.co.jp/hih/
- Yahoo!ショッピング店:https://store.shopping.yahoo.co.jp/nayami-kaiketu/
- Instagram:@hih.hikaribosai
- X (旧Twitter):@hih_hikaribosai
会社情報
- 商号:株式会社ヒカリネット
- 代表者:代表取締役社長 後藤 秀和
- 所在地:福島県福島市丸子石名田2-4
- 設立:2003年9月
- 事業内容:防災用品の製造販売、ふくしまの防災HIHの運営
- お客様相談窓口 TEL:024-563-7494