ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感動を腕に刻む。あの名エピソードがセイコー製機械式腕時計になった!
手紙を通して人々の心に寄り添い、「愛してる」を知る旅を続ける自動手記人形、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。彼女のひたむきな姿と、依頼人たちとの間に紡がれる心温まる、あるいは胸を締め付けられるような物語は、私たち視聴者の心にも深く刻まれていますよね。
特に印象的なエピソードを挙げ始めるとキリがありませんが、今回はなんと!あのアニメ史に残る名作『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』から、私たちの心に強く響いた第5話と第7話をイメージした機械式腕時計が登場しました。しかも、日本を代表するあのセイコーとのコラボレーションモデルなんです。
これはもう、ただの腕時計ではありません。作品の世界観、そしてあのエピソードの感動を、文字盤や細部にぎゅっと閉じ込めた、まさに「腕にまとう物語」と言えるでしょう。
私も作品のファンとして、このニュースを聞いたとき思わず息をのみました。一体どんなデザインになっているのか、早速詳しく見ていきましょう!
あの名シーンがデザインに!2つの特別なストーリーモデル
今回発表されたのは「Story:5」と「Story:7」という2種類のモデルです。それぞれが、第5話と第7話の美しい情景や登場人物の想いを映し出しています。
Story:5:シャルロッテ王女とダミアン王子の「公開恋文」
第5話といえば、隣国へ嫁ぐ若きシャルロッテ王女が、婚約者であるダミアン王子と交わした「公開恋文」のエピソードです。まだ幼さの残る王女が、国民に見守られながら一人の少女として恋を知り、成長していく姿に涙した方も多いはず。
この「Story:5」モデルは、二人が永遠の愛を誓った月下の庭園がテーマ。 文字盤には、夜空に瞬く星と、恋の成就を見届けたかのような三日月(1時位置)が描かれています。このロマンチックな情景が、腕時計を眺めるたびに蘇るなんて…想像しただけで胸が高鳴りますね!
私が特に「粋だな!」と感じたのは、秒針が「今宵、月下の庭園で待つ」と書かれた王子からの恋文をモチーフにしている点。時を刻むたびに、あのドキドキするようなやり取りが思い出されます。さらに、文字盤には月明かりに照らされる白椿と、ダミアン王子が贈った赤い薔薇がひっそりとデザインされているんです。細部にまで物語が詰まっていることに感動します。
レザーバンドは、月下の庭園の夜を思わせるネイビーカラー。そこに、薔薇にちなんだ赤いステッチが差し色として入っています。作品の世界観を崩さず、洗練されたデザインにまとまっている印象です。
Story:7:人気戯曲家オスカーと娘オリビアの「いつかきっと」
第7話は、深い悲しみを抱える人気戯曲家オスカーが、亡き娘オリビアへの想いを込めた物語の執筆をヴァイオレットに依頼するエピソード。ヴァイオレットがオスカーの娘オリビアが病室から見ていた景色を追体験し、湖面を跳躍するシーンは、まさにこの物語のクライマックスであり、観る者の心に強く訴えかけます。
この「Story:7」モデルは、ヴァイオレットが跳躍した水面に光が差す秋の湖がテーマです。 文字盤は、ロズウェルの秋の湖面をイメージした奥行きのあるグラデーション。光の反射を思わせるさりげない加工で、水面の煌めきが表現されています。オスカーの深い愛情と、悲しみを乗り越え前を向こうとする姿が、この美しい風景に重ねられているようです。
こちらのモデルの秒針は、オスカーがヴァイオレットに託したオリビアの日傘がモチーフ。これもまた、エピソードの鍵となるアイテムを見事にデザインに取り入れています。文字盤に散りばめられた木の葉も、秋の湖畔の情景をより鮮やかにしてくれます。
レザーバンドは、湖面の落ち葉の上を歩くように跳躍するヴァイオレットのブーツをイメージしたダークブラウン。こちらも作品に登場するアイテムやシーンから色を選んでおり、ファンにはたまらないこだわりですね。
ヴァイオレットの「義手」と共鳴する機械式ムーブメント
そして、この腕時計が機械式であるという点も、作品の世界観と見事にシンクロしていると感じます。ヴァイオレットの義手を思わせるような、精緻に組み合わされた内部機構が時を刻む様子は、どこか人の温かみを感じさせながらも、ヴァイオレットの持つメカニカルな要素を表現しているようです。
文字盤の一部がくり抜かれ、ムーブメントの動きが見えるオープンハートや、裏蓋がガラスになっていて内部構造が見えるシースルーバックになっているのも、この機械式ならではの魅力。時を刻むたびに、まるでヴァイオレットの義手の中で歯車が動いているかのような、あの感動的なシーンが頭をよぎるかもしれません。
裏蓋には、Story:5は白椿と赤い薔薇、Story:7はオスカーとオリビアの思い出のブランコがデザインされています。見えないところにも、作品への愛が感じられますね。
しかも、製造は日本を代表する腕時計メーカーセイコー。品質と信頼性は折り紙付きです。長く愛用できる一品になりそうです。
特別な体験を演出する付属品
この特別な腕時計は、単体で終わらないのがファンアイテムの嬉しいところ。お届けされる際には、なんとヴァイオレットのトランクをイメージした特製ボックスに収納されています!
箱を開ける瞬間から、作品の世界に浸れる仕掛けですね。ボックスの中には、各ストーリーの印象的な場面写もデザインされています。
さらに、手紙型のギャランティーカードも添えられています。本当にヴァイオレットから手紙を受け取ったかのような、心憎い演出ですね。
手にするたびに、あの感動が鮮やかによみがえる…ファンにとっては最高のコレクションアイテムになるのではないでしょうか。
気になる価格と購入方法は?
さて、これだけこだわりの詰まったセイコー製機械式腕時計となると、価格も気になりますよね。
- 商品名: ヴァイオレット・エヴァーガーデン×セイコー 機械式腕時計
- 種類: 2種(Story:5/Story:7)
- 価格: 各 74,800円(税込82,280円)
- 限定数: 各 2000点
- 発売元: インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)
正直、パッと見の価格だけ聞くと、少し構えてしまうかもしれません。ですが、これがセイコー製の機械式腕時計であり、かつ 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の公式限定アイテムであることを考えると、どうでしょうか。
一般的なセイコーの機械式腕時計でも、このくらいの価格帯になるものは少なくありません。それに加えて、作品の世界観を表現した唯一無二のデザイン、各2000点という希少性、そして豪華な特製ボックス。これらを総合的に考えると、決して法外な価格ではない、むしろファンにとっては十分検討に値する、コレクションアイテムとしての価値に見合った価格だと私は感じました。
発売元であるPREMICO(プレミコ)は、アニメキャラクターやスポーツ選手などのプレミアムな限定アイテムを専門に扱っているブランドなので、こういったコラボアイテムのクオリティには定評があります。
購入できるのは、PREMICOオンラインショップのみ。
PREMICOオンラインショップ ヴァイオレット・エヴァーガーデン×セイコー 機械式腕時計 商品特設ページ
発売は2025年6月4日(水)から開始されており、お届けは2025年6月下旬より順次発送予定とのことです。
各2000点という限定数なので、「絶対に欲しい!」という方は、早めに特設ページをチェックすることをおすすめします。悩んでいる間に完売してしまう可能性も十分ありますからね。
最後に
ヴァイオレット・エヴァーガーデンという作品は、私たちに「言葉」や「想い」の大切さを改めて教えてくれました。そんな作品の世界観、そしてあの忘れられない名エピソードを、これほどまでに丁寧にデザインに落とし込んだ腕時計の登場は、本当に嬉しいニュースです。
身につけるたびに、あの感動がよみがえり、物語の登場人物たちの想いに触れることができる。これはまさに、時間を刻むだけでなく、私たちの心に刻まれた記憶をも呼び覚ます、魔法のようなアイテムかもしれません。
あなたはどちらのエピソードの腕時計に心惹かれましたか? ぜひ特設ページで詳細を見て、ヴァイオレットの世界に想いを馳せてみてください。