家具を選びたいけれど、組み立てる時間や場所を確保できるか不安。そんなときに、完成した状態で受け取る選択肢があります。ぼん家具は11月2日、従来の完成品サービスを「DEKITA(デキタ)」としてブランド化しました。玄関先まで届けるサービスと部屋への設置付きサービスがあり、同社に出荷前の検品や梱包、学校との取り組みを聞きました。
玄関先までの「DEKITA」と設置付きの「プレミアム」
発表によると、自社工場の専門スタッフが家具を組み立てて届けます。対象は本棚やラック、チェスト、キッチン収納、テレビ台など6,000点以上(2026年10月31日時点)。サービスは2014年に始まり、累計出荷台数は38万5,000台を超えたといいます。同社が公表したグラフは、累計注文数量が増えてきた推移を示しています。

「DEKITA」は完成品を玄関先まで届ける方法で、部屋への移動と梱包材の処分は購入者が行います。「DEKITAプレミアム」は希望する場所への設置と梱包材の回収まで対応。対象外の商品・地域があり、プレミアムは沖縄県・離島が対象外です。料金や配送条件は商品ごとに確認してください。
購入前には、完成した家具が通れるか玄関や廊下、集合住宅ではエレベーター・階段などの搬入経路を確認しましょう。公式案内では、注文後すぐに組み立てるためキャンセルや変更は原則受け付けないとしています。プレミアムでは設置場所の確保が必要で、可動棚やネジ穴隠しシールは購入者が取り付けます。屋外からの吊り上げが必要な場合は別途費用が発生します。
扉や鍵の動きを確かめ、形に合わせて梱包
組み立てた家具をどう確かめて届けるのでしょうか。ぼん家具によると、鍵付き収納ボックス(幅35cm)の例では、扉の開閉や鍵の動作、傷など外装を確認します。
梱包について同社は、社内生産では専属スタッフが多様な資材を組み合わせ、加工していると説明しました。学校で生産する家具には専用資材を提供し、スタッフが実演した状態を動画などで見ながら再梱包するそうです。
学校で組み立てた家具を、検品後に販売
同社は和歌山県内の支援学校で2025年4月から、授業の一環として家具の組み立てに取り組んできました。今回「DEKITAつなぐプロジェクト」として、生徒が組み立てた家具を同社が最終検品した後、公式オンラインショップで限定販売します。収益の一部を地域の子ども食堂などへ寄付する仕組みを計画しています。
取材では、専属スタッフの実演をもとに組み立て、スタッフが検品し、再梱包する流れだと聞きました。工具の種類や扱いは先生の指導に委ねているといいます。また、廃棄予定のB級品を木工班の教材として提供し、練習を通じた技術向上を経て販売用の製品づくりにつなげたと説明しています。


第1弾のキューブボックス〔棚付きタイプ〕は、約幅35×高さ35×奥行29.5cm、発表時の価格は税込3,980円。組み立て済みで届きます。販売状況や最新の条件は商品ページで確認できます。

本記事は取材回答と公開情報に基づいて制作しています。取材記事の編集方針












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