日光東照宮の「眠り猫」が、牡丹の花に包まれたシールのキャラクターになりました。80年代倶楽部とグリーンハウスが始める「レキシール」の第1弾「リネコ守(りねこしゅ)」です。栃木県鹿沼市のふるさと納税返礼品として、三猿をモチーフにした仲間たちとともに登場します。
アイキャッチ:レキシールのキャラクター。(画像・資料提供:80年代倶楽部) 出典:プレスリリース
発表資料によると、セットは48ミリ角のキャラクターシール4枚と、特製ジャンボ台紙シール1枚。300セット限定で、公式案内では11月22日10時の受付開始を予定しています。80年代倶楽部に、題材を選んだ理由やシールの表裏に込めた工夫を聞きました。

雪の日の日光で、最初の題材を決める
80年代倶楽部は2026年3月、雪の降る日光東照宮を訪れ、数多くの彫刻に触れました。歴史上のモチーフをキャラクターとして親しみやすく表現し、シールにすることとの相性を考え、眠り猫を第1弾に選んだといいます。

日本文化をIPとして再構築し世界に発信したいという目標の中で、愛嬌と平和を象徴する題材としてふさわしいと感じたそうです。製造を担う晃南シール印刷と進行を支えた新朝プレスがともに栃木県に拠点を持つことも、日光にゆかりのある題材を選ぶ決め手になりました。
猫と牡丹をひとつのアイコンに
デザインを担当したのは、ビックリマンのイラストレーターとして知られるグリーンハウスです。80年代倶楽部は、猫と牡丹を一体にし、小さなシールでも意匠を認識しやすいよう、全体を円形のシルエットに収めることを依頼したと話します。

デフォルメした親しみやすさと細部の両立にもこだわり、眠り猫の特徴的な黒い斑点をイラストに残しました。提供された2026年4月時点のラフからも、花の中で丸く眠る猫の構図が分かります。

シールの仲間は「リネコ守」に加え、三猿をモチーフにした「梵カザル」「梵ワザル」「梵ミザル」。それぞれの絵柄を並べて楽しめます。
裏面のスズメと「ウワサ欄」が歴史の入口に
裏面の解説は、小学生にも分かりやすい言葉を選び、眠り猫を平和の象徴として伝えることを意識しました。80年代倶楽部によると、彫刻の裏側にある竹林の雀との表裏の関係を、シールの表と裏にも取り入れています。

猫が眠ることで雀も安心して遊べるという見方を紹介し、裏面の「ウワサ欄」には、手に取った人がさらに歴史を調べたくなるヒントを残したそうです。
台紙もシールに。金箔とシリアルを添えて
台紙そのものもシールにする案は、鹿沼市の晃南シール印刷からの提案でした。グリーンハウスがロゴと台紙もデザインし、リネコ守とロゴには金メタル箔押しを施しています。

地域産品としての運用上、製造数を300セットに限定する必要があったため、台紙にシリアルナンバーを刻印しました。公式案内によると番号はランダムで、指定はできません。
特製台紙は110×85ミリ。シールの仕様や返礼品の受付状況はレキシールの公式案内で確認できます。
本記事は80年代倶楽部への取材回答と公開情報をもとに制作しました。画像は提供素材です。取材記事の編集方針はこちら。
©80年代倶楽部/グリーンハウス












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