東京・江古田で約100年続く銭湯「浅間湯(せんげんゆ)」が、2026年12月上旬のリニューアルオープンを予定しています。事業を承継した合同会社OFURO WORKSは、浴室のタイル絵や店先のたぬきを残しながら、外観やロビー、脱衣所、サウナを改装する計画です。
同社代表社員の宮井康太郎さんに、受け継ぐ風景の来歴と、初めての人も立ち寄りやすい銭湯に向けた工夫を聞きました。
「家族愛」のタイル絵と、店先のたぬきを次の世代へ
発表によると、浅間湯は1927年に開業。前経営者の高齢化や設備の老朽化を背景に、東京都の公衆浴場承継マッチング事業を通じてOFURO WORKSが引き継ぎました。

宮井さんが前経営者から聞いた話では、浴室のタイル絵は前経営者の父の代に芸術系大学の教授が制作したもの。「家族愛」をテーマにした浅間湯独自の絵として大切にしていきたいといいます。
信楽焼のたぬきは、前経営者の祖父の代に知人の大学教授から贈られたものだそうです。長年浅間湯を見守ってきた象徴として守り続けたいと話しました。

キャッシュレスやタオルの貸し出しを予定
改装では、これまでの現金払いに加えてキャッシュレス決済と券売機を導入する予定です。宮井さんは、さまざまな支払い方法に対応することで利便性を高めたいと説明します。
バスタオルとフェイスタオルのレンタルも始める予定。思い立ったときに手ぶらで立ち寄れるようにしたいといいます。料金や利用条件は施設の案内を確認してください。
新しいロビーでは、過ごしやすさと心地よさを意識。木の温もりがあるベンチでくつろげるようにするほか、一人で来た人が飲み物をさっと楽しめるハイテーブルも用意し、多様な過ごし方に対応したいそうです。

発表では、サウナにメトス製の電気サウナヒーターを導入し、セルフロウリュにも対応する計画が示されています。外観や内装の画像は完成予想図です。

学生と新しいロゴを制作、改装支援も募集
日本大学芸術学部との連携では、デザイン学科の学生がロゴやキャラクターを制作。発表によると、ロゴには店先のたぬきの変身の煙と銭湯の湯気を重ね、尻尾を取り入れています。暖簾やシャッターのデザインも学生と制作する予定です。

改装に向けたクラウドファンディングは、発表によると2026年11月1日〜30日に実施予定。プレオープンの見学ツアーやオリジナルTシャツ、タオルなどがリターンとして案内されています。実施状況と条件はプロジェクトページで確認できます。画像のタオルやTシャツは仮デザインです。

施設は東京都練馬区栄町38-3。発表時点の予定では営業時間は15時〜23時、定休日は月曜日です。開業日や営業条件の最新情報は施設の発表をご確認ください。

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