クリスマスプレゼントに、手作りの小さなリースを添える。府中の子ども食堂へ贈り物を届ける「すまいるサンタ2026」で、今年から始まった取り組みです。きっかけは、寄付で品物を買うことに加え、自分の手でもできることを探したことでした。
主催するNPO法人ママチャーリーズの理事長・成川綾さんに、モールリースを選んだ理由と作り方、これから手伝いたい人の参加方法を聞きました。

器用でなくても作れた、一つ目のリース
成川さんによると、「すまいるサンタ」は寄付を活用してプレゼントを購入し、子どもたちに届ける企画です。ここ数年は子ども食堂の増加や物価高騰のなかで、贈り物の内容が寂しくなっていることを課題に感じていました。
自分でも何かできないかと調べるうちに見つけたのが、手芸用モールで作るクリスマスリース。凝ったものを作るのは得意ではないという成川さんも、試してみると作ることができ、メンバーからの反応も良かったことから制作に挑戦することにしました。

ツリーオーナメントとして飾ってもらうのはもちろん、部屋に飾ってもらったりしてクリスマスを感じてもらうきっかけになったらいいなと思っています。
NPO法人ママチャーリーズ 理事長・成川綾さん
10月23日の発表では、一人で始めた制作に地域の人たちが7〜8人加わり、小学生や中学生も参加。約300個が完成し、約700人の子どもたちに届けることを目指しています。
モールを巻いて、通して、輪にする
材料に使っているのは、100円ショップでも購入できる手芸用モール。成川さんに教えてもらった基本の作り方は、次のとおりです。

- 長さ30cmのモール3本を、それぞれ鉛筆などの細長いものに巻き付けて、バネ状にする。
- その3本を4本目のモールに通し、輪にして土台を作る。
- スパンコールやビーズなど、好みの飾りを付ける。
制作に参加する人には、SNSなどにある作り方の動画を参考にしてもらっているそうです。モールの色や飾りを自由に選ぶため、仕上がりの大きさもさまざま。提供写真には、淡いブルーやピンクのもの、濃い緑に赤いリボンを添えたものなど、異なる表情のリースが並んでいます。

丸い飾りを並べたり、星形を組み合わせたり。材料や飾りの選び方に、作る人の個性が出ています。写真は完成品を写したもので、作業工程の実演写真ではありません。

数個からでも。まずは主催者へ相談を
これから制作を手伝いたい人も受け入れています。完成品を届けてもらえると助かる、と成川さんは話します。
リースを作ってみたいという方、ぜひお待ちしております。
NPO法人ママチャーリーズ 理事長・成川綾さん
数個でも嬉しいです。
参加を希望する場合は、まずママチャーリーズの公式お問い合わせ窓口へ。材料の準備や完成品の届け方、受付時期などは、制作を始める前に相談してください。
子ども服交換会や、本を贈る参加方法も
「すまいるサンタ2026」には、リースづくり以外の参加方法もあります。11月8日(日)の子ども服交換会「モッテキテモッテッテ2026秋」では、袋の売上と協賛金から必要経費を差し引いた全額が、クリスマスプレゼントの購入費に充てられます。

主催者の開催案内によると、会場は府中市市民活動センタープラッツ、開催時間は9時45分〜15時です。入場は無料で、服を持ち帰る袋は小200円・中300円・大500円。予約枠と13時10分以降のフリータイムがあり、混雑時は入場制限があります。子ども服の持ち込みは指定された事前回収のみで、イベント当日は受け付けません。予約や回収日時は公式案内で確認できます。
また、協力書店で絵本・児童書を購入して預ける「BOOKプレゼント」も実施しています。2026年の案内に掲載されている協力店は、喜久屋書店府中店、紀伊國屋書店府中店、マルジナリア書店、府中書房の4店。手持ちの古本を集める企画ではなく、書店で購入した本を子どもたちへ贈る取り組みです。

「すまいるサンタ2026」公式ページでは、11月20日まで支援を募集しています。寄付の目標は50万円、プレゼントを届ける目標は約700人。寄付や本、手作りのリースなど、自分に合った参加方法を公式案内から確かめられます。
本記事は2026年10月23日の取材回答と主催者の公開情報をもとに制作しています。写真はママチャーリーズの提供素材およびプレスリリース掲載素材です。取材記事の編集方針はこちら。










