【西麻布】藝大同期が問いかける知覚の真実──尾形凌×真田将太朗「CUE」展で世界の見え方が変わる!

【西麻布】藝大同期が問いかける知覚の真実──尾形凌×真田将太朗「CUE」展で世界の見え方が変わる!

AKIMOTO

ライター紹介:
プレスリリース業界歴10年の経験を持つMONOLABファウンダー兼編集長。マーケティング経験と独自の視点で、注目すべきプロダクトを厳選。最新のAIツールも活用しながら、プレスリリース1万件以上/月を効率的に分析し、真に価値あるトレンドを発掘。読者から「知りたかった情報が見つかる」と評価され、立ち上げから3ヶ月で月間30万PVを達成。

シェアする

藝大同期が仕掛ける「CUE」とは? 見えるもの、見えないものが交差する新感覚アート体験

東京藝術大学の同期生が、異なる道を歩んだ末に再び交差する――そんなドラマチックな設定で幕を開ける、注目の二人展「CUE」が西麻布で開催されます。尾形凌さんと真田将太朗さん、それぞれの才能が織りなす世界が、私たちの知覚を静かに揺さぶり、新たな発見へと導いてくれることでしょう。

一体、何が私たちを待ち受けているのでしょうか? この展覧会のコンセプトを聞いて、私がまず心惹かれたのは、「何かが立ち現れる直前の兆し」というテーマです。それは、まるで日常の中に潜む、まだ形にならないけれど確かに存在する「何か」の予感に触れるような感覚。まさに、”きっかけ”を意味する「CUE」というタイトルがぴったりだと感じました。

異なる視点が交差する、二人のアーティスト

この展示の最大の魅力は、東京藝術大学の同期でありながら、大学院で全く異なる領域へと進んだ二人のアーティストが、修了直後に再び一つの空間で表現をぶつけ合う点にあります。それぞれの独自の視点と表現方法が、どんな化学反応を生み出すのか、想像するだけでワクワクします。

尾形凌:不可視の存在を可視化する試み

漢字

尾形凌さんは、日本の伝統的な浮世絵や仏画にインスピレーションを得ながら、現代における「妖怪」や「不可視の存在たち」を絵画、立体、アニメーションなど多彩な手法で表現しています。彼の作品は、単なる空想上の生き物を描くのではなく、人の内側に沈んだ感情や都市に漂う違和感、社会の歪みや滑稽さが、まるで妖怪のように像を持ち始めた姿として描かれている点が非常にユニークです。

個人的に、尾形さんの作品における「見えないもの」へのアプローチは、現代社会が抱える漠然とした不安や違和感を視覚化してくれるようで、非常に興味を惹かれます。彼が見えないものを描くことで、むしろ私たち「人間」という存在の輪郭を揺さぶってくる、その深い洞察力に注目したいですね。

真田将太朗:風景の成り立ちを問い直す抽象絵画

男性が壁の絵の前で座っている画像

一方、真田将太朗さんは、画家としての活動の傍ら、東京大学大学院で情報学研究に従事し、AI時代における創造性のあり方を探求しています。彼の作品は、具体的な形を持たない「抽象絵画」でありながら、重力や時間といった身体的感覚を起点とした大型の作品で国内外から高い評価を得ています。

真田さんが描く風景は、単に目の前の景色を写し取るものではありません。そこには、風景が風景として成立するまでの時間や、その場に立つ私たちの身体、そして身体を地上につなぎとめる重力といった、普段は意識しない根源的な感覚が抽象的に織り込まれているのです。反復される垂直の筆致は、私たちが見ることの持続、つまり知覚そのものの痕跡を示しているように感じられます。

彼の作品からは、科学的な探求心と芸術的な表現が融合した、新たな視覚体験が期待できそうです。

「CUE」が生み出す化学反応:交錯する視点と初の共作

「見えないものを描く尾形さん」と、「見えているはずの風景の成り立ちを問い直す真田さん」。方向は異なっても、両者はともに、世界がこちらに姿を見せる“きっかけ”の層に触れているという共通点があります。

まるで異なる周波数のラジオが、ふとした瞬間にピタリと合い、新たなメロディを奏でるように、この二人の表現が交差するとき、私たちの知覚は静かに揺さぶられ、これまでにはなかった新たな像が立ち上がってくるでしょう。

特に注目すべきは、本展のために描き下ろされた初の共作4点です。お互いの制作を見つめ合ってきた二人だからこそ生み出せる、予想もしない表現がそこに込められているに違いありません。会場では両者共に2mを超える大作を中心に、計20点以上の新旧作が展示されるとのこと。圧倒的なスケール感と繊細な表現が交錯する空間を、ぜひ肌で感じてみてください。

CUE RYO OGATA 真田将太朗 2026年4月15日(水)-2026年5月9日(土)※日曜休館 18:00-24:00 WALL_alternative 東京都港区西麻布4-2-4 1F

アートと日常が溶け合う空間「WALL_alternative」

今回の展示会場となる「WALL_alternative」は、東京・西麻布に位置する夜のオルタナティヴ・スペースです。アートを軸に、音楽やカルチャーが交差する、まさに「夜のたまり場」のような場所。

WALL

バーカウンターが併設されており、展覧会のコンセプトを味覚でも体験できる日本ワイン(岡山県「ドメーヌ・テッタ」のワイン!)や、自然栽培の野菜を中心にした食事メニューも楽しめます。アートを鑑賞しながら美味しいワインを片手に語り合う、そんな大人な時間の過ごし方も素敵だと思いませんか?入場は無料・予約不要なので、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。

見逃せないスペシャルイベントも開催!

せっかく足を運ぶなら、ぜひイベントもチェックしておきましょう。アーティストとの交流や、作品の背景を深く知る貴重な機会が用意されています。

  • OPENING RECEPTION

  • 日時: 2026年4月15日(水) 18:00-21:00

  • 内容: アーティストが在廊し、交流が楽しめます。19:00-20:00にはシークレットゲストによるスペシャルライブも開催!

  • 参加費: 無料

  • 申込: 事前申込制

  • お申し込みはこちら

  • TALK SESSION

  • 日時: 2026年5月2日(土) 18:00-19:00

  • 登壇者: 尾形凌、真田将太朗、古後友梨(MEET YOUR ART共同代表)

  • 内容: MEET YOUR ART公開収録形式で、本展での取り組みやそれぞれの作品制作背景について、より深く掘り下げます。

  • 参加費: 無料

  • 申込: 事前申込・抽選制(当選者には4月24日(金)にお知らせ)

  • お申し込みはこちら

これらのイベントに参加することで、作品への理解がさらに深まり、アーティストの想いをより身近に感じられるはずです。

開催概要

二人展「CUE」は、アートファンはもちろん、新しい体験を求めているすべての人におすすめできる、知的好奇心を刺激する展覧会です。

  • 展覧会名: 尾形凌 × 真田将太朗「CUE」
  • 会期: 2026年4月15日(水)〜5月9日(土)
  • 休館日: 日曜
  • 時間: 18:00-24:00
  • 会場: WALL_alternative (東京都港区西麻布4-2-4 1F)
  • 入場料: 無料・予約不要
  • 主催: WALL_alternative
  • 公式サイト: https://avex.jp/wall/exhibition/799/
  • WALL_alternative Instagram: https://instagram.com/wall_alternative

コロナ禍のただ中で学び、表現の世界を模索してきた二人のアーティストが、今、修了という節目を経て、新たな「CUE」を私たちに提示します。彼らの作品が、皆さんの知覚をどう揺さぶり、どんな「きっかけ」を与えてくれるのか、ぜひ会場で体感してみてはいかがでしょうか。

コメント (0)

読み込み中...

おすすめ記事

unimocc「飲む名画」ゴッホ『星月夜』で感動の夏アート体験!
unimocc「飲む名画」ゴッホ『星月夜』で感動の夏アート体験!

「もう一度飲みたい!」とSNSで多くの声が寄せられた、あの“幻のドリンク”が大阪・谷町のアートカフェunimoccに帰ってきました!ゴッホの名画『星月夜』を忠実に再現した「飲む名画」は、まさに五感で楽しむアート作品。この記事を読めば、その息をのむ美しさと、心躍る爽やかな味わいの秘密、そして特別なアート体験の魅力が全てわかります。この夏、感動の一杯をぜひご体験ください!

2026/05/27

【神宮前】街全体が遊び場に!? Jinny Playground「体験型アート」の驚き
【神宮前】街全体が遊び場に!? Jinny Playground「体験型アート」の驚き

最近、日常にちょっと飽きていませんか?渋谷・神宮前で、そのマンネリを吹き飛ばすような驚きのアート体験が始まっています!「Jinny Playground」は、街路灯がアート作品に変わり、街全体が遊び場になる画期的なプロジェクト。この記事を読めば、大人も童心に帰れるインタラクティブなアートの魅力と、そのユニークな楽しみ方が全てわかります。私も最初は半信半疑でしたが、これは必見ですよ!

2026/05/19

【驚き】動き出す浮世絵ミュージアム GINZAが描く、未体験の日本アート体験!
【驚き】動き出す浮世絵ミュージアム GINZAが描く、未体験の日本アート体験!

「浮世絵ってちょっと敷居が高い…」そう感じたことはありませんか?2027年春、銀座に「動き出す浮世絵ミュージアム GINZA」が誕生し、その常識を覆します! この記事では、国内外50万人を魅了した没入型アート展が初の常設施設として進化する全貌を徹底解説。葛飾北斎らの名作が五感を刺激するデジタルアートで躍動する、新時代の日本文化体験をあなたもきっと体感したくなるはずです。

2026/05/12

【知られざる効果】『WI-COCOON』の秘密!「肌に優しい」没入アートでストレスを解放
【知られざる効果】『WI-COCOON』の秘密!「肌に優しい」没入アートでストレスを解放

「疲れた心に、究極の休息を。」そう願うあなたへ。新感覚の没入型アートスパ『WI-COCOON ~ ART TREAT SPA ~』が、ついに小型化を実現しました!ホテルやオフィス、はたまた医療施設まで、あらゆる場所で肌と心を潤す20分間の非日常体験があなたを待っています。この記事を読めば、この革新的なリラックス空間がどのように私たちの生活を変えるのか、その全貌がわかります。

2026/05/12

アトレ上野×大ゴッホ展!名画「夜のカフェテラス」の世界を味わい尽くす限定体験
アトレ上野×大ゴッホ展!名画「夜のカフェテラス」の世界を味わい尽くす限定体験

ゴッホの傑作《夜のカフェテラス》の世界に浸りたいあなたへ。今夏、アトレ上野で始まる「大ゴッホ展」とのタイアップは、絵画から飛び出したような美食と心ときめくグッズの宝庫です!この記事を読めば、上野でしか味わえない感動体験の全貌と、思わず写真を撮りたくなるスポットが全てわかりますよ。

2026/05/11

【宮川大聖】Etrarium×Hotel Vintage 目黒不動前!未公開アートに泊まる夢の滞在
【宮川大聖】Etrarium×Hotel Vintage 目黒不動前!未公開アートに泊まる夢の滞在

「推し活」をもっと深く、もっと日常に。そんな夢が叶う日が来たって、信じられますか?宮川大聖さんプロデュースブランド「Etrarium」が、「Hotel Vintage 目黒不動前」とコラボ!限定1室の特別ルームで、未公開アートに囲まれ、ブランドの世界観に“没入”する体験が待っています。この記事を読めば、この特別な宿泊プランの魅力と、忘れられない思い出を作るための全貌を徹底解説。さあ、あなたも物語の主人公になってみませんか?

2026/05/08

【知ってた?】タイルがアートに変わる瞬間。名古屋モザイク工業デザインアワード2026
【知ってた?】タイルがアートに変わる瞬間。名古屋モザイク工業デザインアワード2026

あなたも一度は、空間デザインで「もっと何かできるはず」と悩んだ経験はありませんか?名古屋モザイク工業が主催する「デザインアワード2026」は、タイルを使ったあなたの創造力を最高に輝かせる舞台です。有名建築家審査のもと、最大50万円とメディア露出のチャンス!この記事を読めば、応募から受賞までの全貌がわかります。私も最初は半信半疑でしたが、この機会は逃せません!

2026/05/07

吉瀬美智子も絶賛!東京都美術館「アンドリュー・ワイエス展」で感じる“音と温度”
吉瀬美智子も絶賛!東京都美術館「アンドリュー・ワイエス展」で感じる“音と温度”

美術館で絵を「見る」だけでなく「体験」したいと思ったことはありませんか? 東京都美術館開館100周年記念「アンドリュー・ワイエス展」は、まさにそんな感動が待っています。音声ガイドを担当した吉瀬美智子さんも「風の音や空気感を感じた」と語る、静寂の中に広がるワイエスの精神世界。この記事を読めば、あなたがこれまで知らなかったワイエス作品の魅力と、五感で味わう鑑賞法がわかります。私も最初は半信半疑でしたが、その言葉の奥深さに納得しました。

2026/04/28

札幌の街がキャンバスに!「SAPPORO XMURAL 2026」再開発の裏側がアートで彩られる驚き
札幌の街がキャンバスに!「SAPPORO XMURAL 2026」再開発の裏側がアートで彩られる驚き

幌の街を歩いていて、工事現場の仮囲いに少し寂しさを感じたことはありませんか?今、その無機質な空間が「SAPPORO XMURAL 2026」によって、息をのむようなアート作品へと変貌を遂げます!北海道コンサドーレ札幌との共催で、再開発エリアがミューラルアートで彩られるこのプロジェクトは、街の新たな鼓動を感じさせてくれるはず。この記事を読めば、あなたがまだ知らない札幌の魅力と、アートが街にもたらす感動の裏側がすべてわかります。さあ、あなたも「赤黒のキャンバス」が織りなす奇跡を目撃しませんか?

2026/04/28

【完全解剖】ARTPLA 太陽の塔モデルで知る、岡本太郎が秘めた「生命の樹」の全貌
【完全解剖】ARTPLA 太陽の塔モデルで知る、岡本太郎が秘めた「生命の樹」の全貌

大阪万博のシンボル「太陽の塔」。その荘厳な外観からは想像もつかない、内部に秘められた「生命の樹」や驚くべき構造をご存知ですか?海洋堂ARTPLAのプラスチックモデルキットは、まさに“立体解剖図”です。この記事では、組み立てを通して岡本太郎が創造した太古から現代への生命の進化をたどり、アートと建築が融合した奇跡をあなたの手で再現する喜びをお伝えします。

2026/04/23

【私が感動!】ゴッホ名画を食す!インターコンチ東京ベイ「南仏の饗宴」徹底解説
【私が感動!】ゴッホ名画を食す!インターコンチ東京ベイ「南仏の饗宴」徹底解説

「名画を眺めるだけでは物足りない」と感じませんか?ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ「ラ・プロヴァンス」が贈る「ゴッホ~名画を巡る南仏の饗宴~」は、五感でアートを体験できる究極のフレンチコース。私もその繊細な表現と美味しさに心から感動しました!この記事を読めば、ゴッホが愛した南仏の情景を食で巡る、忘れられない美食体験の全貌がわかります。

2026/04/17

【山崎タクマ】ミラノサローネで“モノ”になる!常識を揺さぶる「Bio-Vide」の衝撃
【山崎タクマ】ミラノサローネで“モノ”になる!常識を揺さぶる「Bio-Vide」の衝撃

「モノ」と「生命」の境界を、あなたはどこに感じますか?物質調律家・山崎タクマ氏が世界最大のデザイン展ミラノサローネで発表する「Bio-Vide : Becoming Object」は、その常識を根底から覆す挑戦です。彼自身が"モノ"として展示されるという衝撃的な試みは、きっとあなたの世界の見方を変えるでしょう。この記事を読めば、この深遠なプロジェクトの全貌と、私たちが抱く

2026/04/16