歴史の教科書で学ぶ戦争と、実際に当時を生きた人々の生活って、少し距離があるように感じませんか?そんな、モノを通してリアルな歴史に触れられる特別な展示会が、熊本県で開催されるそうです。
未公開資料も!収蔵品展「―モノが語る戦争―」
「山の中の海軍の町」として知られる熊本県錦町の にしき ひみつ基地ミュージアム で、2026年1月24日(土)から収蔵品展 「―モノが語る戦争―」 が始まります。
この展示会、実は2021年から2024年にかけて寄贈されたばかりの、これまで公開されてこなかった資料が初めてお披露目される、とても貴重な機会なんです。同ミュージアムの発表によると、人吉球磨地域と戦争の関わりや、当時の軍隊生活などをテーマにした約80点の資料が展示されるとのこと。これは見逃せませんね。
教科書にはない、リアルな「モノ」たち
展示されるのは、当時の人々が実際に身につけ、使っていたモノたち。その一部をご紹介します。
昭五式軍衣冬服(上衣)
三八式歩兵銃
水兵服(上衣)
愛国婦人会一武村分会の襷(たすき)
こうした一つ一つのモノから、当時の軍隊での生活や、地域の人々がどう戦争と関わっていたのか、その実相が静かに伝わってくるようです。
そもそも「にしき ひみつ基地ミュージアム」とは?

ところで、「なぜ海のない熊本の山の中に海軍の基地が?」と不思議に思いませんか? 実はここ、太平洋戦争末期の1943年に造られた「人吉海軍航空基地」の跡地なんです。戦後、長らくその詳細は知られていませんでしたが、2015年に地元の方々の調査で様々な遺構が見つかったそうです。
このミュージアムは、そうした遺構が点在するエリア全体を展示物として案内する、とてもユニークな「フィールドミュージアム」なんですね。
開催概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 期間 | 2026年1月24日(土)~3月24日(火) 9:00~17:00 |
| 会場 | にしき ひみつ基地ミュージアム 多目的ホール |
| 住所 | 熊本県球磨郡錦町木上西2-107 |
| 入場料 | 高校生以上800円~、小中学生500円~、未就学児無料 |
| 公式サイト | https://132base.jp/ |
静かに、でも確かに歴史を語りかけるモノたち。この機会に、その声に耳を傾けに訪れてみてはいかがでしょうか。











