あなたのオフィスは大丈夫? 働く人の4人に1人が不満を感じる「職場のセキュリティ問題」に迫る!
毎日当たり前のように出入りするオフィスビル。そのセキュリティについて、あなたは深く考えたことがありますか? 不審者の侵入、情報漏洩のリスク、そして日々の安心感。これらは、働く人にとって非常に重要な要素ですよね。
この度、株式会社NEXERと株式会社ナック電子が共同で実施した興味深い調査結果が発表されました。全国のオフィスビルや商業施設で働く100名を対象にしたこのアンケートで明らかになったのは、驚くべき実態。なんと、4人に1人が勤務先のセキュリティレベルに不満を感じているというのです。
これは決して他人事ではありません。皆さんの職場はどうでしょうか? 今回の調査結果から、現代のオフィスが抱えるセキュリティの課題と、従業員が本当に求めている対策について、私なりの視点を交えながら深掘りしていきます。
オフィスに導入されているセキュリティ設備、その現状とは?
まず、皆さんのオフィスにどんなセキュリティ設備があるか、想像してみてください。この調査では、現在導入されている設備について尋ねています。

最も多く導入されていたのは、やはり「監視カメラ」で55%。次いで「ICカード・社員証による認証」が47%、「警備員の常駐」が40%、「セキュリティゲート(入退館ゲート) 」が39%という結果でした。
これらの数字を見ると、多くの企業が基本的なセキュリティ対策には取り組んでいるように見えます。監視カメラによる抑止効果や、ICカードでの入退室管理は、現代オフィスの標準的な装備と言えるでしょう。しかし、これらの設備が導入されていても、なお不満を抱える人がいるのはなぜでしょうか?
「満足」と「不満」、その裏にある従業員の本音
この調査で私が最も注目したのは、従業員のセキュリティレベルに対する満足度です。

全体として「とても満足している」(21%)と「やや満足している」(53%)を合わせると、74%が満足しているという結果に。一見すると高い数字に見えますが、注目すべきは 「あまり満足していない」(22%)と「まったく満足していない」(4%)を合わせた26%、つまり約4人に1人が不満を感じているという点です。
では、なぜ彼らは不満を抱えているのでしょうか? 回答者の声には、そのヒントが隠されていました。
「満足」の理由(一部)
- 「必要にして十分なセキュリティ対策だと思う。」(20代・男性)
- 「警備員が巡回しているし、エントランスにいてくれるので。」(30代・女性)
- 「カードで認証されているので、不審者は入ってこられなさそうだから。」(50代・女性)
「満足している」と答えた方の多くは、警備員の存在や認証システムの導入、設備の充実度を評価していました。やはり「人の目」と「システムによる管理」の組み合わせが、安心感を生むようです。
「不満」の理由(一部)
- 「セキュリティが甘いから。」(30代・男性)
- 「むかしのビルだからセキュリティはないも同然です。」(40代・男性)
- 「誰でも入れる状態だから。」(40代・男性)
- 「何の対策もされてないので。」(50代・女性)
- 「警備員が信頼出来ない。」(60代・男性)
これらの声からは、セキュリティ意識の低さ、古いビルゆえの設備不足、そして時には警備員の質への不信感といった、根深い問題が見えてきます。特に「誰でも入れる状態」という回答は、セキュリティの基本が揺らいでいることを示しており、従業員の不安は募るばかりでしょう。
安心感の決め手は「入退室管理システム」?
不満の声がある一方で、多くの従業員が安心感の向上に期待を寄せている設備があります。それが「セキュリティゲートや入退室管理システム」です。

なんと、76%もの人が「安心感が向上する」 と回答しています。「大幅に向上する」が31%、「多少向上する」が45%という内訳で、これは非常に高い期待値と言えるでしょう。
なぜ入退室管理システムはこれほど安心感をもたらすのでしょうか?
「安心感が向上する」理由(一部)
- 「部外者の不法侵入が防げる。」(20代・男性)
- 「記録されるから。」(30代・女性)
- 「不審者が侵入できないから。」(40代・男性)
- 「認証がないと入れないなら、不審者が侵入するハードルが格段に上がると思うから。」(50代・女性)
これらの意見からは、「部外者の侵入防止」と「入退室記録による抑止力」が、安心感の核であることがわかります。物理的なバリアと記録という二重の対策が、従業員の信頼を得ているのです。ICカード認証だけでなく、さらに一歩進んだセキュリティゲートが設置されることで、より明確な境界線が生まれ、心理的な安心感にも繋がるのかもしれません。
従業員が本当に欲しいセキュリティ対策とは?
現在のセキュリティに不満を持つ人がいる中、彼らが「もっとこうしてほしい」と願う設備や対策は何でしょうか?

「欲しい設備・対策がある」と答えたのは14%と少数ですが、その内容は具体的なニーズを示しています。
欲しい設備・対策(一部)
- 「監視カメラ。」(30代・男性)
- 「観音開きのドアにして、左右にキーを設置。2人でキーを差込み、同時に廻さないと開かない。」(30代・男性)
- 「セキュリティゲート。」(40代・女性)
- 「警備員の対応を向上させてほしい。」(50代・男性)
- 「防犯カメラの増設。」(50代・男性)
- 「顔認証システム。」(60代・男性)
ここでも「監視カメラ」や「セキュリティゲート」といった具体的な設備の名前が挙がっています。さらに、最新の技術である「顔認証システム」への期待も見られます。複数人で同時に認証しないと開かないといった、より厳重な管理を求める声もあり、セキュリティ強化への意識の高さが伺えます。
まとめ:安心できるオフィスは「入退室管理」から始まる
今回の調査結果から、現代のオフィスセキュリティにおいて、単なる設備導入だけでなく、従業員が心から安心できる環境作りが重要であることが浮き彫りになりました。特に、4人に1人が不満を抱えているという事実は、企業が真剣に向き合うべき課題です。
主なセキュリティ設備として監視カメラやICカード認証が普及しているものの、さらに一歩踏み込んだ「セキュリティゲートや入退室管理システム」が、従業員の安心感向上に大きく貢献することが期待されています。これらは不審者の侵入を防ぐ物理的な障壁となり、記録を残すことで抑止力にも繋がるからです。
もし皆さんのオフィスに、まだセキュリティゲートが導入されていない、あるいはセキュリティに不安を感じる部分があるなら、株式会社ナック電子のようなセキュリティソリューション提供企業への相談を検討してみてはいかがでしょうか。フラップ式や回転式、省スペース対応モデルなど、オフィス環境に合わせた様々な選択肢があります。
従業員が安心して働ける環境は、企業の生産性向上にも直結します。この調査が、あなたのオフィスのセキュリティを見直すきっかけとなれば幸いです。
調査実施企業について
今回の興味深い調査は、インターネットリサーチなどを手掛ける株式会社NEXERと、セキュリティソリューションを提供する株式会社ナック電子が共同で実施しました。
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株式会社NEXER
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本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
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代表取締役:宮田 裕也
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事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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株式会社ナック電子
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代表取締役:磯貝 徳彦
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所在地:〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町13-4 村上ビル2階
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Tel:03-3662-0079











