五感を刺激する「未来への食育」!『はらぺこあおむし』の世界でコーヒー体験
絵本の温かい世界観が広がる場所で、大人も子どもも楽しめる特別なプログラムが始まります。皆さんもご存知の、あの 『はらぺこあおむし』の作者エリック・カールの世界をテーマにしたキッズパーク「PLAY! PARK ERIC CARLE」 が、京都の老舗ロースター「小川珈琲」 とタッグを組み、親子でコーヒーの魅力と文化に触れるユニークな食育ワークショップを企画したと聞いて、私が特に心を惹かれたのはその斬新なアプローチです。
コーヒーが大人の飲み物という枠を超え、子どもたちの豊かな感性を育む「遊び」のツールになる。想像するだけでワクワクしませんか?
まさかのコラボレーション!子どもたちの「なぜ?」を育むコーヒー食育
「PLAY! PARK ERIC CARLE」は、絵本の世界から飛び出してきたようなカラフルな空間で、子どもたちが自由に遊び、創造力を育む場所です。一方、「小川珈琲」は、昭和27年創業以来「京都の珈琲職人」として、日本のコーヒー文化を牽引し続けてきた存在。この二つの個性が交わることで、どんな体験が生まれるのでしょうか?

実は「PLAY! PARK ERIC CARLE」では、開園当初から小川珈琲のコーヒーをフリードリンクとして提供しており、大人がリラックスできる空間づくりにも力を入れてきました。今回のワークショップ企画は、そんな長年の信頼関係から生まれたもの。
しかし、単なるコラボレーションで終わらないのがこの企画の深さです。背景には、気候変動によるコーヒー生産地の減少という、未来への大きな課題意識があります。小川珈琲の小川雄次取締役は、「コーヒーは大人の嗜好品にとどまらず、香りや音、色など五感で味わえる豊かな文化」であるとしつつ、「地球温暖化により将来その栽培が危ぶまれる課題もある」と語ります。
これは、子どもたちに「コーヒーってどんなもの?」という好奇心を与えるだけでなく、持続可能な社会や地球環境について考えるきっかけをも提供する、まさに「未来への食育」と言えるでしょう。
五感で体験!「コーヒー絵の具」で描くクリスマスケーキ
この特別なワークショップは、2025年12月から季節ごとに新しいプログラムが順次展開されます。そして、第一弾として発表されたのが、なんともクリエイティブな企画です。
2025年12月プログラム:コーヒー絵の具で描こう ~クリスマスケーキ~

小川珈琲の京都工場で焙煎の過程で発生する「廃棄豆」を再利用して作られた「コーヒー絵の具」を使うというのです! 環境への配慮も込められたこの絵の具で、親子一緒にクリスマスケーキを描きます。
- 嗅覚を刺激! コーヒーの芳醇な香りを感じながら。
- 視覚を刺激! コーヒーの色と"ミルク色"の白い絵の具を重ね、色の変化や混ざり合う模様を楽しむ。
- 触覚を刺激! 筆や指で絵の具の質感を感じる。
まさに五感をフル活用した探検ですね。最後に、エリック・カールが描いた"ケーキ"と組み合わせれば、世界に一つだけのオリジナルクリスマスケーキが完成!

親子で一緒に手を動かし、コーヒーという名のキャンバスに色を重ねていく体験は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。
ワークショップ詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2025年12月12日(金)・20日(土)・22日(月)・24日(水) |
| 対象 | 3歳~ |
| 参加方法 | 当日、館内でご予約ください |
| 参加費 | 無料(別途、施設への入場料が必要となります) |
エイアンドビーホールディングスの安島茜さんは「子どもたちがコーヒーを身近に感じるきっかけになれば」と語っています。まさに、このワークショップは、子どもの好奇心と創造力を刺激し、親子のコミュニケーションを深める素敵な機会となるはずです。


PLAY! PARK ERIC CARLEと小川珈琲について
PLAY! PARK ERIC CARLEとは?

2021年11月に二子玉川ライズにオープンした「PLAY! PARK ERIC CARLE」は、世界で唯一の『はらぺこあおむし』キッズパークです。エリック・カールの絵本からインスパイアされたカラフルな色彩に満ちた空間には、「みどりのめいろ」やアスレチック、アトリエなど9つのエリアがあり、子どもたちは自由な発想で遊ぶことができます。

「遊びを通じた学び」を大切にするエリック・カールの信念を受け継ぎ、子どもの成長を促す多様な体験を提供しています。日々開催されるワークショップでは、アートや運動など、年齢に合わせた幅広いジャンルが楽しめます。
- 公式サイト: https://playec.jp/
- ワークショップページ: https://playec.jp/event/
小川珈琲とは?
1952年に京都で創業された小川珈琲は、「京都の珈琲職人」として、日本の珈琲文化を未来へとつなぐことを使命としています。一粒一粒の豆を大切にし、「本物」の味わいを追求し続けるその姿勢は、多くのコーヒー愛好家から支持されています。
「本物」とは何かを追求し、一杯のコーヒーが人々の心と暮らしに寄り添う存在であることを願う小川珈琲。その深い哲学が、今回の食育ワークショップにも息づいています。
施設情報とチケットについて
この素晴らしい体験ができるのは、二子玉川ライズにある「PLAY! PARK ERIC CARLE」です。
- 施設名: PLAY! PARK ERIC CARLE
- 住所: 東京都世田谷区玉川 2-21-1 二子玉川ライズ・ショッピングセンター タウンフロント 8F
- 電話番号: 03-6431-0093
- WEBサイト: https://playec.jp/
チケット情報
確実に入場したい方には、オンラインでの事前購入がおすすめです。
- オンラインチケット購入サイト: https://www.e-tix.jp/playec/
- 料金: 大人・子ども同一料金(0歳は無料)※税込価格
| 初回来場 | 2回目以降来場 | |
|---|---|---|
| 平日(1日券) | 2,600円 | 2,300円 |
| 休日・特定期間券(時間券) | 各回 2,800円 | 各回 2,500円 |
いかがでしたでしょうか? 『はらぺこあおむし』の世界で、コーヒーの香りに包まれながら、子どもたちの五感を刺激し、地球の未来について考える。こんなにも創造的で意義深い食育体験はなかなかありません。
ぜひ、この冬は「PLAY! PARK ERIC CARLE」で、親子一緒に忘れられない思い出を作ってみませんか? 季節ごとのプログラム展開も楽しみですね!











