静岡茶が織りなす新感覚の贅沢!「するがヌーン茶」で味わう、和と洋のハーモニー
皆さんは「アフタヌーンティー」と聞くと、何を思い浮かべますか?優雅な紅茶と三段スタンドに並ぶ美しい洋菓子を想像する方が多いかもしれませんね。でも、もしその紅茶が、香り豊かな静岡茶だったら?そして、繊細な和スイーツや、時に意表を突く料理まで加わっていたら…?
そんな新しい発見と感動を与えてくれるのが、今年で3年目を迎える注目のイベント「するがヌーン茶」(するがヌーンティー)です。静岡県中部地域を舞台に、この秋冬、あなたの五感を刺激する特別なティータイムが始まります。
「するがヌーン茶」ってどんなもの?その魅力に迫る!
「するがヌーン茶」とは、2種類以上の静岡茶と、趣向を凝らしたスイーツを組み合わせたアフタヌーンティーのこと。ただお茶とスイーツを楽しむだけでなく、静岡茶の奥深さを知るきっかけとなる点が、私が特に注目したポイントです。
静岡県は、全国のお茶生産量の約4割を占める日本有数のお茶どころ。中でも「するが地域」(静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町)は、気候風土に恵まれた茶畑が広がる産地であると同時に、全国から集まるお茶をブレンドする「合組(ごうぐみ)技術」が高いことでも知られています。この「合組」とは、異なる特徴を持つ茶葉を組み合わせることで、より風味豊かで奥深い味わいを生み出す技術のこと。まるでワインのブレンドのように、茶師の腕が光る芸術と言えるでしょう。
「するがヌーン茶」では、そんな産地の多様な魅力や、高い合組技術から生まれた美味しいお茶を存分に堪能できるんです。和と洋が融合した、まさに"するが地域ならでは"のアフタヌーンティー体験。これはもう、単なる飲食イベントを超えた、お茶のテーマパークと言っても過言ではありません。
昨年は4ヶ月で3,500食以上を販売し、SNSでも大きな話題に。夏の「茶氷」に続く、するが地域の秋冬の新トレンドとして確固たる地位を築きつつあります。

興味深いのは、昨年の参加者アンケート結果です。なんと、回答者の7割が「するがヌーン茶」を目当てに外出しているとのこと!さらに、2割以上が県外からの来訪者だったというから驚きです。地元の食文化が、地域の観光を牽引するコンテンツへと成長している証ですね。

体験をさらに豊かに!「するがヌーン茶」の楽しみ方
この素晴らしい「するがヌーン茶」は、今年もたくさんの魅力とともに開催されます。
- 開催期間: 2025年11月1日(土)~2月28日(土)
- ※店舗によって提供期間が異なる場合があるので、要確認!
- 開催エリア: 静岡県中部(するが)地域(静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町)
- 参加店舗数: なんと32店舗!新規6店舗が加わり、さらにパワーアップしています。
参加店舗は、急須をモチーフにした可愛らしいオリジナルの旗を掲げているので、それを目印に「するがヌーン茶」巡りを楽しんでください。巡るだけでもワクワクしそうですね!
また、旅のお供には、各店舗や観光案内所で配布される小冊子型パンフレットがおすすめ。全店舗の詳細情報が掲載されているので、きっとあなたのお気に入りが見つかるはずです。
そして、今年だけの特別な特典も!
- 「するがヌーン茶」を注文すると、先着でオリジナルステッカーをプレゼント!
- さらに、アンケートに回答すると、抽選でAmazonギフト券(1,000円分) やオリジナル茶缶セットが当たるキャンペーンも実施されます。これは見逃せませんね!
▲この旗が目印!
詳細な情報や、より多くの店舗を知りたい方は、ぜひ公式HPをチェックしてくださいね。 ▶︎ するがヌーン茶 公式HP: https://suruga-noontea.com
魅惑のラインナップ!一部参加店舗をピックアップ
32店舗全てを紹介するのは難しいですが、その中から私が特に気になった、個性豊かな店舗をいくつかご紹介します!各店舗が静岡茶への深い愛情と、独自のアイデアを凝らしたメニューを提供しています。
1. 雅正庵 千代田本店
静岡茶の魅力を存分に味わいたいなら、ここからスタートするのも良いかもしれません。抹茶スイーツはもちろん、まさかの抹茶パスタや抹茶ポタージュまで!まさに抹茶づくしのアフタヌーンティーが楽しめます。自分で抹茶を点てる体験型というのも、旅の思い出にぴったり。1番人気の深蒸し煎茶「静の誉」とのペアリングも楽しみですね。
2. ステーキ&欧風料理 ルモンドふじがや
「するが茶の新しいペアリング」という言葉に心が躍ります。和牛寿司と**静岡茶ビール **(またはソーダ)から始まるという、斬新な組み合わせ!そして、フィナーレは目の前の鉄板で仕上げる「和紅茶クレープシュゼット」だとか。五感で楽しむ、まさにエンターテイメントのような体験ができるでしょう。
3. CHATO MATCH&BAKERY
素材にこだわったデニッシュと、こだわりのジェラート「nijimu」の組み合わせは、想像するだけで口の中が幸せになりそう。有機抹茶を使った「NITRO抹茶」と、香り高い静岡産烏龍茶を添えて、心ほどけるひとときを過ごせます。カフェ好きにはたまらないラインナップですね。
4. 茶の芽
今年は特に「和」にこだわったという「茶の芽」。一番人気の上級煎茶「福の香」には、練り切りやたぬきだんご、錦玉かんといった和菓子がぴったり。本山和紅茶には、抹茶クレープロールや煎茶どら焼きが合うそうです。伝統的な日本茶と和菓子のペアリングを心ゆくまで堪能できるでしょう。
5. T’s green omachi(ティーズグリーンオマチ)
静岡茶パンナコッタ、静岡県産季節のフルーツなど、8種類のスイーツが並ぶ華やかなアフタヌーンティー。コク深い玉露ともちもちの揚げ団子、芳醇な静岡茶キャラメルチーズケーキとさっぱりとした深蒸し茶など、自分好みのペアリングを見つける楽しさも味わえます。
6. 中島屋グランドホテル DINING LOUNGE&BAR ARBOR
少し苦めのお抹茶から始まるという、粋なおもてなし。カステラの「浮島」、静岡抹茶入りの「練り切り」といった和菓子に、洋食の「抹茶のクレームブリュレ」が加わり、和洋折衷の美しさを表現。さらに、日本料理の料理長謹製「手毬寿司」が、香気あふれる本山の浅蒸し煎茶に合うというから、これは期待大!** 洋の華やぎと和の深み**、両方を一度に楽しめる贅沢な体験です。
7. はじまりの紅茶TerraceCafe
アールグレイ香る美黄卵サンド、抹茶のポタージュ、そして自分で焙煎して淹れる和紅茶の焙じ茶まで!お茶の香りを存分に楽しめる、特別なピクニックセットを提供しています。ジンライム香る春緑茶ソーダがスイーツをさっぱりとまとめてくれるというのも、遊び心があって素敵ですね。
8. ホテルアンビア松風閣
焼津市内で生産された「高草紅茶」は、雑味が少なく爽やかでフルーツサンドと相性抜群。甘みと渋みのバランスが良い煎茶には、濃厚なチョコレートケーキがぴったりだそう。何より、駿河湾と富士山の絶景を眺めながら楽しめるというロケーションが最高です。記憶に残るティータイムになること間違いなし!
9. 森木農園
森木農園の一番茶ほうじ茶には、香ばしさと調和する「ゴロゴロいちごのバスクチーズケーキ」。深蒸し茶には、濃厚な「茶米ガトーショコラ」と米粉のクレープを合わせるなど、お茶とスイーツの絶妙なペアリングで至福のひとときを提供してくれます。農園ならではの素材へのこだわりが光りますね。
10. cafeうえまる
一番茶を煎じた香ばしいほうじ茶と、希少品種「ふじみどり」のロイヤルミルクティーという、こだわりのお茶が魅力です。自然豊かな川根本町産の素材で作られた川根ロールや、自家農園ブルーベリーチーズケーキなど、5種のドルチェとの相性も抜群とのこと。地域の恵みを存分に味わえるカフェですね。
「するがヌーン茶」を巡る旅に出かけよう!
いかがでしたでしょうか?「するがヌーン茶」は、ただのアフタヌーンティーではありません。静岡茶の豊かな歴史と文化、そして創意工夫が詰まった、地域の魅力を再発見できる特別な体験です。
肌寒くなるこれからの季節、温かいお茶と美味しいスイーツで、心ゆくまで癒やされてみませんか?友人とのおしゃべり、大切な人とのデート、もちろん一人でじっくりと味わう贅沢な時間にもぴったりです。
あなたもぜひ、パンフレットを片手に「するがヌーン茶」の旗を探して、静岡茶の奥深い世界を巡る旅に出かけてみてください。きっと、お気に入りの「ヌーン茶」と、忘れられない思い出が見つかるはずです。
【関連リンク】
- するがヌーン茶公式HP: https://suruga-noontea.com
- 公式Instagram「するとら」: https://www.instagram.com/suruga_traveler/
- Visit Suruga公式HP: https://www.visit-suruga.com/
- Visit Suruga公式Instagram: https://www.instagram.com/visit_suruga.jp











