釧路の教育を50年!学習塾あすなろ会が「北海道を代表する企業100選」に輝いた理由とは?
皆さんは学習塾にどんなイメージをお持ちですか?「成績を上げる場所」「受験対策の予備校」といった答えが多いかもしれません。しかし、今回私が注目したのは、そんな固定観念を覆す、感動的な物語を持つ学習塾のお話です。
北海道釧路市で半世紀にわたり教育の灯を灯し続けてきた「学習塾あすなろ会」が、創立50周年という記念すべき年に、「北海道を代表する企業100選」に初選出されました。これは単なる実績の表彰だけではありません。創業者から受け継がれた教育への情熱、そして地域社会への深い貢献の証だと感じました。
「北海道を代表する企業100選」ってどんな賞?
まず、この「北海道を代表する企業100選」とは一体どんな取り組みなのでしょうか?これは、日本一の地方創生メディア「Made In Local」が、北海道に本社を置く企業の中から、特に地域に根差し、未来を創造する厳選された100社を紹介するものです。
単に売上が高い企業が選ばれるわけではありません。その選考基準は、企業の理念や社会貢献度、そして未来へのビジョンを重視していることが伺えます。
「北海道を代表する企業100選」の主な審査基準
- A:地域コミュニティに積極的に参加するなど、社会活動に会社を挙げて取り組んでいる
- B:地元の名産や地場産業と言われるビジネスに携わっている
- C:若手の育成に力を入れている
- D:他社にはない独自の技術やビジネスモデルを持っている
- E:成長マーケットで事業をしている
- F:地域平均よりも高い給与水準を実現している
いかがでしょう?ただの学習塾が選ばれるには、これらの基準をクリアする 「何か特別なもの」 が必要だと感じませんか。あすなろ会がこれらの厳しい目をどうくぐり抜けたのか、私も興味津々です。
「北海道を代表する企業100選」に選ばれた企業の詳細はこちらからご覧いただけます。 Made In Local「北海道を代表する企業100選」株式会社学習塾あすなろ会
北海道エリアの他の選出企業も気になる方はこちらへ。 Made In Local「地域を代表する企業100選」北海道エリア
受け継がれる教育への情熱:50年の歴史と、次なる100年へ
今回、あすなろ会が選出された背景には、創業者である父から2代目へと受け継がれた、深い教育への情熱があります。現代表の種村吉晃氏によると、この選出は、今年の7月に他界された創業者の父・種村俊仁氏が築き上げてきた50年間を「一つの形として残したい」という強い思いから、エントリーに至ったそうです。
想像してみてください。他界する直前まで教壇に立ち、 「本当の最期まで教育者として生き続けた人」 。この言葉だけで、その教育者としての魂の深さに胸を打たれます。
新代表の種村 吉晃氏
そして、この「100選」への選出は、あすなろ会が目指す「100年企業」への大きな一歩であり、社員が一丸となって次の50年に向かうための、大切なきっかけになったと語られています。
個性あふれる講師陣の皆さん
写真からも伝わってくるのは、講師陣の明るさとチームワーク。彼らが作り出す活気ある学習環境こそが、あすなろ会の教育を支える柱なのでしょう。
「成績UP」だけじゃない!あすなろ会が育む「人間力」と「地域貢献」
あすなろ会の最大の強みは、何と言っても「生徒と講師の絆の強さ」にあると種村代表は語ります。親でも学校の先生でもない「第三の立場」だからこそ、生徒に深く響く言葉や、人生の糧となる貴重な体験を提供できるという考えは、私も深く共感しました。
講師と生徒の絆が伺える一コマ
単に成績を上げることだけが目的ではありません。彼らが目指すのは、 「人間力を育て、社会で活躍できる力を育成すること」 。この育成が、ひいては釧路の発展にも繋がると信じているのです。
まさに、教育を通して地域を盛り上げる、地方創生のロールモデルと言えるのではないでしょうか。
温かい指導風景
さらに驚くべきは、その展望です。将来は、釧路に直接的に貢献するため、「地域企業と人財を繋ぐ事業」も展開していきたいとのこと。これはまさに、学習塾という枠を超えた、地域全体の未来を見据えた壮大なビジョンです。
「生徒の育成」と「地元企業と人財の接続」という2つの事業を柱に、新たな地方都市の学習塾モデルを社会に提案しようとしているあすなろ会。この取り組みが成功すれば、全国の地方都市における教育と地域活性化の新しい形を示すことになるでしょう。
まとめ:釧路の未来を担う「あすなろ会」から目が離せない!
創立50周年という節目に「北海道を代表する企業100選」に選ばれた学習塾あすなろ会。これは単なる栄誉ではなく、創業者から受け継がれた教育への揺るぎない情熱、そして地域社会への深い愛情が認められた結果だと私は感じました。
「成績を上げる」だけでなく、「人間力を育み、地域に貢献する人材を育てる」。この理念は、変化の激しい現代において、子どもたちが生きていく上で本当に必要な力を養う、大切な指針となるはずです。
釧路市に根差し、その発展に貢献するために変化し続けるあすなろ会。これからの50年、100年に向けて、彼らがどんな素晴らしい物語を紡いでいくのか、今から目が離せませんね。
株式会社学習塾あすなろ会 会社概要
- 所在地:〒085-0821 北海道釧路市鶴ヶ岱3丁目3-24
- 代表者:代表取締役 塾長 種村 吉晃
- 設立:1976年3月
- 事業内容:小中高生向け学習塾の運営、公務員試験対策予備校の運営
- 公式サイト:https://asunaro-kai.com/
「北海道を代表する企業100選」認定証