テレビや配信サービスだけにとどまらない春アニメの熱狂
皆さんは最近、カラオケでどんなアニメソングを歌っていますか? 実は、カラオケの歌唱回数から、今期の人気アニメのトレンドが浮き彫りになるんです!
今回、業務用通信カラオケ「JOYSOUND」から、2025年春アニメの主題歌カラオケランキングが発表されました。さらに、定額制動画配信サービスでの視聴者数ランキングも合わせて紐解くことで、アニメと音楽の深い関係性が見えてきましたよ。
さあ、あなたの推しアニメの主題歌はランクインしているでしょうか? そして、あの人気作品がなぜカラオケでも強いのか、一緒に探ってみましょう!
2025年春アニメ、カラオケの主役は『薬屋のひとりごと』だった!
2025年春アニメの主題歌で、堂々のカラオケランキング1位に輝いたのは、Mrs. GREEN APPLEが手掛けたTVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期 第2クールオープニングテーマ「クスシキ」 でした!
私もこの結果には思わず納得しました。というのも、『薬屋のひとりごと』は、エンタテイメント業界のデジタルマーケティングを支援するGEM Partners株式会社の調査でも、動画配信サービスにおける視聴者数が他作品を大きく引き離して注目度断トツだったんです。作品自体の圧倒的な人気が、主題歌のカラオケヒットにも直結していることがよくわかりますね。4月にリリースされたばかりの新曲が、2025年発売曲のカラオケ総合ランキングでも5位に入るほど、まさに上半期を代表する一曲と言えるでしょう。
注目すべきはTOP3!カラオケランキングを深掘り
それでは、気になるTOP3を見ていきましょう。それぞれの楽曲が持つ魅力、そしてなぜカラオケで歌われているのか、私の視点も交えながらご紹介します。
1位:Mrs. GREEN APPLE「クスシキ」(TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期 第2クールOPテーマ)
- 作品との親和性: 楽曲の世界観がアニメのミステリアスな雰囲気や、主人公・猫猫(マオマオ)の内面を繊細に表現しています。
- アーティスト人気: Mrs. GREEN APPLEの持つ国民的な人気が、楽曲のヒットを後押ししています。作品ファンだけでなく、ミセスファンもこぞって歌っていることでしょう。
2位:米津玄師「Plazma」(TVシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』主題歌)
- 唯一無二の世界観: 米津玄師さんならではのエレクトロとロックが融合したサウンドは、一度聴いたら忘れられない中毒性がありますよね。浮遊感と緊張感が入り混じる音作りは、聴く人を瞬時に作品の世界へ引き込みます。
- 劇場先行版からの期待: TVアニメ放送前から劇場先行版で主題歌として使われていたため、ファンにとっては待望のカラオケ配信だったのではないでしょうか。
3位:こっちのけんと「けっかおーらい」(『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』OPテーマ)
- 抜群のノリの良さ: こっちのけんとさんらしい軽快でクセになるメロディは、カラオケでみんなで盛り上がるにはもってこい!
- SNSでの共感: 特にダンスシーンに流れる歌詞が本編の主人公の名セリフと重なることから、SNSでは「胸アツ!」と大きな話題になりました。私もその瞬間を見た時、思わず心の中でガッツポーズしました!
ランキングを彩る個性豊かな楽曲たち
TOP3以外にも、見どころのある楽曲がたくさんランクインしていました。
- 5位:星街すいせい「もうどうなってもいいや」(『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』EDテーマ)
- VTuber界のトップランナーである星街すいせいさんの楽曲がランクインしたのは、今の音楽シーンの多様性を象徴していますね。既存のファン層だけでなく、アニメ作品を通して新たなリスナーを獲得しているのが素晴らしいです。
- 7位:[Alexandros]「超える」(アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』第1クールOP主題歌)
- [Alexandros]特有の疾走感あふれるサウンドが、「ウマ娘」のアニメーションのスピード感と見事に融合。オープニング映像の一部カット変更がSNSで話題になるほど、製作陣の作品愛が伝わってくる一曲です。
- 『黒執事 -緑の魔女編-』関連曲:Cö shu Nie feat. HYDE「MAISIE」(OP)、龍宮城「WALTZ」(ED)
- 視聴者数ランキングで8位のこの作品からは、OPとEDが共にカラオケランキング上位に。特に女性層から支持の高いアーティストが起用されており、作品のファン層との親和性が高いことが伺えます。
そして、視聴者数ランキングでは圏外ながら、カラオケランキングで11位に食い込んだTVアニメ『男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)』のオープニングテーマ、HoneyWorks feat. ハコニワリリィ「質問、恋って何でしょうか?」 も特筆すべきでしょう。 物語のテーマと楽曲の世界観が見事に重なり、恋愛における素朴な疑問や不安を等身大で描いた歌詞が、若い世代に強く共感されているようです。これは、アニメを観ていない人にも響く、楽曲単体としてのパワーを感じさせますね。
プロが語る!アニソンヒットの秘訣とカラオケの醍醐味
今回のランキングについて、新作アニメ紹介番組「つづきみ」のMCを務める吉田尚記さんと結さんが特別対談で語っています。プロの視点から語られるアニソンヒットの裏側は、本当に興味深いものでした。
吉田アナは「本命と思われた米津玄師『Plazma』を抑えて『薬屋のひとりごと』の『クスシキ』が1位になったのは驚き」と語り、結さんは「作品の圧倒的な人気に加え、Mrs. GREEN APPLEファンの熱量も影響している」と分析しています。やはり、作品とアーティスト、両方のファン層の熱量が合わさった時に、爆発的なヒットが生まれるのですね。
さらに、近年は有名作品の主題歌を“国民的アーティスト”が手掛けることが定番になっていること、そしてOmoinotakeのようにドラマ主題歌で注目されたアーティストがアニメでも話題作に抜擢され、勢いを感じるという話も出ていました。
歌うのが難しい曲ほど挑戦しがいがある!
対談の中で私が特に共感したのは、「ランキングに入ってくる楽曲は、歌うのが難しい曲も多い」という点。水曜日のカンパネラ「サマータイムゴースト」や、Cö shu Nie feat. HYDE「MAISIE」、aikoさん「skirt」などが例に挙げられていました。
「歌えないかもしれないけど、挑戦してみて、意外と歌えた!ってなったときの喜びもカラオケの醍醐味」という結さんの言葉は、まさにカラオケ好きの心を鷲掴みにします。難しい曲を攻略できたときの達成感は格別ですよね!
また、『LAZARUS ラザロ』のように「音楽的に超かっこよくて、作品全体がまるでDJプレイとして構成されているよう」な作品も印象的だったとのこと。音への徹底したこだわりが、アニメの記憶に音楽という感情を深く刻んでいるという話は、アニメ音楽の奥深さを改めて感じさせてくれました。
JOYSOUNDの「どアニメ宣言!」でアニソンをもっと楽しもう!
JOYSOUNDは、「どアニメ宣言!JOYSOUND」をキャッチフレーズに掲げ、アニメ・ゲームファンがカラオケをもっと楽しめるような特設ページを展開しているのをご存じでしたか?
アニメ映像を背景に歌える「アニメカラオケ」はもちろん、最新のアニメ・ゲームソングの配信情報、豪華賞品が当たるキャンペーン、そして今回のような多彩な切り口のランキング情報などが随時更新されています。
私もいつもJOYSOUNDでアニソンを歌いますが、アニメ映像が流れるとテンションが上がりますよね! ぜひ皆さんも「どアニメ宣言!JOYSOUND」の特設ページをチェックして、次のカラオケで歌う曲を探してみてはいかがでしょうか?
▽「どアニメ宣言!JOYSOUND」特設ページはこちら! https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/anime
▽今回のランキング詳細はこちらから確認できます! https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/anime/ranking/2504
まとめ:アニメと音楽は、これからも私たちを魅了する
今回のカラオケランキングと視聴者数ランキングの比較、そしてプロの対談から、アニメと音楽がますます密接に結びつき、私たちを熱狂させていることがよくわかりました。
単に作品が人気だから主題歌も歌われる、というだけでなく、楽曲そのものの魅力、アーティストの力、そしてカラオケで「歌いたい!」と思わせる中毒性や挑戦しがいなど、様々な要素が絡み合ってヒットが生まれているのですね。
次のクールではどんなアニメ作品が登場し、どんなアニソンが私たちの心を掴み、カラオケで歌われることになるのか、今から楽しみでなりません。あなたも、お気に入りのアニソンでカラオケを盛り上げてみませんか?